画仙紙 半切1/3
数年前、南紀を旅し、熊野三山をお参りしました。その一つが那智大社です。
すぐ側に落差が日本一とされる那智の滝があります。
滝は豪快と言うより優雅といった表現が合いそうです。
50年ほど前に訪ねた時は水量が少なくなっていましたが、その時よりは大分多くなったと感じました。
特徴的なのが周囲が杉の立木に囲まれていることです。
滝を描いても、何処の滝かは分からないものですが、滝のすぐ側まで杉の木が立っているのは他ではあまり見ません。
南紀を旅した折り、印象に残る風景の一つです。
過日、山形の最上から庄内まで足を伸ばしました。
通常、このルートを行くなら殆ど外さないのが羽黒山です。特に五重塔は素晴らしい。
これまで何度か訪ねているので敢えて今回は外しましたが、当地方で印象に残る第一は羽黒山五重塔です。
京都や奈良などでも五重塔は結構な数を見ていますが、小生はここが一番と思っています。
杉木立の中に佇む姿は孤高の塔と言うべきでしょうか。
これは、数年前に所属する社中の墨画展に出品したもの。題名は「羽黒山五重塔」
画仙紙 全紙2/5
すでに投稿済みですが、このたび山形を訪ねたので再掲してみました。
コメントありがとうございます。
出品作品なので多少気合を入れて描きました。
またのペット絵楽しみにしています。