里山悠々録

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ハクサイの冬囲い

2020年12月22日 | 畑:葉菜類

ハクサイの冬囲いをしました。
囲い用の白菜の品種は、トーホク種苗の中晩生種「郷秋80日」。


8月25日に直播きました。12月初めくらいで完全に結球しました。本来なら今頃の時期に完全な結球を迎えたいところでしたが、11月の好天で生育が進みました。
昨年、大玉過ぎたので、株間を少し詰めてみました。それでもかなり大きくなっています。
最近、かなり冷え込んでいますが、外葉が元気なので、ぎりぎりまで待っての冬囲いとなりました。
この2列が囲い用。1列に20数株。


手前の列の一部に、早生種を同時期に播いてみました。
こちらはぎっしりと結球し、外葉からやや飛び出し気味です。


今年も2通りの方法で囲います。
奥の方の列は外葉を縛って畑に置いたままにします。


強く縛ったので少し葉が破れましたが、枚数が多いので問題ないでしょう。

外葉はしっかりしているので十分に包むことが出来ました。


この後、さらに不織布で覆いました。


この方法は、この辺りでも良く行われ簡単な方法ですが、厳寒期には外葉が凍害で枯れてきます。
寒冷地のこの辺りで、この方法で完全に冬を越すのは無理があります。したがって、年明け後はこちらから消費します。
手前の1列は作業場の中に取り込んで貯蔵します。これもこの辺りで、ごく一般的にやられている方法。
20数株を運びました。作業は助っ人にお任せです。


少し乾かした後、外葉を少し残して新聞紙で包みます。


逆さまにしてきっちり寄せます。


その上に覆いをして終了です。


この方法が一番確実に冬越しできる囲いの方法です。水分は次第に抜けていきますが、外葉を除いて利用すれば、あまり問題になりません。
昔は大半この方法でやっていましたが、スペースの確保と手間がかかるので半分にしています。
まだ畑にはお盆のさなかに播いた早生種「郷秋60日」が残っています。


これは、何もせず収穫します。低温に当たり少し変色していますが、年内は問題ないでしょう。
これを穫ってみました。

早生種ながら、ずっしりと重くなっています。


ハクサイの市況も安値が続いています。
昔のように大量に漬物にするようなことがなくなりました。我が家でも来年はさらに作るのを少なくするつもりです。



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