里山悠々録

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春ダイコンが穫り頃

2023年06月11日 | 畑:根菜類

春ダイコンが穫り頃になっています。
種を播いて約2ヵ月。少々早めの5月末から穫り始めました。
種播き後、マルチの上から不織布をべた掛け。


べた掛けは1ヵ月余り、幅広の不織布なのでダイコンの葉で持ち上がってからも掛けていました。
品種は「春の都」と「新春蒔総太り」の2品種。
今年は欠株もなく、よく揃っています。


昨年は「新春蒔総太り」は初期の生育が悪かったのですが、今年は良好です。
何れも青首で、トウ立ちのしにくい晩抽性品種。


トウ立ちの気配は全く見られません。
不織布のべた掛けもそれなりの効果はあると思います。
昔のように無理な早播きもしなくなり、気温が高い今年なら当然とも言えます。
先に穫り始まったのがトーホク種苗の「春の都」。


例年太りが早く、今年は気温が高いためより早まったようです。


収穫開始は早めにしないと穫り遅れのものが出てきます。今年のように生育が良い場合はなおさらです。
種播き後50日くらい、やや細身のうちから穫り始めました。
今は尻太りもよく、ちょうど穫り頃になってきました。青首も綺麗です。


こちらが「新春蒔き総太り」。


昨年はどういう訳か生育があまり良くありませんでした。
今年は順調で、一見「春の都」と区別がつきません。
しかし、よく見ると葉の色が濃く葉の切れ込みが細かいように見えます。
順調に太っているようです。


これが初めての収穫。


「春の都」よりは太りが少し遅れますが、姿は良い。数日経てば「春の都」と遜色ない姿になりそう。
洗って比べてみました。右が「春の都」、左が「新春蒔き総太り」。


ともに姿は良い。一回り「春の都」が大きいように見えます。
収穫する上ではこのくらいのずれがあった方が収穫期間が長くなり良いかもしれません。
春ダイコンも青首全盛の時代となりました。
大根おろしで食べても瑞々しく甘い。かつての細身で辛い春ダイコンのイメージはすっかりなくなりました。



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