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写真説明:散歩の途中の寺ケ池公園の入り口に差しかかると
消防車が1台止まっています。
公園入り口の黄色マンホールの側に消防士が立っています。
黄色いマンホールは塗りたてで乾くまでその上を歩かないように
見張っているのです。このマンホールは消火栓なのです。
いままで散歩しても,このマンホールが黄色くなるまで
消火栓とは気が付きませんでした。
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映画の台本は,和文タイプライターの印刷台本でした。
テレビの生ドラマ台本は,謄写版の手書きでした。
数人で手分けして原紙を切りますから,手書きの書体が少しずつ違います。
書体の違うところで台本の内容というか,雰囲気が変わって感じられました。
和文タイプライターを趣味で所有し使っている人がいました。
タイピストという職業があるくらいですから。
和文タイプライターはスライドになった活字の行列を一目見て
とても素人には使えないと諦めていました。
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翻訳物の推理小説に,犯人からタイプライターで打鍵した脅迫状が
探偵に届きます。
鋭い探偵は,脅迫文のEの字を見て,犯人は,
左手の中指の力が強いと見抜きます。
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戦争映画で野戦テントに従軍記者がタバコを咥えて英文タイプライターで
流れるように記事を書いている場面を見て,英語圏が羨ましくなりました。
これから和文タイプライターはどうなっていくのかと悲観的になりました。
大阪・阪急梅田駅一階の紀伊国屋書店の文房具売り場に
電動タイプライターが出ていました。キーボートを指でタッチするだけで印字します。
指の指の力の強弱に関係がなくなりました。推理作家には困ったことです。
単語を打鍵すると、小窓に単語のスペルが表示されて、それがOKならば、
エンターキーを押すと,
「ダー…、ダー…、ダー…」
と印字されるスグレモノが出てきました。
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ブラザーから「ピコワード」というワードプロセッサーが十万円以下で
発売されました…。