【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 5月17日 「東京駅」という駅名はどのように決まったか
平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。
この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。
日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。
紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。
【 注 】
日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。
■【小説風 傘寿の日記】
私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。
5月17日(金)
アメリカでは、5月を「アジア・太平洋諸島系米国人の文化遺産継承月」としています。
ロスアンゼルス市議会は、大谷翔平選手の背番号と同じ17日を「ショウヘイ・オオタニ・デー」として記念の日に制定したと宣言しました。
私が在住していた1970年代前半は、まだまだ人種偏見がありましたが、当時と比べますと大きな社会的な意識変化です。
と、いいますより、いかに大谷選手が素晴らしいプレーヤーであるかということですね。
大谷選手以外にも多くの日本人プレーヤーが活躍していて、なにか、誇らしげに感じるのは私だけでしょうか。
*
「文章を書くことは、脳の活性化に繋がる」ということを聞いたことがあります。
それを信じて、毎日複数回、つぶやきとしてSNSに書くことにしています。
老いぼれコンサルタントが、心も頭も老いぼれないように願って・・・
■ 「東京駅」という駅名が決まった日
東京・丸の内に建設中であった、「中央停車場」の建物に、1914年12月5日、正式名称が付けられました。「東京駅」という駅名の誕生です。
東京駅を設計したのは、日本の近代建築を代表する建築家・辰野金吾です。建物正面は約335メートルの鉄骨レンガ造りです。東京タワーが、333メートルの高さがありますので、ほぼ、東京タワーを横に寝かせたくらいの横幅を持っている、当時の日本としては、驚くべき大きさの建物といえます。
南北に八角屋根をしたドームを持っています。外観は、オランダのアムステルダム駅に酷似していますので、辰野は、アムステルダムに行ったか、その写真をみたかしたのでしょう。
東京駅には、東京ステーションホテルという、高級ホテルがあることは、意外と知られていません。ましてや駅舎内に「東京ステーションギャラリー」とい美術館があることは、知る人が少ないのではないでしょうか。
そこに展示されている「東京駅」と題する油彩画は、1932(昭和7)年に、熊本県出身の洋画家・櫻田精一(1910-1999)によって描かれました。その絵画により当時の東京駅の様子をうかがうことができます。
当時の建物は、3階建てでしたが、戦災により消失してしまい、戦後、3階部分を取り壊して、2階建ての建物として生まれ変わりました。その後、3階建ての駅舎復原を求める声が大きくなり、2007年(平成19年)5月30日に起工され、2012年(平成24年)10月1日に、今日の東京駅舎が完成しました。
東京駅は、東海道新幹線や東北新幹線など、全国の新幹線網における最大の拠点であるだけではなく、在来線の東海道本線や東北本線など主要幹線の起点駅でもあります。ここからは、乗り換えなしで、33都道府県を結んでいて、1日当たりの列車発着本数は約3000本という日本を代表するターミナル駅の一つです。とりわけ、プラットホームの数は、日本一多く、在来線が地上5面10線と地下4面8線の合計9面18線、新幹線が地上5面10線、地下鉄は地下1面2線を有しています。
首都圏の玄関口となっていますし、現在、品川駅を起点とするリニア新幹線も2027年を目途に工事が進められています。
東京駅には、知られざる秘密が地下にあります。東京駅にあった貨物駅ホームの地下と東京中央郵便局がトンネルで結ばれていました。1915年にはトンネル工事が完了し、1917年には地下電車の運行が始まりました。
日本で最初の地下鉄である上野-浅草間(現在の東京メトロ銀座線の一部)が開通したのが1927(昭和2)年ですから、それよりも10年以上も早く地下電車が運行されていたことになります。
その痕跡が、公開されてはいませんが、いまでもレンガトンネルとして残っています。私が子供の頃、東京駅の通路に直角に交わっているレンガトンネルを見た記憶がかすかに残っています。
■【今日は何の日】
当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。
この欄には、発信日の【今日は何の日】などをご紹介します。
https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/7c95cf6be2a48538c0855431edba1930
■【経営コンサルタントの独り言】
その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。
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◆ 鎌倉のハイキングコース 517
南関東在住の方の多くは一度は訪れたことのあると思われます神奈川県鎌倉市は、歴史の街です。
鎌倉には、いくつものハイキングコースが在ります。
半世紀以上前になりますが、高校の同窓会でハイキングに行ったことが最初です。
ハイキングといいながら、団地が見えたり、人間くささが処々にあったりしたことを記憶しています。
鎌倉五山の特別ランキングにあります建長寺大権現大祭をブログで紹介しました。
建長寺の境内を通り抜け、山道を登ると半僧坊があります。
この時期、新緑が綺麗ですし、半僧坊から駿河湾を望むこともできます。
秋の紅葉、大銀杏の黄葉もまた格別です。
一度は訪れてみる価値があると思います。
■【小説】 竹根好助の経営コンサルタント起業
「【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記」から独立して、最初から発信していたします。
私は、経営コンサルタント業で生涯現役を貫こうと思って、半世紀ほどになります。しかし、近年は心身ともに思う様にならなくなり、創業以来、右腕として私を支えてくれた竹根好助(たけねよしすけ)に、後継者として会社を任せて数年になります。
竹根は、業務報告に毎日のように私を訪れてくれます。二人とも下戸ですので、酒を酌み交わしながらではありませんが、昔話に時間を忘れて陥ってしまいます。それを私の友人が、書き下ろしで小説風に文章にしてくれています。
原稿ができた分を、原則として、毎週金曜日に皆様にお届けします。
竹根好助は、私の会社の後継者で、ベテランの経営コンサルタントでもあります。
その竹根が経営コンサルタントに転身する前、どのような状況で、どの様な心情で、なぜ経営コンサルタントとして再スタートを切ったのかというお話です。
1ドルが360円の時代、すなわち1970年のことでした。入社して、まだ1年半にも満たないときに、福田商事が、アメリカ駐在事務所を開設するという重大発表がありました。
角菊貿易事業部長の推薦する佐藤ではなく、初代駐在所長に竹根が選ばれました。それを面白く思わない人もいる中で、竹根はニューヨークに赴任します。慣れない市場、おぼつかないビジネス経験の竹根は、日常業務に加え、商社マンの業務の一つであるアテンドというなれない業務もあります。苦闘の連続の竹根には、次々と難問が押し寄せてくるのです。
2. 思いは叶うか
3.アメリカ初体験
毎週金曜日正午頃発信
■【老いぼれコンサルタントのブログ】
ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。
明細リストからだけではなく、下記の総合URLからもご覧いただけます。
https://blog.goo.ne.jp/keieishi17
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