時代劇のオープンセットは撮影のないときは
廃墟の雰囲気です。
オープンセットに撮影のスケジュールが
入ると,大道具さんがセットの手直しや
塗料の剥げているところを塗り直します
次に小道具さんが建具を入れます。
軒先の提灯、のれん、看板
用水桶、など整えていきます
普段,みすぼらしい廃墟が
一変して活気のある宿場に早変わりです
撮影直前のオープンセットは見事に変身します
そこへ,時代劇の扮装の俳優さんが登場すれば
タイムスリップです
オープンセットの裏側にまわると
表側と違って筋交い、ベニヤ板など撮影に
写らないところはすごいことになっています
テーマパークの東映太秦映画村で
オープンセットは目玉です
浮世絵風の日本橋のオープンセットがありました
そこを人が渡れるように作られています
街並みのセットも飾り付けがいつもされていて
時代劇の扮装の若手俳優さんが点景人物として
歩いていました。
こんどは映画村の入場者(観客)が
オープンセットで時代劇の
タイムスリップを味わいました