里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

シュンギク摘み取り栽培は側枝収穫が盛り

2020年12月15日 | 畑:葉菜類

シュンギクは側枝を盛んに収穫しています。
気温が氷点下に下がる日が出てきたので、10日ほど前から不織布をトンネル掛けしています。


9月24日に播いたシュンギクは11月初めから抜き取り収穫をしながら株間を広げ、11月半ばからは摘み取り栽培に移行しました。
品種は「中葉春菊」で、茎が立ち、摘み取り栽培に向きます。
本来ならもっと抜き取り収穫を多くし、株間も20センチ以上に広げるべきですが、追いつかずやや密植です。


摘み取り栽培は丈が20センチくらいになった時に茎を摘み取ります。
主枝(親茎)は数芽残しが普通かと思いますが、株間が狭いので極力2、3芽で摘むようにしています。芽を多く残すと混みすぎで茎が細くなってしまいます。
しかし、見ると数芽残しが結構あるようです。

主枝(親茎)を摘み取ると、わき芽(側枝)が伸びてきます。
今、収穫しているのがこの側枝。子茎になります。
これが摘み取り前。親茎が摘芯され、太い側枝が伸びているのが分ります。
この子茎を2芽残して摘み取ります。


これが2本の側枝を摘んだ後。すでにわき芽が見えます。これが孫茎になります。


これが収穫した2本の側枝(子茎)。


別の株で。
太い側枝が2本伸びています。すでに2本の側枝が収穫済みです。


2芽残しで切ったところ。


十分に太い側枝(子茎)が穫れました。


この辺りの側枝(子茎)をまとめて収穫してみました。
収穫後です。分りにくいかもしれませんが、透けて見えるようになりました。


シュンギクはしっかり摘まないと、ジャングル状態になり、茎が細く軟弱徒長し品質が低下します。シュンギクは茎の太いものが良品です。


側枝(子茎)を穫った後は、孫のわき芽が伸びてきます。この後気温が低下するのでいい孫茎を収穫するのはなかなか大変です。この辺りでは厳寒期になると凍害を受けてしまいます。
昔はパイプハウスの中で栽培し、春先まで収穫しました。今朝は雪が降っていますが、積雪には至っていません。不織布のトンネルでどこまで穫れますか。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
何でもあいますね。 (bluesky)
2020-12-15 23:02:51
春菊は、サラダ、おひたし、鍋と何でもあいますね。 
冷え込んで美味しい時期になったのでしょうか。
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Unknown (kaz)
2020-12-16 11:42:45
blueskyさんへ
コメントありがとうございます。
シュンギクは一番美味しい時かもしれません。
脇役ながら欠かせない野菜ですね。
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