【カシャリ!庭園めぐりの旅】 青森県弘前市藤田記念庭園2 庭園と岩木山を望む主座敷のある和館「旧藤田家本宅」
若い頃からひとり旅が好きで、経営コンサルタントとして独立してからは、仕事の合間に旅をしたのか、旅行の合間に仕事をしたのかわかりませんが、カメラをぶら下げて【カシャリ! ひとり旅】をしてきました。
旅のテーマは寺社や庭園めぐりです。
日本には「日本庭園」と呼ばれる庭園だけではなく、「イングリッシュガーデン」など、海外の庭園形式をした庭園も多数あります。寺社を訪れたときに、想定していなかったところに、庭園を発見することがあります。
下手の横好きで、【カシャリ! ひとり旅】を続けていますが、その一環で訪れた庭園を順次紹介してまいりたいと思います。
■ 青森県弘前市藤田記念庭園2 和館「旧藤田家別邸洋館」
「藤田記念庭園」(ふじたきねんていえん)は、弘前出身の実業家・藤田謙一の別邸として大正時代に造られた日本庭園です。弘前公園に隣接する「津軽富士」岩木山の眺望が素晴らしいです。国登録有形文化財にもなっている「旧藤田家別邸洋館」などの建築群があります。
数多くの庭園がある弘前の中でも最も大きな規模であり、美しい庭園といえます。弘前城(弘前公園)のすぐ隣にあることから観光名所の一つにもなっています。
庭園は高台部と低地部に分かれていて、高台部からは庭園の借景として「津軽富士」岩木山が眺められます。高台部にある洋館の設計は堀江佐吉の息子・堀江金蔵によります。また「旧藤田家別邸和館」は、昭和初期の建築で、後から移築されました。
春は庭園処々に咲くサクラ、低地部の方の庭園は、いわゆる日本庭園といった趣の池泉回遊式庭園で、7月初旬頃には、花菖蒲が見ごろです。((お庭さんサイトを参照して作成)
■ アクセス
JR奥羽本線 弘前駅より約2.5km(徒歩30分)
路線バス多数あり 弘前駅より10分、市役所前バス停下車、徒歩5分
〒036-8207 青森県弘前市大字上白銀町8-1
和館玄関
門を入ってすぐ右手に和館があります。
和館は、木造平屋建てで、1937年(昭和12年)板柳町に藤田謙一の本宅として建てられたものを、1961年(昭和36年)に現在の場所へ移築したものです。
高台庭園側の主座敷と、岩木山を借景するはなれ座敷を棟分けし、廊下で連結して建てられました。
玄関を入ると天然記念物の「玉鹿石」があります。
後藤新平の書も床の間に飾ってあります。後藤新平は、南満洲鉄道、いわゆる「満鉄」の初代総裁や、内務大臣など多数の大臣職を務めました。当時の東京市の市長視聴になったときには、戦後の荒廃からの復興に尽力しました。名古屋の百メートル道路に習って、昭和通りを作らせたのも後藤です。
後藤新平
後藤新平は、南満洲鉄道、いわゆる「満鉄」の初代総裁や、内務大臣など多数の大臣職を務めました。当時の東京市の市長視聴になったときには、戦後の荒廃からの復興に尽力しました。名古屋の百メートル道路に習って、昭和通りを作らせたのも後藤です。
屋久杉の一枚板、鞍馬石の沓脱石等、吟味されたものが使用されています。
名工として知られる、
弘前生まれの奈良丹次郎による
「ななこ塗り」ともいわれる津軽塗の箪笥です。
小川破笠(はりつ)作の板戸絵
金箔塗りで、細工も優れている作ですが、作者は不明です。
はなれから見た主座敷
岩木山を借景するはなれ座敷
はなれ座敷から津軽富士「岩木山」を望む
お抹茶のサービスがあります。
皮と餡が別になった最中は、
パリッとしていてお抹茶とマッチして美味です。
リスト http://www.glomaconj.com/butsuzou/meisho/indexmovie.htm
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写真集は、下記URLよりご覧いただくことができます。
静止画: http://www.glomaconj.com/butsuzou/meisho/indexmeisho.htm
映像: http://www.glomaconj.com/butsuzou/meisho/indexmovie.htm
【 注 】 映像集と庭園めぐりは、重複した映像が含まれています