【ナレーション付き映像で見るカシャリ!ひとり旅】7 市内散策2 とおの昔話村 2 柳田国男展示館
若い頃からひとり旅が好きで、経営コンサルタントとして独立してからは、仕事の合間か、旅行の合間に仕事をしたのかわかりませんが、カメラをぶら下げて【カシャリ! ひとり旅】をしてきました。
旅は、時間に追われる現実からの開放、明日への糧となります。
写真は、自分の記録であるとともに、お節介焼き精神から、他の人に情報提供も兼ねてとり続けてきました。
何を思って撮影したのだろうか? 自分も行ってみたい・・・
他の人に、そう思っていただける写真を撮りたいと思って、ライフワークとして、続けられるだけ続けてまいりたいです。
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■■ 岩手県遠野市
遠野市は、岩手県内陸部南寄りにある都市です。柳田國男の『遠野物語』の舞台となった町で、河童や座敷童子などが登場する「遠野民話」が伝わる里です。
東京からは、4時間ほどでたどり着けます。おもっていた以上に近いところにあります。
■ 遠野ふるさと村 昔ながらの山里を再現
遠野を訪れたら、ぜひ、訪れて欲しいのが「遠野ふるさと村」です。
ここは、標高1917メートルの早池峰山の山麓に広がる、遠野の里山から水田のある地域に、昔ながらの山里の風景を、再現した施設です。
■ アクセス
街の中心地からは、12キロも離れたところにありますし、バスの本数も少ないですので、交通手段と時間は、事前に充分に検討しておく必要があります。
バスも駐車できる、大きな駐車場がありますので、レンタカーでも心配ありません。
■■ 民話の里「遠野」 市内散策 ■■
7 市内散策2 とおの昔話村 2 柳田国男展示館
とおの物語の館は、旧名が「遠野むかし話村」といいます。遠野下町資料館の姉妹館で、そこから徒歩で数分のところにあります。
遠野駅から500メートルほどのところにありますので、徒歩でも10分ほどで行くことができます。駐車場も広いですので、レンタカーをした人でも行きやすいです。
■ 市内散策 とおの物語の館・遠野むかし話村・柳田国男展示館
柳田国男胸像と柳田国男展示館
遠野昔話蔵を回り、出口を出ますと正面入口ホールに戻ります。
正面から入って左手が、柳田国男展示館です。この展示館は、旧高善旅館と旧柳田国男隠居所の二つの、移築された建物で構成されています。
柳田国男は、明治8年(1875年)に、兵庫県で誕生しました。日本における民俗学の開拓者といえる、民俗学の重鎮です。
柳田國男は、日本民俗学の意義について、「平民の過去を知ることである」「平民の今まで通って来た路を知ることは、我々、平民から言えば、自分を知ることであり、即ち、反省である」と書いています。
彼は、若き頃、多数の書物に接し、そこから膨大な知識を入手していたことが、彼の著書などから読み取れます。
旧高善旅館の帳場
旧高善旅館は、柳田国男が、遠野物語の構想を練った宿です。明治から昭和にかけて、遠野を代表する旅館です。
中に入りますと、左手に女中部屋があり、主人や家族の居住空間となっています。反対側は、帳場、主人のいる部屋があり、仏間と接しています。
柳田が泊まったのは、二階の客室です。折口信夫や、中世ロシアの英雄として讃えられている、アレクサンドル・ネフスキーも、この旅館に泊まっています。民俗学調査の拠点として、利用されていたのです。
【Wikipedia】
アレクサンドル・ネフスキー(Александр Ярославич Невский, 1220年5月30日 - 1263年11月14日)は、ノヴゴロド公国の公を経てウラジーミル大公国の大公(在位:1252年 - 1263年)となる。アレクサンドル・ネフスキー、アレクサンドル1世とも。中世ロシアの英雄として讃えられている人物。正教会で列聖されている。妻はポロツク公ブリャチスラフの娘・アレクサンドラ、息子にはヴァシーリー、ドミトリー、アンドレイ、ダニールがいる。
展示館の隣が旧柳田隠居所です。東京の高級住宅街、世田谷の成城にあったのですが、ここに移築されました。
隠居所には、昭和31年1月から、昭和37年8月に、88才で永眠するまで、妻のタカと共に過ごしました。
ここでは、柳田の香積や著作が紹介されています。
【 注 】
とおの昔話村の映像シリーズには、たくさんの写真が紹介されていますので、是非、下記のURLよりお楽しみください。
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日本全国、カシャリとした写真や動画をお楽しみ下さい。 |
遠野をナレーション付き映像で体感
【 注 】 ユーチューブだけではなく、ブログ・サイトでも紹介しています。
http://www.glomaconj.com/butsuzou/meisho/indexmeisho.htm
民話の郷「遠野」市内散策
遠野蔵の道・城下町資料館 | https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/e/a30c60051953339544af4470244eae01 |
とおの物語の館 遠野民話や物語と柳田国男 1 | https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/e/df28a18c0c74976a1db205562c465f29 |
とおの物語の館 遠野民話や物語と柳田国男 2 | https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/e/76c856a0243de0733ad0639f9d2b429e |
とおの物語の館 遠野民話や物語と柳田国男 3 | https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/e/425bf3d83cc4ac8e9ad356911c75d4c7 |
遠野市内を見下ろす鍋倉公園 城跡と神社 | https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/e/8c33a703b149f865d2046346a2887b65 |
遠野市立博物館で歴史と文化を学ぶ | https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/e/75e73088e95f522a58149d19bc9d0df5 |
民話の里「遠野」1 | 民話の里・遠野を知る | 6分 | |
カッパや座敷童(わらし)などで知られる遠野は、柳田国男の遠野物語が処々で現れてきます | |||
民話の里「遠野」21 | 水光園古民家村概要 | 6分 | |
豊かな水を、ふんだんに用いた庭園は、滝もあり遠野を俯瞰的に見るための第一歩です。 | |||
民話の里「遠野」22 | 水光園遠野池・カッパ | 7分 | |
遠野池の夢見堂にまつわる女神伝説と、ここに棲むカッパの家族をご紹介 | |||
民話の里「遠野」23 | 水光園古民家を巡る | 9.5分 | |
代表的な藁葺き屋根「曲り家」や、曲り家に付帯する水車小屋や納戸と遠野を体験する建物の紹介 | |||
民話の里「遠野」3 | 福泉寺木彫り観音日本一 | 16分 | |
真言宗法門山福泉寺は、岩手県の代表的な寺院、五重塔・多宝塔や日本一の木彫りの大観音で知られる | |||
民話の里「遠野」41 | ふるさと村1 山里と農村生活 | 12分 | |
遠野の里山を体感し、農村風景を代表する曲り家と、馬を大切にする人々を知る | |||
民話の里「遠野」42 | ふるさと村2 山里と農村生活 | 12.5分 | |
遠野の里山を体感し、農村風景を代表する曲り家と、馬を大切にする人々を知る | |||
民話の里「遠野」51 | カッパが棲む常堅寺裏の淵 | 7分 | |
常堅寺の裏手のカッパ淵では、キュウリでカッパを釣ることができるそうです | |||
民話の里「遠野」52 | 伝承園 遠野を手際よく体感 | 13.5分 | |
民話の里「遠野」を、短時間で体感 曲り家や水車小屋、おしら様や座敷わらし、農村生活を垣間見る | |||
民話の里「遠野」6 | 遠野城下町資料館で歴史を | 6分 | |
戦国時代から続く遠野南部家の装束や武具が展示され、小藩とは思えない豊かさを感じさせてくれます | |||
民話の里「遠野」7 | とおの物語の館 | 11分 | |
遠野の古民家と、昔話や遠野物語の世界を視覚、聴覚、触覚で感じ取る 柳田国男と功績を知る | |||
民話の里「遠野」8 | 市内を見下ろす鍋倉公園 | 5分 | |
南部藩の城址が遠野市民だけではなく観光客の憩いの場として整備され、南部神社が拠点となっています | |||
民話の里「遠野」9 | 博物館で歴史と文化を学ぶ | 7.5分 | |
「遠野物語の世界」・「遠野の自然とくらし」・「遠野の民俗学」を「山」「里」「町」、3つの暮らし分類で見る |