【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 9月24日 江戸っ子と伊達 28
平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。
この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。
日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。
紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。
【 注 】
日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。
■【小説風 傘寿の日記】
私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。
お彼岸が終わらないうちにと考えて、墓参りに行ってきました。
想定ほど、草も生えていなく、掃除も楽に出来ました。
平素、近くに住んでいる従弟が、何かと面倒を見えてくれているのだろうと想像出来ます。
今日は、ゆったりとした時間を持つことができました。
かねてより江戸っ子から学ぶことの多さを実感していましたので、紐解いてみました。
杉浦日向子女史の江戸塾は、江戸時代のエコ生活から飽食時代を迎えている我々に大きな示唆を与えてくれます。
■ 江戸っ子と伊達 28
江戸では、マイナス要因だと思われることをカッコよく見せられる人が「一番粋」なのだそうです。
例えば頭が禿げている人が、「あの人の禿はカッコいい」と言わせれば粋になるのです。マイナスをプラスにすれば良いわけで、おなじ禿げるのであれば、ユールブリンナーよろしく、つるつるの頭にしてしまうと「粋」になります。もっとも、ブリンナーは、はげではなく、剃り上げているのかも知れません。
昨今では、背が高くてイケメンな男性が持てますが、江戸時代には、遠くから目立ってしまうので「粋」ではなく「野暮」なのです。
「伊達男」という表現がありますが、服装が伊達であるということは、「バサラ」につながります。
伊達になるには、手ほどき書、すなわちマニュアルがありました。それを学ぶことによって伊達になれるのですが、「粋」というわけではありません。
やつれた感じが、逆に評価されるのが江戸の粋なのです。「滅びの美学」と言っても良いのでしょうか。
「滅び」という観点から、江戸時代には魚など食べ物は腐る寸前がおいしいというのです。
■ 「杉浦日向子の江戸塾」バックナンバー ←クリック
■【今日は何の日】
当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。
この欄には、発信日の【今日は何の日】と【きょうの人】などをご紹介します。
■【経営コンサルタントの独り言】
その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。
◆目的を見つけよ インド独立の父ガンディーの名言 924
ガンディーの名言のひとつに、「目的を見つけよ。手段は後から着いてくる。」という言葉があります。
めざすものが明確になりますと、その実現のために一所懸命に取り組みます。
何を、どの様にやるかは、その過程で自ずとついてくると言うことでしょう。
もし、手段を間違えているとしたら、「至誠にして動かざるものは未だこれあらざるなり(吉田松陰)」ということではないでしょうか。
■【小説】 竹根好助の経営コンサルタント起業
竹根は、業務報告に毎日のように私を訪れてくれます。二人とも下戸ですので、酒を酌み交わしながらではありませんが、昔話に時間を忘れて陥ってしまいます。それを私の友人が、書き下ろしで小説風に文章にしてくれています。
原稿ができた分を、原則として、毎週金曜日に皆様にお届けします。
親によるある教えで、超一流ではないものの上場商社に入社した竹根の若かりし、1ドルが360円の時代でした。
入社して、まだ1年半にも満たないときのことです。アメリカ駐在事務所を開設するという重大発表がありました。社内では、誰が派遣されるのか話題沸騰です。若輩の竹根は推理小説でも読むような気持ちで、誰が選ばれるか、興味津々で推理を働かせました。
一方、竹根の信条のひとつに「サラリーマンとしての心得のひとつとして上司からの命令には逆らうなというビジネス書の教えをかたくなに守ってい」という頑固というか、意志堅固なところがあります。
人事というのは、競馬の予想のような下馬評が走り回るのがサラリーマン世界の常です。そのような中、トップ間での人選は進みます。角菊事業部長は、自分の推薦順位の高いものから三名のリストを福田社長に提出するのですが、福田の顔はさえません。角菊には、福田の腹の内を読めないでいます。
角菊事業部長は、次回の福田社長との人事ミーティングで、自分の考えをキチンと伝え、自分の提案が通るように、じっくりと考えた上で資料作成をしました。
<続く>
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【過去のタイトル】
1.人選 1ドル360円時代 鶏口牛後 竹根の人事推理 下馬評の外れと竹根の推理 事業部長の推薦と社長の思惑
■【老いぼれコンサルタントのブログ】
ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。
- ◆【経営コンサルタントの独り言】 「目的を見つけよ」 インド独立の父ガンディーの名言 924
- ◆【お節介焼き情報 カシャリ!一人旅】 日光山で見逃したくないのが大猷院そして・・・
- 【きょうの人】 0924 ウィリアム・アダムス 三浦按針として家康に仕える
- ■【今日は何の日】 9月24日 ■ みどりの窓口記念日 ■ 巣鴨とげぬき地蔵尊例大祭
- ◆【経営コンサルタントの独り言】 はやぶさ2の快挙 中学の英語の先生の想ひ出 923
- ■【ナレーション付き映像で見るカシャリ!ひとり旅】 えさし藤原の郷 奥州藤原氏の居館を基調に平安時代を再現したテーマパーク
- ■【ナレーション付き映像で見るカシャリ!ひとり旅】 えさし藤原の郷 奥州藤原氏の居館を基調に平安時代を再現したテーマパーク
- 【映像で見るカシャリ!ひとり旅】 藻岩山1 藻岩山から札幌を俯瞰する HKMI-0201-9C03
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