里山悠々録

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トマト連続摘芯栽培'23~収穫が始まり2回目の捻枝

2023年07月18日 | トマト連続摘芯栽培

トマトは連続摘芯栽培を行っています。3日ほど前から収穫が始まりました。


2回目の捻枝(ねんし)を行いました。
気温が異常に高いため生育が前倒しになっています。
品種はホーム桃太郎EX。
今年のトマトは最初の花房が本葉9枚から12枚とバラバラです。
そのため全ての株の誘引を同じようにするのは止めています。
この辺り、本葉10枚までに第1花房が着いた株は例年と同じように誘引し、連続摘芯しています。


第1花房が収穫期になっています。
反対側で、最初の捻枝をした第1基本枝の第2、第3花房も大きく肥大しています。
第4花房はピンポン球よりやや大きく、第5花房も着果しています。
その先に第6花房の開花も終わり、葉2枚を着けて摘芯しています。
これが第2基本枝で、すでに自然に横を向いています。


第4花房直下のわき芽は支柱に誘引しており、第7花房が開花中です。これが何れ第3基本枝になります。
第2基本枝を捻枝しました。ぐっと下を向きました。


別の株で。根元を押さえ捻枝します。

横に捻られたのがよく分かります。


すでに横を向いた状態になっており、少し捻っただけで下を向きます。
気温が高く水分が少なくなっているためやりやすい。
十分にはねじ曲げられなくとも横向きになれば果実の重みで次第に垂れてきます。
この辺り、第1花房が本葉11、2枚で着いた株は第1花房から連続摘芯を行っています。


すでに第1、第2花房を着けた枝を第1基本枝として最初の捻枝を行っています。
生育はかなり挽回し、すでに第1花房が赤くなっています。
第1花房直下のわき芽を支柱に誘引し、第3花房はすでにテニスボールくらいになりました。
第4、第5花房も着果しています。これが第2基本枝です。
第3花房直下のわき芽を支柱に誘引し第6花房が開花。
早いものは第7花房も咲き始まりました。これが何れ第3基本枝になります。
第2基本枝を捻枝しました。


捻枝のタイミングとしては少し遅く、枝が硬い。


無理に下を向けなくともこのくらい横になっていればあとは果実の重みで垂れてきます。
第2基本枝の捻枝が全て終わりました。


反対側。


今年はスタートから遅れていましたが、気温が高く思いのほか収穫が早まりました。


今年は第1花房の歩留まりが良く、例年発生の多い灰かびは僅かでした。
樹勢の強すぎる株には4果着けているので、多く穫れそう。
ただし、第3花房に尻腐れ果が少し出ています。


このくらい気温が高ければ多少はしょうがない。樹勢の維持のためよく見て早めに摘果しています。
こちらは庭外れ番外の中玉トマト、フルティカ。


6月末から穫れ始め、すでに第3、第4花房まで進んできました。ここで補完の役割は終りです。



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2 コメント

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匠の技 (りりん)
2023-07-18 23:04:59
こんばんは。
トマト連続摘芯栽培、技すばらしいです。
私は1本仕立てではないのですが、ほとんど放任になってしまっています。
鳥よけのネットをする前までは、世話はけっこうするのですが、ネットを張ったあとはなかなか
トマトの捻枝、この技はなかなか慣れてないと難しいですね。

私も大きさよりも数の方が
9月末くらいまで収穫しています。
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Unknown (kaz)
2023-07-19 07:48:59
りりんさんへ。
コメントありがとうございます。
慣れが一番だと思いますね。
いろんな仕立て方があるので間引き程度の半放任も一つの方法だと思います。
さすがの投稿素晴らしい👍
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