里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

ナスは3本仕立てに整理し簡易な誘引支柱を立てる

2024年06月13日 | 畑:果菜類

ナスは植付けて30日余。品種は渡辺採種場の中長なす「くろべえ」。
植付け時の苗は蕾は結構大きくなっていたものの茎は細く徒長していました。
2週間ほどで不織布を外し支柱に誘引しましたが、樹勢は弱い状態でした。
わき芽は整理するほどでなかったため手を掛けませんでした。
その後適度の降雨もあったことから、それなりに樹勢が付きわき芽も伸びてきました。


ここでわき芽の整理をします。仕立て方はごく一般的な3本仕立て。
主枝と1番花直下のわき芽2本を残し、その下のわき芽は全部搔きます。


この株は少し進んでいる方です。1番果は成り行きに任せていましたが、自然に留まっています。


しかし、これでは樹勢が十分付いたとは言えません。わき芽を搔き小ナスの状態で摘果しました。


他の株も実を肥大させるのはマイナスなのでわき芽を搔くと同時に小ナス以下で摘果しました。


これで綺麗に3本仕立てに整理されました。


今、2番花が開花から花収まりで、近年では速いペースです。
ここで、誘引用の支柱を立てます。資材は全て老朽化したパイプハウスの廃材利用です。
かつて仕立て方や誘引法を幾つか試行しましたが、この方法が最も簡易でやりやすく、続けています。
畝の中央に植えられているナスの両側に適当な間隔でパイプ支柱を立てます。
支柱は上の方が少し広くなるように打ち込みます。


昨年、枝が非常に伸びたので今年は支柱を少し長めのものに替えました。
この縦の支柱に、直管パイプを横にフックバンドで止めていきます。


このようにフックバンドは完全に止めないでおきます。この状態で、横パイプは最後まで十分持っています。


枝が伸びるのに合わせ、横パイプを下から軽く叩き徐々に上げていきます。


枝はパイプに密着すると、誘引止めしなくても動かず垂れ下がりません。
但し、昨年のように非常に丈が伸びた場合は後半に一部誘引止めする可能性はあります。
これでわき芽の整理と簡易な誘引支柱の立て方は完了です。


今月下旬には2番果が穫れ本格収穫となりそうです。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿