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【カシャリ!庭園めぐりの旅】 宮城県村田町 西湖山龍島院・庭園2 宮城県新観光名所百選 池泉 1472

2023-04-01 09:03:00 | 【カシャリ!庭園めぐりの旅】

 

  【カシャリ!庭園めぐりの旅】 宮城県村田町 西湖山龍島院・庭園2 宮城県新観光名所百選 池泉 1472

 

 

 若い頃からひとり旅が好きで、経営コンサルタントとして独立してからは、仕事の合間に旅をしたのか、旅行の合間に仕事をしたのかわかりませんが、カメラをぶら下げて【カシャリ! ひとり旅】をしてきました。

 旅のテーマは寺社や庭園めぐりです。

 日本には「日本庭園」と呼ばれる庭園だけではなく、「イングリッシュガーデン」など、海外の庭園形式をした庭園も多数あります。寺社を訪れたときに、想定していなかったところに、庭園を発見することがあります。

 下手の横好きで、【カシャリ! ひとり旅】を続けていますが、その一環で訪れた庭園を順次紹介してまいりたいと思います。

■ 宮城県村田町 西湖山龍島院・庭園2 宮城県新観光名所百選 池泉 1472 

 

 「龍島院」(りゅうとういん)は、宮城県村田町にある曹洞宗の寺院で、山号を「西湖山(せいこざん)」といいます。

 室町時代(天授年間)新潟県村上市耕雲寺七世審岩正察和尚により開山した、重要伝統的建造物群保存地区である宮城県村田町にある伊達家の菩提寺です。

 京都にて永眠した柴田刈田三万石城主伊達宗高(政宗七男・二十歳)の遺骸を当院に葬って以来、 伊達家より寺領を授かりました。伊達政宗の息子である村田藩主・伊達宗高の御廟があります。

 斜面の高い位置にある龍門爆からの流れが見所の池泉観賞式庭園であり、ツツジやサツキが咲く5月頃が最も良い時期といわれています。

 北国八十八ヶ所霊場 第十一番札所
 柴田三十三観音霊場 第二十二番札所 (東禅寺19世住職内嶋大哲老師選定)

宝物・文化財
 本尊 釈迦牟尼仏像
 毘沙門天像(金銅製、正和元年作、政宗より宗高拝領)
 茶釜(政宗より宗高拝領)

三十三観世音菩薩
 三十三観世音菩薩は、今は廃寺となった定龍寺の本尊でした。定龍寺は、弘仁3年(813)人皇五十二代嵯峨天皇の御代に弘法大師が開山しました。現在の村田町白鳥神社西隣に併祀されていましたが、明治初年の神仏分離令布告に伴い、定龍寺は廃寺となり、御本尊三十三観世音菩薩は、明治十一年当院に遷座されました。

十一面観世音菩薩
 定龍寺秘仏十一面観世音菩薩は、昭和五十四年六月十七日村田観世音菩薩の御遷座百年祭りに当たり、白鳥神社より遷宮され、観音堂の内陣に奉祀されました。

聖観世音菩薩
 更に青銅製聖観世音菩薩は、昭和五十年に仙台市千葉三二郎氏の寄進によって建立されました。

 これらの三十三観世音菩薩、十一面観世音菩薩、聖観世音菩薩を総括して村田観世音菩薩といいます。
 毎年6月17日大祭法要が営まれます。
 

(公式サイトを基に作成)

 

■ アクセス

 

仙台市内より村田・蔵王・遠刈田行き路線バス「村田町役場前」バス停下車 徒歩5分
JR大河原駅から路線バス「村田営業所」バス停下車 徒歩7分
〒989-1305 宮城県柴田郡村田町大字村田字大槻下92
TEL 0224-83-2160 FAX 0224-83-5431
E-Mail houjyou@ryutoin.jp
<開園時間> 午前8時~午後5時(年中無休)
<拝観料>  100円

 

■ 庭園

 

  龍島院庭園は、様式的には、滝組を中心として造られた池泉観賞式庭園です。

 山の斜面に沿った自然の地形を生かした庭園で、中央に配された三尊石組が核となっています。古式ゆかしい石組と植栽は、その数や種類も多く、四季折々野趣に富んでいます。

 右奥を須弥山とみなした石組が配され、庭園の深奥に福寿・無量の霊泉が湧き出し、龍化爆へと流れ落ち、これが龍門瀑となって臥龍池へと注ぎます。「幽邃(ゆうすい)の境を感じさせる造り」という表現がありますが、まさに言葉通りの造作となっています。

 「龍化瀑」と命名された滝名の由来は、中国黄河にかかる龍門瀑の故事からとったそうです。即ちこの険瀑を登り得た魚のみが昇天し龍神に変化するとの伝説に基づきます。人生の「登竜門」という言葉は、ここに起源があることは周く知られています。

 山腹には、青銅製の龍も配されています。龍島院は正に古来より龍神信仰と、神秘に満ちた類い稀なお寺さんといえます。
 

 

小山に続く小径に庭園門が立っています

 

本堂の脇を入ると池が見えてきます

 

庭園入り口(左)に石灯籠が立っています。

池には踏み石が並んでいます。

 

踏み石は須弥山とみなす小山の方向に続いています。

池泉廻遊式庭園ですので、

その奥に行くことはできません。

 

須弥山(しゅみせん)とは、

古代インドの世界観の中で中心にそびえる山のことです。

 

1月ということもあり、池には氷がはっていました。

 

対岸近くには、寒さで鯉が群れていました。

 

亀石の甲羅がホンモノの亀のように見えます。

 

池の最も奥方向を望む

 

池の奥方向へ、飛び石が並んでいます。

 

池の一番奥の畔にはサルスベリが立っています。

その根元に南天が植えてありました。

 

池の最深部から本堂方向を望む

 

庭園入り口近くに立つ石灯籠と飛び石

 

小山の方から池を見下ろす

 

 

 




ユーチューブで視る 【カシャリ!庭園めぐりの旅】

写真集は、下記URLよりご覧いただくことができます。

静止画: http://www.glomaconj.com/butsuzou/meisho/indexmeisho.htm
映像:  http://www.glomaconj.com/butsuzou/meisho/indexmovie.htm 

【 注 】 映像集と庭園めぐりは、重複した映像が含まれています


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