初心者の老人です

75才になって初めてVISTAを始めました。

続々・諏訪根自子

2012年05月11日 20時41分50秒 | Weblog


戦災に会った浜松を初めて見て

私はショックを受けました



戦災にあってすっかり

見通しが良くなってしまった

浜松市も住んでいるうちに

あちこちに建物が建ち始めていました



街角に諏訪根自子、ヴァィオリン・リサイタルの

ポスターが貼られていました



戦後まもなくの浜松市で

クラシックの演奏会が開かれるのですから

珍しい出来事でした



そのポスターを見ていた

母親はそのリサイタルを

聴きに行くと言いだしました



母親とクラシック音楽とは

戦前、「オーケストラの少女」

主演ディアナ・ダービン、

アドルフ・マンジューで

レオポルト・ストコフスキー指揮の

フィラデルフィア管弦楽団出演の

音楽映画を一緒に見たぐらいでした



結局、母親は演奏会に出掛けました








続・諏訪根自子

2012年05月10日 23時09分18秒 | Weblog


私は17年前、早朝の大阪で

阪神大地震を受けました



地震のあと大火事を招いた

長田区の阪神淡路大震災跡を見て

私は思い出しました



私が国鉄浜松駅に降りて

見た戦災後の街の風景と

まったく同じでした



浜松に落ち着いてしばらくすると

映画館が建ちました

戦後の第一の娯楽は映画でした



映画館は、上映時間中に

停電することがよくありました



映画の間は停電しないように

と祈りながら見たおもいでがありました



街の本屋さんでは

雑誌、リーダースダイジェストが

ベストセラーで発売日には

行列ができて手に入らないことが

あったそうでした



ある日、街にクラシック

のポスターが貼られました



美貌のヴァイオリニスト

諏訪根自子のリサイタルでした









続・引き揚げ

2012年05月09日 21時02分48秒 | Weblog


満州の列車は1時間走っても

車窓の景色は変わらず

延々畑が続いていました



久しぶりの日本の汽車です

駅を出ると鉄橋を渡って

すぐトンネルに入ります

山間を走っていると田圃が続きます

なんと目まぐるしいなあが

当時の私の印象でした




列車はやがて国鉄浜松駅に到着しました





噂は聞いていたのですが

浜松はすっかり焼け野原で

バラックの家が

建ち並んでいました



浜松は空襲ではなくて

浜松沖合からの艦砲射撃で

焦土と化したのでした



街には高層建築などありませんから

遠くに富士山が小さく見えました



我が家、五人は元魚町の

六畳,四畳半二間のバラックに

落ち着きました







引き揚げ

2012年05月08日 21時45分10秒 | Weblog


私が満州新京(長春)の小学校

(春光国民学校)卒業で

終戦を迎えました



胡盧島(ころとう)から

引き揚げ船、信濃丸で

日本へ帰国します



上陸点は九州の

博多が予定でしたが

あいにく船中で伝染病が

発生してしまいました



九州を前にして伝染病が

落ち着くまで

船中で上陸待機でした



結局、数十日して佐世保に上陸しました

久しぶりの数年ぶりの日本上陸(帰国)でした



上陸に際して港でメリケン粉のような

真っ白で強力な消毒薬DDT(でぃでぃてぃ)を

頭から振りかけられました

これで頭から足元まで全身真っ白でした



九州佐世保から真っ黒な煙をはく

蒸気機関車に牽引される列車で

父親の故郷浜松へ向かいました









諏訪根自子

2012年05月07日 22時52分38秒 | Weblog


雑誌,モーストリー・クラシック5月号の

ページをめくっているうちに



多士済々日本の奏者たちは

こうして生まれたという記事に

ゆきつきました



ペテルブルグ留学中の

小野俊一が折からロシア革命の嵐なか

ロシア人妻、小野アンナを伴って貴国しました



この小野アンナ門下で最初に名をあげた

天才少女ヴァィオリニストが諏訪根自子でした



国民的スターとなった根自子はブリュッセル

、パリに移って,戦時下はベルリン・フィルと

共演します



また,インターネットでは

そのとき根自子は

ゲッペルスから

ストラディヴァリウスを

貰うとありました




ダヴィッド・オイストラフ

2012年05月06日 23時09分01秒 | Weblog


モーストリー・クラシック5月号を

偶然にもらいました

… … …

今月号は最新格付け

世界名ヴァイオリニスト特集でした



今月号の表紙は

ダヴィット・オイストラフで

総合ランキング第1位です



SPレコードからLPレコードに

代わったときに、オイストラフの

評判が聞こえてきました



当時、新発売のLPレコードの音質が

あまりにも素晴らしくて

派手なオーケストラに夢中になっていました

オイストラフをじっくり聴いていませんでした



それ以来、五十数年経つのに

オイストラフが総合ランキング1位なのですから

若い耳でもう少し丁寧に聴いておくべきでした



現役ランキング第1位は

クレーメルで

第2位が

アンネ=ゾフィー・ムターです

彼女のツィゴイネルワイゼンが好きです

レコードジャケットのライナーノーツに

コンサートで「クリスチャン・ディ・オール」の衣装で

登場して話題をさらったとあります

彼女は美貌ですから、すばらしい衣装が

似合ったことでしょう



五嶋みどりは第14位です









五嶋みどり

2012年05月05日 22時25分20秒 | Weblog


少年ピアニストに次いで

天才少女ヴァイオリニスト

「五嶋みどり」さんです



大阪フェスティバルホールで彼女の

リサイタルが開かれました

そのリハーサルに立ち会うことができました



舞台にはピアノ1台です

彼女はヴァイオリンを手に登場しました



彼女の有名な逸話は聞いていました



ボストン交響楽団と共演したタングルウッド音楽祭で

演奏中にヴァイオリンのE線が2度も

切れるというアクシデントに見舞われました。



コンサートマスターのストラディヴァリウスに

持ち替えて演奏を続けます。



再びE線が切れてしまいます。



2度目は副コンサートマスターのガダニーニを借りて

演奏を完遂しました。

指揮者バーンスタインは、驚嘆と尊敬の意を表しました。



翌日のニューヨーク・タイムズ紙に、

「14歳の少女、タングルウッドをヴァイオリン3挺で征服」の

見出しが一面トップに躍りました。

「タングルウッドの奇跡」として

アメリカの小学校の教科書にも掲載されました。



フェスティバルホールのリハーサルでは

暗い客席から見守っている母親が

舞台からの照り返しにほのかに

浮かんで見えました





牛田智大君

2012年05月04日 20時51分47秒 | Weblog


テレビのワイド番組を見ていました

… … …

当日、話題のピアニストと

紹介されて現れたのは

なんとキチッとネクタイをしめた

小柄な少年でした



名前を牛田智大(うしだともひろ)君という

12歳の少年です



大きなグランドピアノに座って

リストの「愛の夢」

ショパンの「華麗なる円舞曲」

を堂々と演奏しました



テレビカメラが鍵盤の

彼の手許を撮るのですが

彼の小さな手に比べて

鍵盤が大きく見えます



Youtubeで探すと勿論、すでに

彼の動画がふんだんにありました



Youtubeでピアニストの

辻井伸行(つじいのぶゆき)が見つかりました



ラフマニノフ「ピアノ協奏曲 2番」を

演奏していました

彼は眼が不自由です。

ピアノ鍵盤の位置や

共演するオーケストラ指揮者の合図など

どうするのでしょう。



素人の私には理解できません









ハワイアン&ウェスタン

2012年05月03日 20時59分13秒 | Weblog


Youtubeを流していたら

バッキー白片(しらかた)と

アロハハワイアンズが見つかりました



ハワイアンは昔、流行りましたね

夏になると街のビルの屋上ビアガーデンで

ハワイアン生バンドがよく演奏していました



私は体を壊してから屋上ビアガーデンに

行っていません。20数年になります。

いまも夏になるとハワイアン生バンドが

ステージで演奏しているのでしょうか



Youtubeの和田弘とマヒナスターズで

「誰よりも君を愛す」を松尾和子が歌っています



大橋節夫とハニーアイランダースの

「南国の夜」も聞けました



ウェスタンでは

ハンク・ウィリアムズ→ヘイ・グツド・ルッキンから

コールド・コールド・ハート、.ジャンパラヤ、

ユー・チーテン・ハート.

… … …

ファロン・ヤングもありました

リヴ・ファスト・ラヴ・ハード・ダイ・ヤング

(太く短く…という意味でしょうか)



エディ・アーノルドが見つかりました

I Really Dont Want to Know

菅原洋一が邦題「知りたくないの」として

大ヒットしました



Youtubeは懐メロの宝庫ですね














アルゼンチン・タンゴ

2012年05月02日 21時21分11秒 | Weblog


コンチネンタル・タンゴの

アルフレッド・ハウゼ楽団で

ストリングスにハープが彩りを

添えている曲がありました



スタンリー・ブラックのコンチネンタル・タンゴで

ブラックのピアノをスロー再生にして効果を

あげた曲がありました



コンチネンタル・タンゴは新しい

解釈を加えた曲に興味があります



タンゴの本家、アルゼンチン・タンゴでは

昔ながらのオルケスタ・ティビカが好きです



バンドネオン、バイオリン、ピアノ、

ベースの4人が歯切れのよいリズムを

刻んでいく演奏に醍醐味を感じます



アルゼンチン・タンゴで

電子オルガン、フルートなどの

入れてリズムを柔らかくした

新しい解釈のモダン・タンゴは

どうも馴染めません