まずは羽黒山頂上へ。
参道を抜け、国の重要文化財に指定されている出羽神社に参拝しました。
これも、重要文化財に指定されている梵鐘。約10トンという巨大さです。
ここから車で移動し、メインの羽黒山五重塔へ。
五重塔と言うと、伽藍が立ち並ぶ境内の一角に建つというのが普通ですが、ここは、まったく離れた深山の中にあります。
随神門から入ります。
樹齢五百年級の巨木が立ち並ぶ杉並木は国の天然記念物に指定されています。
ここから長い石段を下り、谷の方に向かいます。
さらに、石畳や小さな橋などをわたり進みます。
これは爺スギと言われる樹齢千年超の巨木。幹周りは10メートルと言います。
この杉の巨木が立ち並ぶ深山に、突如として古色蒼然たる五重塔が出現します。
その神々しさは、正に神秘的で孤高の佇まいです。初めて訪れた時は、感動と同時に驚愕を覚えたものでした。
国宝に指定されているこの五重塔は、数ある五重塔の中でも、私の印象では随一です。
今年は天皇の退位と即位を記念し、内部のご開帳が行われていました。それもあってか観光客も多いようでした。以前訪れた時は観光客もほとんどおらず、深山の静けさが一層の神秘性を引き立てていました。観光客が増えた現在、そこまでは無理としても、十分に雰囲気を味わえます。
コメントありがとうございます。
こちらは終日いい天気でした。
羽黒山五重塔は周囲とのコラボレーションが素晴らしいですね。
道草はここで終わりです。
こちらは曇ったり晴れたりです、kazさん良い旅してますね、羽黒山の五重塔はずっしりと重みがあっていいですね、杉の木も、鐘楼も驚かされます。