里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

春ハクサイと春ダイコンの種播き

2021年04月12日 | 畑:根菜類

春ハクサイと春ダイコンの種を播きました。
すでに、3週間ほど前に施肥、耕耘から畝立て、マルチまで終わっています。
日にちが経ち、雨でマルチが汚れました。


まずはハクサイ。
品種は渡辺採種場の「はるさかり」いう極早生種。
晩抽性の品種(トウ立ちしにくい品種)です。
直播きです。株間約30センチの2条植え。
マルチに播き穴を開けます。
昔は空き缶に炭火を熾して入れ、熱で穴を開けていましたが、しばらく前からこの道具。


安価な単純な道具ですが、開けたマルチが散らばらず便利です。


丁度50株になりました。


ドリンク瓶で播き壺を付けます。


1カ所に7、8粒播きます。
これでは判別が困難か。


覆土後。


オガクズを掛けます。
水分保持と雨に叩かれない効果を期待。


さらに不織布をべた掛け。
保温と保湿に多少の効果があるかと。


よくハクサイの種播き時期は桜の咲く頃が目安とされます。
それなら今年は3月末でもよさそうなものですが、そうはいきません。
その後の気温がどうなるかは分りませんから。
発芽時から小さい時期に低温に遭うとトウ立ちの原因になります。
この辺りでは、4月10日以降が種播きの時期です。
昔はハウスで5、6枚になるまで苗を仕立て、3月中にトンネルに植付けたこともありました。今はシンプルに直播きのみです。

次にダイコン。
品種はトーホク種苗の「春の都」と言う晩抽性品種。
一部、前年の残り種の「新春蒔き総太り」という品種も播きました。
ハクサイとほぼ同様です。
ダイコンは強いので、ハクサイよりは若干少なめの1カ所数粒。


やはり覆土後にオガクズ。


最後に不織布をべた掛けして終了。


晩抽性品種とはいえ、やはり小さいうちに低温に遭うとトウが立ちやすい。
収穫時にごく短いトウくらいまでなら大丈夫です。
ハクサイ、ダイコンとも上手く発芽してくれますか。


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