我流プール育苗～プールに入水

　今日で種まき後９日目です。
　薬剤灌注をして２日経ち、全体に揃ってきました。
　今日は、プールに水を流し込みます。
　前もって、サイドビニールを下げ、ハウス内の温度を下げておきます。
　最初に、シルバーポリトウを剥ぎ、南側の直射が当たる側にぶら下げます。

 

 

　ラブシートはまだかぶせたままにしておきます。被覆物を剥いだ後に、直射に当たり、葉先が焼けることが結構あるので、その予防のためで、同時にシルバーポリトウを乾かすのにも好都合です。
　その後、片側のベットごとにラブシートを剥ぎ、水をプールに入れます。

 

 

灌水に使うホースで水を流し込みます。ホースの口についている金具は、ホースが動かないようにする重しです。

 

 

　水は全ての育苗箱の上に水がくるまで入れます。
　均平がとれていると言っても１ミリの狂いもないと言うことはないので、水の最も深いところで草丈の短い苗が水没しないこと。

 

 

　最も浅いところで苗箱の上まで水がきていることを目安にします。

　これは箱の縁がまだ水の上です。

 

　これで完全に箱の上まで水が来ました。

 

　最初の入水は最大床土の面までと指導している所もあるようですが、病害予防のためもあって、私は最初からこのような入水をしています。

　何より省力のためですが。
　水道の蛇口を目一杯に開いて、各ベット約３０分の入水時間でした。

 

 

　トラブルがなければ、数日はこのまま追加の入水はなしです。
　水による保温効果もあり、苗は伸びやすいので、ハウスのサイドビニールは大雨や暴風など特別な気象にならない限り、基本的には昼夜解放です。