【きょうの人】 0206 寛空 寂 東寺・仁和寺等で要職に就く
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■ 寛空 寂 東寺・仁和寺等で要職に就く
かんくう
元慶8年(884年)-天禄3年2月6日(972年2月28日)
別称: 蓮台寺僧正、香隆寺僧正
平安時代中期の真言宗の僧で、俗姓は文室氏、出身地は京都(河内国説もある)と言われていますが、定かではないようです。
宇多法皇の侍童をつとめた後に出家して法皇及び神日(じんにち)から法を受けました。
945年(天慶8年)に権律師となり、その後、東寺長者・金剛峯寺座主・仁和寺別当・同寺法務を歴任し、964年(康保元年)僧正に至りました。
一生涯に、孔雀経法を8回修し、その修法による霊験で知られています。
上品蓮台寺(じょうぼんれんだいじ)を建立し、971年(天禄2年)に諸職を辞して蓮台寺の充実整備を行い、村上天皇の御願による一時、香隆寺と称したこともあります。
上品蓮台寺は、京都市北区紫野十二坊町(蓮台野の附近)にある真言宗智山派の寺院で、山号は蓮華金宝山、院号は九品三昧院です。ご本尊は、延命地蔵菩薩です。
寺伝によりますと、聖徳太子が母の菩提寺として建立し、宇多法皇が中興したという由緒ある寺院です。しかし、『日本紀略』同日条に記載からも、実質的には寛空の創建といえます。
それまでの役職を辞し、上品蓮台寺の充実をはかるなど、安定志向の強い者に取ってはなかなかできないことをやり遂げた人といえます。 (【Wikipedia】を基に作成)
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【 注 】
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