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■【きょうの人】 0208 ■隆光 江戸時代中期の新義真言宗の僧 ■ピョートル大帝(1世) 帝政ロシアの代表的な皇帝

2023-02-08 06:33:00 | 【話材】 きょうの人02月

 

  【きょうの人】 0208 ■隆光 江戸時代中期の新義真言宗の僧 ■ピョートル大帝(1世) 帝政ロシアの代表的な皇帝

 

 独善的な判断で、気になる人を選んでご紹介しています。

 そこに歴史や思想、人物、生き方などを感じ取って、日々の生活やビジネスに活かしてくださると幸いです。

 

■ 隆光 江戸時代中期の新義真言宗の僧


 りゅうこう
 慶安2年2月8日(1649年3月20日)-享保9年6月7日(1724年7月26日)


 江戸時代中期の新義真言宗の僧で、大和国の旧家河辺氏からの出身。初名は、河辺隆長、字(あざな)は栄春です。

 1658年(万治元年)仏門に入り、長谷寺・唐招提寺で修学した後、奈良・醍醐で密教を修め、儒学・老荘をも学びました。

 1686年(貞享3年)5代将軍徳川綱吉の命により、将軍家の祈祷寺である筑波山知足院の住職となり、その後、急速に綱吉の帰依を得ることになりました。10月3日に、江戸城黒書院で安鎮法を修しています。

 1688年(元禄元年)には、知足院を神田橋外に移して護持院と改称してその開山となりました。

 1695年(元禄8年)には新義真言宗の僧では初めて大僧正となり、宝永4年2月25日に隠居し、駿河台成満院へ転住しました。

 しかし、綱吉の死去と共に失脚し、宝永6年(1709年)には江戸城への登城を禁じられるまでに至りました。

 筑波山知足院への復帰願いも認められず、失意の内に大和に帰郷し没したといわれています。墓所は大阪府羽曳野市と奈良市の佐紀幼稚園裏の2カ所にあります。

 

■ ピョートル大帝(1世) 帝政ロシアの代表的な皇帝

 Pyotr I Alekseevich(ラテン語表記)
 1672年6月9日(ユリウス暦5月30日)-1725年2月8日(ユリウス暦1月28日)

 モスクワ・ロシアのツァーリ(在位:1682年 - 1725年)、初代ロシア皇帝(在位:1721年 - 1725年)。

 ツァーリ(皇帝位)を父に持ち、大北方戦争での勝利により、ピョートル大帝と称されるようになりました。

 ロシアをヨーロッパ列強の一員に押し上げ、スウェーデンからバルト海海域世界の覇権を奪取してバルト海交易ルートを確保しました。黒海海域をロシアの影響下に置くことを目標とした「南下策」をとりました。

 これらを達成するために治世の半ばを大北方戦争に費やし、戦争遂行を容易にするため行政改革、海軍創設を断行しました。その実現のために、貴族に国家奉仕の義務を負わせ、正教会を国家の管理下に据えるという、帝国における全勢力を皇帝の下に一元化しました。

 また歴代ツァーリが進めてきた西欧化改革を強力に推進し、外国人を多く起用して国家体制の効率化に努めたことも知られています。

 1721年に大北方戦争の勝利を記念し、元老院にインペラートルの称号を贈らせ、国家名称をロシア帝国に昇格させたのです。ロシアを東方の辺境国家から脱皮させたその功績は大きく国内で評価され、「ロシア史はすべてピョートルの改革に帰着し、そしてここから流れ出す」とも評されるほどです。


 私が高校生の世界史の時間に、先生がピョートル大帝の逸話として、大帝は背が低く、いつも家臣から見下ろされているのが嫌で、厚底のハイヒールを履いていたことを話してくれました。その先生は、「視線の重要性」を人間関係の見地で話してくれたのです。

 しかし、実は、ピョートル大帝が、「ハイヒールを履いた最初の皇帝」ではないことが、後にわかりました。

 大帝は、身長203cmの大男であって、普通の人間と並ぶといつも首だけ高く出っ張っていたそうです。復活祭等の挨拶をする際には、背中が痛くなるほど身体を屈曲させて周囲にあわせたという逸話が残っているくらいです。

 

◆ 【きょうの人】 バックナンバー

 歴史上で活躍したり、仏教など宗教関係の人であったり、ジャンルはいろいろですが、彼等から、学ぶところが多々ありますので、それをご紹介します。

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【 注 】

 【きょうの人】は、【Wikipedia】・当該関連サイトを参照・引用して作成しています。


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