過日、育苗ハウスのビニール掛けを終えましたが、今度は種籾の準備に取りかかります。
昔から見ると作付けが大幅に減少したものの何はともあれ米作りのスタートを実感する時です。
苗作りに失敗は絶対に許されません。野菜のように簡単には播き直しの効かないのが水稲の育苗です。
これが購入した検査済みの種籾。今は出荷の際に種子の証明が必要になるため自種は使えません。
品種は「ひとめぼれ」1品種。
刈り取り作業を委託するようになって以来、我が家のような小規模生産では1品種に絞らざるを得なくなりました。
本来なら、ここで種籾を選別する塩水選を行うところです。
これまで毎年行ってきましたが、今の種籾は精選が良くはじかれる籾は僅か。今年は省略することにしました。
種籾を扱いやすいよう4つの網袋に分けます。
種籾消毒に使う薬剤はテクリードCフロアブル。効果が安定しています。
薬剤を水に溶かし200倍液を作ります。
網袋に入れた種籾を投入して浸漬し、種籾消毒を開始します。
古ビニールで覆いをします。
このままの状態で24時間処理を行えばで完了です。
『今は出荷の際に種子の証明が必要になるため自種は使えません』
こうした事は全く知りませんでした〜
グローバル化 なんていう美辞麗句で誤魔化して、
アメリカのアグリビジネスが日本の農業も支配しようかとしているのは知っているのですが〜
(日本の役人& 役所がする事は、大抵,バックにアメリカの意向が絡んでます)
自種が使えないというのは、かなり危険な要素がありますね。
そして、お金を出して購入した種に対して殺菌をする必要があるというのも 全く知りませんでした。
勉強になります🙇♂
実は近所に、種⇨ 苗 までを育てるところの施設がありました。
長年ずっと作っていたのですが,去年か?今年の春から無くなりました。
理由は知らないんですが〜
コメントありがとうございます。
自種を使えないというのはJAなどを通じて出荷する場合に正しい品種か裏づけを求められるからで、自分で自由に売る場合に必要となるものではないです。
種籾の消毒も必須のものではありません。温湯消毒などの方法もあります。ただし、しなければ病気のリスクは高くなりますね。
当地方にも苗の生産を請け負う大きな施設はあります。何かの理由で中止するケースもあるかもしれませんね。
始まりましたね。
うちも昨日、種籾消毒を始めました。
同じテクリードCフロアブル500mlです。
詳細を教えて下さり有難う御座います🙇♂
知り合いに色々と社会の裏事情をご存知のご老人がが居られるので、深読みし過ぎたかも^^;
でも、色々と知らない事情が有る事にビックリしました。
どのジャンルも色々と有りますね~
^^;
コメントありがとうございます。
そうでしたか。
我が家は僅かばかり赤字覚悟の米作りですが、腐っても鯛と言ったところでしょうか。
新日本紀行のテーマ。確かに記憶にありますね。懐かしい👍
興味を持っていただけるのはうれしいことです😊
コージーさんのバイクへの思い入れやテクニックは素晴らしいです👍