初心者の老人です

75才になって初めてVISTAを始めました。

映画台本②

2016年07月15日 21時43分04秒 | Weblog


私が撮影所に就職して

親父は仕事で大先輩に

なりました

… … …

親父は年間4~5本の

映画制作に携わっていました

親父は、新しい台本を持って

帰宅しました



親父は夕食後、晩酌の杯を傾けながら

赤鉛筆で台本にチェックを入れていきます

… … …

新しい台本をどう読んでいくのか

ついに聞きそびれてしまいました



親父が新しい台本を持って帰宅してから

その台本の映画が完成するまで

… … …

母親は私らに家では親父に

話しかけないように静かにしているのよ…

と厳命します。

… … …

これが何時からか家風になっていました



台本のチェックが一段落した親父は

台本を貰ったからといってこの映画の

制作(撮影)が始まるとは限らない

スタジオのセットに入って、

最初のワンカットがシュートするまで

わからないよ…とニコッと微笑みました



映画が企画されて、俳優さん、監督はじめ

スタッフが決まって、本読み(ほんよみ)も済んで

いよいよ制作というときに映画制作が中止に

なることがありました。

… … …

これを「お蔵入り(おくらいり)」といいます