里山悠々録

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シュンギクは不織布のトンネル掛けで未だ旺盛

2024年12月25日 | 畑:葉菜類

シュンギクは摘み取りの最盛が続いています。
品種は「中葉春菊」。
種播きは9月17日。10月半ば過ぎから抜き取り収穫を開始ししました。
その後摘み取り栽培に移行し、主枝、側枝(わき芽)と穫り続けています。
今年は暖冬だった昨年と違い冷え込んでいるので、少々早い今月早々から不織布をトンネル掛けしました。
冷え込んでいるとは言ってもこれが通常で昨年が異常でした。
日本海側はかなりの降雪量になっている所もあるようですが、当地は未だ積雪ゼロ。雨も降らず異常乾燥の状態です。



早すぎるトンネル掛けは収穫が追いつかないと茂りすぎるので微妙ではあります。」
実際、その通りすこぶる旺盛になっています。


但し、シュンギクは強い霜が降りれば凍害を起こしてしまいます。
すでにかなり収穫していますが、伸びるのが早くこのようになっています。
今年は主枝(親茎)を4芽残して摘んでいるものが多く、茂っている要因かもしれません。
それでも徒長はしているわけではなく、しっかりした側枝(わき芽)が伸びています。
側枝は初めのうちは横に伸びますが、次第に立ってきます。
その側枝を長さが20~25㎝くらいになったところから順次摘み取ります。
茂って伸びているこの辺りを収穫してみます。


この株の伸びている側枝(わき芽)を2芽くらい残して切ってみます。


根元に近づいてみると、右の1本はすでに収穫が終わっています。残り3本を切ります。


収穫後。中心は主枝の切り跡。すでにわき芽が伸びており、これが孫茎になります。


しっかりした側枝が穫れました。


別の株で。
これは上下2本の側枝は収穫済みです。左右の2本を2芽残しで切ります。


収穫後。すでに切られていた側枝からはわき芽(孫)が大分伸びています。


2本でもボリューム十分です。


周辺を少し纏めて切ったので、穫ったのが分かりやすいと思います。


茎の細い軟弱徒長したシュンギクは鮮度が落ちやすく品質がよくないとされます。
数株で茎のしっかりしたボリュームのあるシュンギクが穫れました。


当地の露地栽培ではこの後、孫茎まで穫るのはなかなか難しい。
昔はハウスで作っていたので冬期間ずっと穫っていましたが、不織布のトンネル掛けでは長くは持ちません。




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