里山悠々録

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オクラの密植栽培の効果は?

2021年10月13日 | 畑:果菜類

オクラは穫り始めて間もなく3ヵ月と言ったところ。
密植栽培をしています。


未だ元気に穫れています。


密植栽培すると莢の伸びるのを抑え、草丈の伸びるのも抑えて増収効果がある、と言うのですが。
果たして結果はどうだったか。
一言で言うと、よく分らないと言うのが結論。


もっと沢山作って、普通の栽培と比較してみなければ正確なことは言えません。
1カ所から4本立てにし、20数センチ間隔に誘引しています。
始めは、さすがに混みすぎてどうかと思いましたが、次第に混みすぎという感覚はなくなりました。


収穫するたびに葉かきをするので、上部だけに葉が残ります。


今では茎だけの部分が多くなり、空間がいっぱいです。
草丈の方は人の背丈を超しているので、伸びを抑える効果についてはどうでしょう。


今の葉の茂りは少ないですが、これも時期的な影響が大きい。


オクラで一番の問題は、最盛期に莢の生長が早く、穫り遅れてしまうこと。
密植栽培の一番のメリットはこの莢の伸びを抑えると言うものです。
これまた天候の影響が大きい。
真夏の気温が高い好天となれば、やはり莢の伸びは早い。
今年は8月中下旬、連日雨だったので莢の伸びは適度に抑えられました。
そして、特に今年感じたことは、オクラは強いと言うこと。
オクラは高温性の作物なので暑さに強いのは当然として、雨にも強い。
密植栽培をすると増収効果があるというのは、確かなようです。


助っ人によると、穫れる数は多いと言います。
もっとも、これは本数が多く植わっている効果で、1本当たりにすれば不明。
さすがに、最近は気温も下がり莢の伸びるスピードは落ちてきました。
成長点付近にはまだ沢山の花芽が確認できますが、今月中には片付けます。

密植栽培の効果をはっきりさせるには、もっと沢山作って比較する必要がありそう。
しかし、これ以上作っても持て余してしまうので、それは難しい。


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