【きょうの人】 0313 ■ 高村光太郎 私の座右の銘「道程」の作者 ■ 上杉 謙信 ■ 頓阿 新拾遺和歌集の撰進
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■ 高村光太郎 私の座右の銘「道程」の作者
たかむら こうたろう
1883年(明治16年)3月13日 - 1956年(昭和31年)4月2日)
日本の詩人・歌人・彫刻家・画家で、現在の東京都台東区東上野一丁目の出身で、本名は光太郎と書いて「みつたろう」と読みます。
父は、彫刻家・仏師であります高村光雲で、そのえいきょうもあるのか、光太郎も日本を代表する彫刻家です。また、画家としても、評論や随筆、短歌にも通じ、能書家としても知られています。
『道程』『智恵子抄』などの詩集もあり、教科書にも多く作品が掲載されています。日本文学史上、近現代を代表する詩人の一人といえるほどです。
詩集『智恵子抄』はよく知られていますが、『道程』の冒頭「僕の前に道はない 僕の後ろに道は出来る」は、この詩を初めて目にしたときに、私に啓示を与えてくれたようにさえ思えました。
■ 上杉 謙信 没 戦国武将、関東管領
うえすぎ けんしん) / 上杉 輝虎(うえすぎ てるとら)
享禄3年1月21日(1530年2月18日)(グレゴリオ暦1530年2月28日)-天正6年3月13日(1578年4月19日)
戦国時代の越後国の大名で、後に山内上杉家16代当主となります。武田信玄と並ぶ、戦国時代でも屈指の戦上手といわれ、その神懸った戦績から後世、軍神や、「越後の龍」などと称されました。
越後守護・上杉家に仕える越後守護代・長尾為景(三条長尾家)の四男として生まれ、初名は長尾 景虎(ながお かげとら)でした。
1561年(景虎31歳)の折に、関東管領・上杉憲政の養子となり山内上杉氏の家督を譲られました。「上杉」姓と憲政の「政」の1字を与えられて、上杉 政虎(うえすぎ まさとら)と改名したのです。
上杉氏が、世襲していた室町幕府の重職関東管領を引き継ぎました。
後に室町幕府の将軍・足利義輝より偏諱として「輝」の1字を受けて、最終的には輝虎と名乗りました。謙信は、さらに後に称した法号です。
内乱続きであった越後国を統一し、戦や政だけではなく、産業を振興して国を繁栄させたのですから、単なる戦国武将ではなかったのです。
他国から救援を要請されますと、黙っていられない聖覚で、秩序回復を掲げ、幾度となく出兵しました。
闘った相手は、武田信玄だけではなく、北条氏康や織田信長、また、越中一向一揆にも遭遇しています。特に宿敵武田信玄との5回にわたる川中島の戦いはよく知られています。
さらに足利将軍家からの要請を受けて上洛を試み、越後国から北陸路を西進して越中国・能登国・加賀国へと勢力を拡大しましたが、48歳で死去しました。
謙信には実子がなく、死後、上杉家の家督の後継をめぐって御館の乱が勃発しました。
「道理をもって誰にでも力を貸す」と、『白河風土記』に述べられています。私達経営コンサルタントの心得の一つに繋がります。
謙信が敵将武田信玄に塩を送った逸話から、「敵に塩を送る」という故事も生まれましたが、本当に塩を送ったのかどうかの真偽の程は解明されていないようです。
■ 頓阿 新拾遺和歌集の撰進
とんあ / とんな
正応2年(1289年)-文中元年/応安5年3月13日(1372年4月17日)
鎌倉時代後期から南北朝時代にかけての僧であり歌人でもあります。父は二階堂氏一族とされていますが、藤原師実の子孫という説もあります。
俗名は二階堂貞宗(にかいどう さだむね)で、父と祖父のなから一字ずつとって命名されたと言われています。
比叡山で篭居して天台教学を学び、その後高野山でも修行し、20歳代後半に金蓮寺の真観に師事しています。
西行を崇拝し、その史蹟を慕って諸国を行脚し、京都東山双林寺の西行の旧跡に草庵を構えるなどして隠遁者の生活を送りました。
二条為世に師事してから活躍が広がり、二条派(歌道)再興の祖とされるまでになり、20歳代で慶運・浄弁・吉田兼好とともに和歌四天王の一人と称されています。宮仕えをすることを地下(じげ)といいますが、頓阿はずっと宮仕えをした歌人でしたので、歌壇での本格的な活躍は晩年であったようです。
「新拾遺和歌集」の撰者二条為明(ためあき)を引き継いで完成させました。
「続千載集」以下の勅撰和歌集に44首が入集されています。著書に『井蛙抄』、『愚問賢註』などがあります。
兼好との交流も深いようで、徒然草第82段に登場します。
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【 注 】
【きょうの人】は、【Wikipedia】・当該関連サイトを参照・引用して作成しています。