初心者の老人です

75才になって初めてVISTAを始めました。

電気紙芝居

2011年09月21日 22時28分57秒 | Weblog


テレビの民間放送が、58年前に

ニッポン放送網(NTV)で始まります



テレビ受像機は14インチ型ブラウン管が

標準でした



この真空管式テレビは

当時の物価から飛び離れて高価でした



生半可な値段ではないので

分割払いの月賦(げっぷ)で

購入する方式が始まりました



この月賦(げっぷ)のことを

ラムネと云われていました

ラムネ(ソーダ水)を飲むと

ゲップが出ることから



その後,電化製品を購入するのに

この月賦方式で電気洗濯機(フーバータイプの1槽式)、

電気掃除機、電気炊飯器、

電気冷蔵庫と続きます



皇太子ご成婚パレードの生中継で

テレビはブームになります



次の「東京オリンピック」で

動く映像(動画)は映画からテレビに

主役が移ります




毎日夕方になると拍子木を鳴らして

やってくる「紙芝居」が楽しみだった

子供たちは新しいテレビに夢中になります



低俗なテレビに「電気紙芝居」と

云われるようになります



「テレビというメディアは

非常に低俗なものであり、

テレビばかり見ていると

人間の想像力や思考力を

低下させてしまう」と

社会評論家の大宅壮一が

一億総白痴化(いちおくそうはくちか)と

言い出します