経営コンサルタントへの道

コンサルタントのためのコンサルタントが、半世紀にわたる経験に基づき、経営やコンサルティングに関し毎日複数のブログを発信

■■【経営マガジン】 5月3日号 経営とコンサルティング

2014-05-03 07:42:30 | 知り得情報

■■【経営マガジン】 5月3日号 経営とコンサルティング


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 経営コンサルタント歴35年の経験から、

  ◇ 経営者・管理職の皆様
  ◇ 経営コンサルタントを目指す人
  ◇ プロの経営コンサルタント

の皆様に、時宜に即した情報を、毎日お届けしています。

必見経営情報

今 日 の 出 来 事 

【今週の注目】ポイントを掴むと見えるものが異なってくる<o:p></o:p>
 漠然とものを見るのではなく、今何がポイントなのかを押さえてみると、それまで見えなかったものが「視える」ようになります。
 今週の動きを、NHKニュース、日経サイト他を参照して、独断と偏見で項目を選んでみました。また
、最新記事を時系列的に掲載している【独り言】コーナーも併せてご覧下さると一層ヒントを得られやすくなります。


4月28日(月))京都・仁和寺

政府日銀:商業販売統計速報
民間:斉藤日本取引所CEO記者会見
アメリカ:仮契約住宅販売指数

ブログ:【経営コンサルタントのセミナー】

29日(火)

昭和の日
アメリカ:消費者信頼感指数、住宅価格指数
ヨーロッパ:独消費者物価指数速報値(HICP)、英国内総生産(GDP)
ブログ:正午発信【海外ビジネス情報

30日(水)

政府日銀:鉱工業生産指数速報、勤労統計、住宅着工戸数、為替介入実績、黒田東彦総裁記者会見、、経済・物価情勢の展望、日銀金融政策決定会合結果発表
民間:自動車生産・輸出実績
米国:実質GDP、FOMC結果発表、ADP全米雇用リポート、シカゴ購買部協会景気指数(PMI)
欧州ユーロ圏消費者物価指数速報値(HICP)、独失業率
ブログ:正午発信【歴史に学ぶ経営

5月1日(木)

政府日銀:財政資金対民間収支、税収実績
民間:新車・軽自動車販売台数
米国:FRB議長講演、イエレン連邦準備理事会、個人所得・消費支出、ISM製造業景況感指数、新車販売台数
豪亜:中国製造業購買担当者景気指数(PMI)
ブログ:正午発信【時代の読み方

2日(金)

政府日銀:閣議、家計調査、完全失業率、有効求人倍率、マネタリーベース
民間:鉄鋼輸出量
米国:雇用統計、製造業受注
欧州:ユーロ圏失業率
ブログ:正午発信【セミナー情報

3日(土)

ブログ:【今日は何の日】

【 注 】
【ブログ】は、閲覧と発行時間が異なる場合には、掲載ブログとは異なるブログが表示されることがあります。時間を変えてご覧下さるようお願いします。

今 日 の 独 善 解 説    【経営コンサルタントの独り言】 
 独断と偏見で、その日のNHK、日経などのニュースや話題などを、タイミング良く、できるだけ公平公正にお伝えしたいと思います。また、最後に私なりの私見も付けることがあります。読者の皆様からは「わかりやすい」をお褒めの言葉をいただいています。最新記事を時系列的に掲載しているまとめて【独り言】コーナーも併せてご覧下さると一層ヒントを得られやすくなります。
■ 消費増税1か月が経って 2014/05/01

 4月1日に消費税率が5%から8%に引き上げられて1か月がたちました。どの様な変化が起こっているのか、NHKニュースを中心に、私見をまとめてみました。

 予想通り、金額の張ります住宅や自動車などは駆け込み需要の反動で売り上げが減少しています。住宅業界では、去年9月までに契約すれば4月以降の引き渡しでも消費税率が5%に据え置かれる特例が設けられています。そのため去年9月にかけて住宅購入の駆け込み需要がありました。

 去年10月から、当然のことながらその反動が表れました。戸建て住宅の販売会社の中には前の年の実績と比べて30%前後の落ち込みが続きました。4月に入っても状況が大きく改善していないところもあります。

 自動車業界は、4月半ばまでの大手各社の新車販売台数が、一部を除いて去年の実績を大きく下回り、全体では18%余り減少しました。

 デパート業界では、各社とも4月下旬までの売り上げが去年の同じ時期より10%前後の減少にとどまり、反動減は想定の範囲内だと胸をなで下ろしているのではないでしょうか。

 家電量販店でも4月に入って冷蔵庫や洗濯機などのいわゆる白物家電やテレビの販売が落ち込みました。減少幅は徐々に縮小しているようです。

 一方で、ファミリーレストランや焼き肉チェーンなどの外食業界は、4月に入ってから売り上げが去年を上回っているところが多いのです。

 全体的に見ますと、消費増税に伴う駆け込み需要の反動はさまざまな業界に出ています。しかし、多くの企業では今のところ想定以上の大幅な落ち込みは見られてないとみております。むしろ、ボーナス商戦が始まることしの6月以降、持ち直すのではないかという期待すらも出ています。

 この状況は、消費者が、4月以降の落ち込み懸念から値引きや新商品がでるなど、先読みしていたことがその原因と考えられます。この調子で行けば腰折れはないのではないでしょうか。緩やかな回復も期待できるという見方もあります。その背景には、ベア等賃上げムードが中小企業の一部でも行われていることへの期待感が底流にあります。

 ニュースを見ていて、「声を聴いていますけど、現場を見ていない」という印象を受けました。

 中小のスーパーに行きますと、値札が以前と変わっていません。その代わりに、壁に「全商品、消費税を含んでいません」と貼り紙があります。すなわち、実質増税3%分の値上げになっているのです。消費者の大半がそれに気づいていないのです。

 日銀黒田総裁が「2%」は、達成できますと、胸を張っていましたが、年率2%の物価上昇があったとしますと、それは家計に大きく響くはずですが、「日銀総裁が言うのだから、きっと良いことなのだろう」というような見方を国民の多くがしているのではないでしょうか。

小泉元総理に踊らされて、そのツケが廻ってきても、小泉さんが批判の矢面に立っていないように、黒田さんもよいイメージのまま、大金の退職金をもらって任期を迎えるのでしょうか。


【上記以前の最近の記事】 ←クリック

今 日 は 何 の 日
季節の移ろいを見せる毎日ですが、毎日が変化の日です。今日は何なのかを起点に、経営の視点で物事を見て、徒然に自分の思いを記述した、エッセーとは異なる文章にまとめてみました
今日は何の日 総合インデックス 日付を指定して【今日は何の日】を閲覧できます
 ゴミの日 2014/05/03

 「ご(5)み(3)」の「ごみ」の語呂合せから、5月3日は「ゴミの日」です。同様な語呂合わせから、5月30日は「ゴミゼロの日」です。

 現在では、ゴミの収集日が・・・・・<続き> ←クリック

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経 営 情 報 ・ セ ミ ナ | 案 内
◆ 公的機関(e-中小企業ネットマガジン他)からの情報を、掲載条件に基づいてお届けしています。
  ご利用者様のご判断と責任で行動してくださるようお願いします。

2014年5月3日 改訂

◆「中小企業白書」の表紙に、あなたの顔写真が掲載されます!!
 ~応募者全員掲載~

「中小企業白書(2014年版)」は、“小規模事業者への応援歌”をテーマに、その表紙を全国の小規模企業経営者(後継者や起業希望者もOK!)の笑顔の写真で埋め尽くします!応募された顔写真は“必ず全て”掲載され、会社名・氏名も巻末に掲載されます!

掲載写真は、今、まさに募集中!
多くの小規模企業経営者の皆さんからの元気な応募をお待ちしています!
応募された顔写真は必ず全て掲載され、会社名・氏名も巻末に掲載されます!

顔写真募集サイトへ、今すぐアクセス!
hyoshi.phj.jp

※応募締切は平成26年5月16日です。

http://www.chusho.meti.go.jp/pamflet/hakusyo/1403chushoADa.pdf

◆下請適正取引等推進のためのガイドライン「下請ガイドライン」を改訂しました!

経済産業省では、消費税の円滑かつ適正な転嫁の確保に向けて、消費税の転嫁を拒否する行為等に関する想定例や、法令上の留意点、その他の適正取引の推進に関する事項等を追加しました。

詳しくは、以下のサイトをご覧ください。
http://www.chusho.meti.go.jp/keiei/torihiki/shouhizeitenkataisaku.htm

また、中小企業庁では、5月から業種別下請ガイドラインの説明会や親事業者又は下請事業者が属する組合、業界団体等を対象として、出張説明会を無料で実施する予定です。

詳しくは中小企業庁ホームページで公表していきますので、こちらも是非ご活用ください。

◆平成26年度戦略的基盤技術高度化支援事業の公募を開始しました

中小企業庁では、精密加工、立体造形等の特定ものづくり基盤技術の向上につながる研究開発、その事業化に向けた取組を支援することを目的に、中小企業・小規模事業者が大学・公設試等の研究機関等と連携して行う、製品化につながる可能性の高い研究開発、試作品開発等及び販路開拓への取組を一貫して支援する事業の公募開始しました。

[公募期間]4月10日(木)~6月12日(木)

詳しくは、以下サイトをご覧ください。
http://www.chusho.meti.go.jp/keiei/sapoin/2014/0410SenryakuKoubo.htm




中小企業・小規模事業者ものづくり・商業・サービス革新事業
中小企業対策事業 地域オープンイノベーション促進事業
中小企業対策事業 商店街活性化支援事業
小規模事業者支援パッケージ事業 地域力活用市場獲得等支援事業



東京:知修塾 ―――■

 統一テーマ「
財務諸表の見方
 
 貸借対照表の解説(1) 経営士補  戸板 武志 氏
 貸借対照表の解説(2) 経営士補  稲葉 隆治 氏
 
 コーヒーブレイク
 貸借対照表についての経営士の視点  総合アドバイザー 榎本 昭雄 氏
 
【コーディネーター】 経営士  酒井 闊 氏
           http://www.jmca.or.jp/meibo/pd/2091.htm?s

■概 要

知修塾では、コンサルタントとして要求される能力の中でも、主に知識の修得と表現力を養うことを目的としています。

知識の修得面では、当日のテーマについて、講演テーマと講演テーマ以外のテーマに関し、ディスカッションを行い、コミュニュケーション力、実戦力、知識を効果的に習得します。
「財務諸表の見方」(日本経済新聞社編・ 日経文庫 860円+税)を統一教材として、コンサルタントにとって,必要不可欠な,「財務会計」の知識習得と、「財務会計」を活用したコンサルティング手法を習得します。

講演のテーマは、自分の得意分野や苦手の分野あるいは注力したい分野のテーマ作りを行い、調査・整理して、参加する方々を前にしてプレゼンテーション(講演)を行います。

参加者は、そのプレゼンテーションの方法・内容に関して議論・討論を通して知識と表現力・実戦力を修得をしてゆきます。

また、アドバイザー、コーディネーター、をはじめ参加者全員で、当日のテーマの範囲で、講演テーマ以外のテーマについても意見を交わし、知識を広げ、コミュニュケーション力を修得します。

■日 時:平成26年
5月15日(木) 19:00~20:45

■会 場:白王ビル2F 大ホール
     東京都文京区後楽2-3-10 白王ビル2F
     http://www.jmca.or.jp/pdf/JMCA_Map.pdf

■受講料:塾員以外の方でも下記受講料で受講できます
     ビジター 2,000円/回 
     会員   1,000円/回 
     塾員   無料

■対 象:経営コンサルタントに関心ある人
     経営知識を吸収したい人
     人前で話をする技術を習得したい人
     プレゼンテーション技術を習得したい人

■問合せ:日本経営士協会 事務局
>> http://www.jmca.or.jp/toiawase/

●詳細情報
>> http://info.jmca.or.jp/seminar/301/detail/chi20140515.htm


全国共通
   北海道・東北 関東・首都圏 中部 近畿 中国・四国 九州

◆下請代金支払遅延等防止法セミナー(初心者向け)基礎コースの受講者を募集しています!

全国中小企業取引振興協会では、資材・購買・外注・調達等下請取引業務等に携わる方を対象に、下請代金支払遅延等防止法(下請法)の初心者向けセミナー(4会場)を各地で開催します。

<第1回 東京会場 >
[日 時]5月13日(火)
[場 所]国際ファッションセンター (東京都墨田区)
[定 員]150名

<第2回 愛知会場 >
[日 時]5月15日(木)
[場 所]名古屋国際会議場 (名古屋市熱田区)
[定 員]160名

<第3回 東京会場 >
[日 時]5月21日(水)
[場 所]国際ファッションセンター (東京都墨田区)
[定 員]150名

<第4回 大阪会場 >
[日 時]5月27日(火)
[場 所]大阪府社会福祉会館 (大阪市中央区谷町)
[定 員]200名

 *各回とも、時間帯は13:00~17:00、
       参加費は12,000円/人(テキスト代及び消費税込)
http://zenkyo.or.jp/seminar/orijinal_jitumu.htm

 毎日改訂 

経営コンサルタントへの道
メニュー
1. 経営コンサルタントになる前に考えよう
2. 経営コンサルタントは何をする人か
3. 有能な経営コンサルタントが持っている資質
4. なぜ経営コンサルタントに依頼するか
5. 信頼できる経営コンサルタントとは
6. 経営コンサルタントになるための資格
7. 経営コンサルタントとしての成功のポイント
8. 経営コンサルタントを召さす人の実力養成
9. 経営コンサルタント独立起業の手順
  まとめ

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■■ 【今日は何の日】 5月3日  憲法記念日 ■■ 

2014-05-03 07:25:26 | 知り得情報

■■ 【今日は何の日】 5月3日  憲法記念日 ■■ 
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 本日お届けした、その他の記事が掲載されています。



 一年365日、毎日が何かの日です。
 季節を表す日もあります。地方地方の伝統的な行事やお祭りなどもあります。誰かの誕生日かも知れません。歴史上の出来事もあります。セミナーや展示会もあります。
 これらをキーワードとして、私たちは自分の人生に、自分の仕事に、自分自身を磨くために何かを考えてみるのも良いのではないでしょうか。
 独断と偏見で、エッセー風に徒然のままに書いてみました。皆様のご参考にと毎日続けていこうと・・・というよりも、自分自身のために書いてゆきます。
 詳細 ←クリック

今日は何の日インデックス

】  日付を指定して【今日は何の日】を閲覧できます
今月の今日は何の日】 【今日は何の日】の今月分を月単位で閲覧できます

 

■■ 【今日は何の日】 5月3日  憲法記念日 ■■

 
■ 憲法記念日

 5月3日は、日本国憲法の施行を記念した「憲法記念日(Constitution Memorial Day)」で、国民の祝日です。
 日本国の現行の憲法典である日本国憲法は1946年11月3日に公布され、翌年5月3日に施行、1948年7月に公布・施行の祝日法によって制定されました。

【Wikipedia】


 憲法記念日(けんぽうきねんび)は、国民の祝日の一つ。日付は5月3日。国民の祝日に関する法律(祝日法、昭和23年7月20日法律第178号)では「日本国憲法の施行を記念し、国の成長を期する」ことを趣旨としている。1947年5月3日に日本国憲法が施行されたのを記念して、1948年公布・施行の祝日法によって制定された。ゴールデン・ウィークを構成する日の一つである。
 日本国憲法は、第二次世界大戦における大日本帝国の敗戦後の被占領期に、大日本帝国憲法の改正手続を経て1946年(昭和21年)11月3日に公布され、1947年(昭和22年)5月3日に施行された。施行されてから現在まで一度も改正されていない。そのため、日本国憲法の原本は歴史的仮名遣であり、漢字表記は当用漢字以前の旧字体である。

■ ゴミの日

 「ご(5)み(3)」の「ごみ」の語呂合せから、5月3日は「ゴミの日」です。同様な語呂合わせから、5月30日は「ゴミゼロの日」です。
 現在では、ゴミの収集日が決まっていて、出しておけばいつの間にか運んでいってくれます。この恩恵のありがたみを、東日本大震災でボランティアしてきた人でないとわからないだろうと、知人が言っていました。
 コロンブスの卵ですが、分別収集という方法を考えた人も立派だと思います。
 私の仕事の拠点は東京都文京区ですが、ここではかつてはプラスチックは燃えないゴミとして分類していました。燃えないゴミの廃棄場所が少なくなってきたという理由で、燃えるゴミに変更されました。
 焼却機器や技術の改良で上記の変更が可能になったのかも知れません。
 外国人が多くなってきて、分別収集日の不徹底で、ゴミ置き場の近隣の人が迷惑をしているということも聞きます。ゴミカレンダーサービスを利用すると、「今日は何の日」ではないですが、「今日の分別は○○です」ということを携帯電話にメールで知らせるサービスがあるのですね。

  図 ゴミカレンダー ←クリック

 

■ その他

◇ 浜松まつり
(~5日)
◇ 京都伏見稲荷還元幸祭
◇ 橘寺橘祭
◇ 博多どんたく(~4日)


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■■【経営コンサルタント竹根の起業日記】 2014年5月第1週までのあらすじ、登場人物

2014-05-03 07:15:20 | 知り得情報

■■【経営コンサルタント竹根の起業日記】 2014年5月第1週までのあらすじ、登場人物



 【小説・経営コンサルタント竹根の起業日記】は、10年のサラリーマン生活をしてきた竹根好助35歳の経営コンサルタントとしての独立起業日記です。
 これから経営コンサルタントとして独立起業しようと考えている人の参考となることを願い、経営コンサルタントとしての実践を経験的に語るつもりです。

【 注 】
 ここに記載されていることは実在の企業とは何ら関係ありません。


【あらすじ】 【登場人物】 【作者紹介】 ←クリック

【小説 新米経営コンサルタント竹根の起業日記】 経営コンサルタントのありし日

 経営コンサルタント起業日記を読むポイント

 日記の主であります私(竹根)は、35歳の商社マンです。産業機械部第一課課長、2013年4月1日に経営コンサルタントという職業に関心を持ちました。
 最近、部長とぶつかることが多い竹根である。商社の限界を感じたり、経営コンサルティング業による社会貢献のすばらしさがわかってきたり、ついにはヘッドハンターからコンタクトがあったりと揺れ動く竹根。サラリーマンを辞めるのか、それとも、別な道を歩むべきか、迷った挙げ句の決断は、日本を代表するコンサルティング・ファームである竹之下経営にお世話になることに決めた。しかし、転職を直前にして、心が揺れる竹根である。どうするのか・・・
 毎日20時30分頃発信しています。ただし、一部は翌朝の発行となることもあります。

 <プロジェクトX風に読む>

 【小説・経営コンサルタント竹根の起業日記】は、10年のサラリーマン生活をしてきた竹根好助35歳の経営コンサルタントとしての独立起業日記である。私の分身とも言える友人が、文才のない私に代わって書いてくれることになった。
 これから経営コンサルタントとして独立起業をしようと考えている人の参考となることを願い、経営コンサルタントとしての実践を経験的に語る。
 ただし、ここに記載されていることは実在の企業とは何ら関係のないことである。また、この日記を参考にして生じた君もしくは君の関係者に発生した問題については、当方は一切関知しない。
 では、諸君の成功を祈る。

 【ご挨拶】

 小説・経営コンサルタント竹根好助シリーズは、私の生涯の友人で、私の経営コンサルタント業について、私以上に詳しく理解している作家千平紗門氏の作です。当ブログでも彼の作品の一つを連載したことがあります。
 この度、千平紗門氏が、竹根好助の若かりし頃を現代に置き換え、これから経営コンサルタントを目指す人、経営コンサルタント業を始めたばかりの人を対象に、日記風に紹介して下さります。
 上記の人だけではなく、すでに経営コンサルタントとしてご活躍の先生や企業の経営者・管理職の方々にも何らかの示唆があると思います。
 私の昔話が、現代に置き換わって紹介されるのを読ませていただき、何となくこそばゆい思いをしています。
 日記ですので、小説のように起承転結があるわけではないですが、日々、何かを読者の皆さんに感じ取っていただければ幸いです。

【初めてお読みになる方】

 初めての方で、これから経営コンサルタントを目指そうという場合には、初回からお読みになることをお勧めします。このブログは、毎日20時30分頃発信するようにしていますが、翌朝7時過ぎに、再掲載もしています。

あらすじ

 かねてより経営コンサルタント業に興味を持っている竹根好助は35歳の商社マンである。通勤途上で、「経営コンサルタント」をキーワードとしてグーグルで検索したところ、トップに表示された「経営コンサルタントへの道」というページが妙に気になり、毎日のように開くようになった。

                                 愛コンサルタントという男から知修塾という若手経営コンサルタントの勉強会に誘いの声がかかった。独特な研修会で、次第に日本経営士協会という団体に興味を持つようになった。経営士という言葉が気になり、また同じサイトを開くと経営コンサルタントの資格についての記述とともに「中小企業診断士だけが経営コンサルタント資格ではない」というショッキングな表現が目に留まった。日本経営士協会が他に知られる著名な組織・団体・会社よりも早く、日本で最初にできた経営コンサルタント組織であることがわかる。

                                 2013年11月末で竹之下経営へ転職。転職したその月の初日12月1日は日曜なのに、仕事にかり出された。商社とは全然異なる仕事ぶりに戸惑うばかりか、その実態はカルチャーショックでさえある。

                                 コンサルティング・ファームのすごさを見せつけられる一方、企業診断や社員研修等の仕事に偏重し、何となく違和感も覚えるようになった。商社時代にお世話になったセント光学や匠製本の社長達からのコンタクトもあるが、コンサルティング・ファーム勤務の実状から期待に充分応えられないでいる。平均年収が一千万円に満たない経営コンサルタントが50%近くもいるという経営コンサルタント業界の厳しさも知った。

                                 研修を行った会社からクレームの電話が来るが、上司等は、いつもながらの腑に落ちない対応である。新しい提案をしても、頭ごなしの否定である。何となくモヤモヤしているが、本部長が杓子定規な考え方で、竹根の提案を検討知らしようとしないことに、さすがの竹根も堪忍袋の緒が切れた。ついに、「こんな会社なんか辞めてやる!!」とコンサルティング・ファーム生活に見切りを付ける決心をした。始めは慰留していた会社も、態度が一転して冷たかった。その反映で、サラリーマン最終日は寂しい別れで、前途の多難さを感じた。 どちらかというと堅実な性格である竹根が、サラリーマンを辞めると言うことは、竹根を知る人はおろか、竹根自身でも考えられないことである。子供達は、平日に父親を見ることがなく、しかも惰眠をむさぼっている父親を見るのは初めてである。妻も、親友の秋元も、竹根に気を遣ってくれた。
                                 サラリーマンを辞めても自己研鑽を続けるのは竹根らしい。クリティカル・シンキングの勉強は続けるようである。一方、サラリーマンと異なり、独立起業した以上、やるべきことがいろいろある。個人事業主としての開業手続を慣れない中で始めた。サラリーマン時代には、特別な場合を除いて週末は出勤もせず、休んで家庭サービスもできるが、経営コンサルタントとして独立起業してみると、何となく休むことに抵抗感を感じる竹根である。
                                 一方で、経営士・コンサルタントとして開業するにもかかわらず、知らないことが多く、不安にもなる竹根である。

 2014年4月 独立起業2か月目

 桜が処々で咲き、高知などの暖かい地方では満開の他よりも聞かれる。世の中が華やかなニュースが流れるほど、クライアントのいない心許なさは募るばかりである。
                               

 しかし、駆使の研究だけは、歯を食いしばっても続けている。開業届出手続も、青色申告手続も含めほぼ終わった。
                               

 クリティカル・シンキングの研究は、引き続き継続している。同じことを長くやっているとあきると心配していたが、奥が深く、興味は増してきている。系コンサルタントだけではなく、管理職にも有益であることが分かり、今後コンサルティングの一環としても利用できそうな気がしてきた。
                               

 チュータリングサービスも、今月から模様替えである。今まで土曜日だけであったのが、今年度からは第二水曜日と選択ができることになった。私は水曜日を選んだら、廻りは皆プロとして活躍している会員さんが大半である。
                               

 オリエンテーションが終わると、突然PDCAについて説明せよと指名をされてどぎまぎしてしまった。一方で、PDCAなんて誰でも知っていることに対して、プロの集まりである協会でなぜいまさら勉強をする必要があるのだろうかという疑問が湧いた。
                               

 しかし、結果的には、世界的にあたり前と持っていたPDCAを、講師が否定するような発言をしたのである。講師が、なぜそのような世間一般で当然と間がルこをに対してこのようなことを言うのかわからない。とはいえ、ここで自分が思考を止めてしまえば、PDCAの本質を掴ませたいという講師の意図を理解できないで終わってしまう。
                               

 日本経営士協会のチュータリングサービスで「マネジリアル・ヘルパー」というヒントをもらえた。経営コンサルタントとクライアントを繋ぐ、橋渡し役的な業務でもあり、何か自分が進むべき道が見えてきたように思える。PDCAのことも考えたり、マネジリアル・ヘルパーについて考えたりしている中で「そうだ!先輩の鞄持ちをやりながら、いろいろと勉強させてもらおう」という結論となった。早速相談員の先生にコンタクトをしたところ、ノーの返事が返ってきた。プロの世界の厳しさを思い知らされた。
                               

 タイミング良く日本経営士協会のチュータリングサービスで「業務代行」という話と個別指導メールから、自分自身の経営コンサルタントとしてのあり方が見えてきたように思える。

                                 クライアントが見つからない気分が重い竹根であるが、曙光が見えてきたようである。

【登場人物・団体・企業】

◇ 竹根好助 若き日の私にそっくりな男、35歳の商社マン、2013年4月1日に経営コンサルタントとしての独立起業を考える。

◇ 愛コンサルタント
 日本経営士協会理事長である愛氏が経営する会社。愛氏は経営コンサルタント歴四十年の大ベテラン

◇ 日本経営士協会 経営コンサルタント業界で最初にできた資格付与・育成の団体。首都圏で「知修塾」という若手コンサルタント育成講座を毎月開催している。

◇ 笹本 日本経営士協会知修塾コーディネーター

◇ 秋元 商社マン、竹根の大学時代からの親友。教育学部で数学を専攻

◇ 匠製本 東京文京区にある、従業員10数名の製本機械メーカー

◇ 橋上社長 匠製本機械社長、一流国立大学卒、理論家

◇ 萩野専務 営業・輸出担当


◇ 竹之下経営 日本を代表するコンサルティング・ファーム、竹根がお世話になる

【バックナンバーの読み方】 ←クリック
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【バックナンバー】 Yahooブログ  アメブロ ブログ人  社長ブログ
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経営コンサルタントの独り言

2014-05-03 03:42:05 | 【話材】 経営コンサルタントの独り言



■■【連載 経営トップ15訓】第3訓 1/2 壁に耳あり障子に目あり  http://t.co/6XTQeNpwo0






■■【経営コンサルタント竹根の起業日記】 2014年5月第1週までのあらすじ、登場人物 http://t.co/imSs61VPvD






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