初心者の老人です

75才になって初めてVISTAを始めました。

青大将

2016年07月09日 22時39分46秒 | Weblog


大映映画は名物の狸御殿、化け猫映画など

怪談映画が作られていましたが

… … …

毛利郁子さんの登場で、蛇の映画が

新たに企画されました

蛇の祟りが主題の映画といっても

のべつ、蛇が画面に出演するわけでは

ありません。



そして、クライマックス、シーンの

撮影がはじまりました

蛇屋?のおじさんが、大きなズタ袋を持って

スタジオにやってきました

袋の中は50匹ほど青大将(あおだいしょう)が

入っているといいます

… … …

青大将を準備しているときに

どこから来たのと尋ねると

なんと、京都・堀川丸太町の北東角の店から

と聞きました

… … …

この蛇屋?さんの通りを隔てて向かいには

同級生で写真研究会のHさんの家がありました



クライマックスのシーンはフカン台の上に

カメラがセットされて、地面の上を50匹の

青大将がうねうねする場面です

… … …

監督の「用意…スタート…」の号令で

蛇屋?さんは袋の口を開きました

50匹の蛇は地面に一瞬広がったあと

サーッとどこかへ消えてしまいました



蛇屋?さんは蛇は明るい所が嫌いで

明々と強烈な照明の地面を嫌って

どこかへ消えてしまったというのです

… … …

撮影が終わって、蛇屋?さんが持ってきた

青大将を集めて、どうしても1匹足りない

と首を傾げていました

… … …

それから、蛇の場面を撮ったスタジオへ

行くのが、どうも気味が悪く

うす暗いスタジオで

その青大将にバッタリ出会ったら

どうしようかと…