今日は風か冷たくて、寒い1日であった。
寒い中、無理して新聞配達をして帰ってくると、何だか寒気がして、体調がすぐれず、布団の中に入ると、いつの間にか眠ってしまった。
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昨日、2月22日は、麦ちゃんの誕生日で2歳になりました。
娘が知り合いから貰ってきた麦ちゃんは、誕生日はハッキリ分からないが、獣医さんの診察で2月頃の誕生日と言われたというので、2月22日なら覚えやすいというので、この日が誕生日になりました。
娘に久し振りに「チュウル」を誕生プレゼントとしてもらって、嬉しそうにかぶり付いていました。
大好きな孫たちの椅子を爪とぎ代わりに使っているので、傷だらけの椅子に座ってご機嫌な麦ちゃんです。
頭が痛かったり、咳が出たり、微熱があるので、布団に入って、図書館で借りてきた葉室麟さんの「蛍草」を読む。
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父親を策略で切腹に追い遣られ、母を病気で亡くし、一人ぼっちになった菜々は、武家の女中として働くことになる。
優しい奥方に、庭に咲いている「露草」の花は朝方咲いて、夕方には萎んでしまう儚い花で「蛍草」ともいい、菜々によく似た花であると教えてくれた。
しかし、奥方は肺結核にかかって、息子や娘や旦那様の面倒を菜々に託して、亡くなってしまう。
旦那様も菜々の父親と同じように同じ藩内の武士の策略によって、牢に囚われてしまう。
家は断絶となり、二人の子どもを託されて、野菜を売りながら、生計を立てていると、旦那様の下士だった青年から父親が日向屋の不正の証拠の証書を隠し持っていると聞かされ、父親の残した書類を探しても見つからなかったが、隣の儒者に探してもらうと、和歌集の表紙の裏に隠されていたことがわかった。
青年に証拠の証書が見つかったことを話をしに行ったが、断られてしまった。
旦那様を陥れた武士が証拠の証書を探しに来たので、殺されそうになって、渡してしまい、火の中の入れられて、燃やされてしまった。
新しい城主が御前試合を行うというので、菜々も試合に挑むことにした。
父親の敵討ちとの真剣で、試合に勝ち、父親の証拠者類を城主に差し出すことが出来た。
旦那様が釈放されて、晴れて菜々を迎えに来て、二人の子供の母親になることが出来た。
読みごたえのある本で一気に読んでしまった。
NHKで土曜日の午後6時から時代劇「蛍草」を途中から見ていたので、主人公の清原果耶の好演がこれからも楽しみである。
今日の万歩計は、6,006歩でした。