ビタミンの宝庫と言われるモロヘイヤ。エジプト原産のモロヘイヤは、今年のような猛暑の年は旺盛に生育します。
わき芽が次々に伸び、2カ月余りたくさん採れています。
エジプトの王様の病いを直したことから王様の野菜と言われるそうですが、私も大好物です。
我が家では、モロヘイヤをとろろ状にしてさっと味付けし、たっぷりごはんの上にのせて食べるのが定番。何度も食べましたが全く飽きがきません。
モロヘイヤもこれから花芽ができ新葉が出なくなると次第に葉が硬くなり美味しくなくなります。来月の初めくらいまででしょうか。
特徴はまあまあ表せたかなと思います。勢いよく描くことを心がけました。
庭に残っていた巨大なケイトウには負けますが、輝くような紅色の特徴ある花の形を描きたかったのですが、どうでしょう。
花部分を拡大してみました。
栄養が良すぎたのでしょうか。茎は帯状になり、巨大な株となっていました。その紅が他を圧するがごとくまぶしく輝いています。
親茎の花が巨大なだけでなく、わき芽の花も大きく育っていました。
これはわき芽ですが、親並みです。わき芽の方が適度な大きさかもしれません。結構、絵になりますので、このまましばらくおいておこうと思います。
水墨画は、普通、和紙に描くことが多いですが、そのままでは作品になりません。和紙は弱くて、しわもできやすく、墨で書くことによって、伸縮の差によりさらにしわができやすくなります。そこで、裏打ちという作業が必要になります。裏打ちの専門家は表具屋さんですが、何枚も頼むのでは、金銭的にも時間的にも大変です。もちろん、展示会などの出品用には専門家にお願いするしかないのですが、そうでない簡易なものを裏打ちするための用紙が市販されています。
そこで、私もホームセンターで購入し、利用しています。
これがその裏打ち専用紙です。大きいものがF10用紙位までの裏打ち用で、小さい方は半切用の裏打ち用紙です。最初から、のり付け加工されていますので、あとは水とアイロンで仕上げます。
裏打ちする前のものです。大分しわができていますし、裏も透けて見えます。
水墨で描いた和紙を裏返しにし、そこにまんべんなく水をスプレーします。
少し水を落ち着かせ、刷毛で用紙を伸ばすようにします。
そこに、裏打ち専用紙ののり付け加工されている側を張り付け、上からアイロンがけします。
表側に返すとこのようになり、しわがなくなり、綺麗になっているのがわかります。
どうしても湾曲するので、この後、重しなどで平らになるように落ち着かせる必要があります。
作業には、若干のコツがいるので慣れる必要はあります。パーフェクトにはなかなかならず、結構しわができたり空気が入ったりすることもありますが、便利です。
1枚ごとにやるのは現実的ではないので、私の場合は、まあまあできたと思うものを選んで一定量ためておき、時々まとめてやるようにしています。
ようやく天候が回復して畑の機械作業ができるようになりました。
ブロッコリーとキャベツに追肥をし、管理機で土寄せを行いました。速効性の肥料を畝の両側に施し、逆転ローターリーで土をはね上げます。遅れると株を痛めやすくなるので、早めに土寄せは終えるようにしています。
これはブロッコリーの畝間に管理機を入れて土寄せをしているところ。十分に土寄せすることで、湿害を防止し、根張りが良くなり、倒伏にも強くなります。
キャベツも同様に行いました。
機械だけですと、どうしてもムラが出るのでクワで手直しを行います。
これが仕上がりの様子。
ブロッコリーでは私流のやり方があります。
土寄せは普通の人より茎の上の方まで上げます。写真のように出始まったわき芽が少しかぶるまで上げます。こうすることで、下の方のわき芽から出た側枝の花蕾がより大きくなるようです。
ブロッコリーは、出荷用には親と側枝の中の大きなものしか出荷できませんが、自家用としては、春先まで次々とわき芽の花蕾が収穫できるので重宝な野菜です。