■■【経営マガジン】 3月24日号 経営とコンサルティング
経営コンサルタント歴35年の経験から、
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の皆様に、時宜に即した情報を、毎日お届けしています。
【今週の注目】ポイントを掴むと見えるものが異なってくる<o:p></o:p> | |||||||||||
先進7か国(G7)首脳会議、核安全保障サミット(~25日)
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【経営コンサルタントの独り言】 独断と偏見で、その日のNHK、日経などのニュースや話題などを、タイミング良く、できるだけ公平公正にお伝えしたいと思います。また、最後に私なりの私見も付けることがあります。読者の皆様からは「わかりやすい」をお褒めの言葉をいただいています。最新記事を時系列的に掲載しているまとめて【独り言】コーナーも併せてご覧下さると一層ヒントを得られやすくなります。 | |||||||||||
■ 「 組織内部の不正行為にはトップダウンで、組織横断の取り組みを 」 ~現状チェックと対策ポイントの見直しで効果的に内部不正を防止~ 2014年に入り、金融機関や行政機関において業務に携わる者による情報窃取等の不正行為の報道がありました。 このように不正行為は、従業員や委託先社員等の組織の内部情報にアクセスできる関係者(以後、内部者)によって行われることがあり、その多くは金銭やビジネス利用等を目的としています。 経営層は、そのリーダーシップのもと、各部門を横断的に密連携させ、委託先も含めた内部不正対策に取り組む必要があります。しかし、前例に学ぼうとしても被害にあった組織は信頼や評判が損なわれるといった負の影響を懸念し、情報が公表されることはまれで、その実態を把握しにくいのも事実です。 そこで今月の呼びかけでは、2013年3月に公開した「組織における内部不正防止ガイドライン」をもとに内部不正を防止するための対策を説明します。 詳しくは、以下のサイトをご覧ください。 http://www.ipa.go.jp/security/txt/2014/03outline.html 出典: e-中小企業ネットマガジン ■ 親父の小言 2014/03/21 昨今では、「親父」の存在感が低下し、磯野家のお義父さんのような雷親父がいなくなりました。 そのような中で、「江戸時代にあった"親父の小言"」というタイトルのNHKの番組を見た方も多いでしょう。法政大学講師の小泉吉永氏の話を興味深く視聴しました。 「和本、江戸期教訓書、”親父の小ごと”」という、江戸末期嘉永5年(西暦1852年)の嘉永板がオークションに出されました。 「親父の小言」といいますと、「火は粗末にするな」「朝、機嫌をよくしろ」で始まるお馴染みの格言集を思い浮かべることが多いと思います。 この本は、昭和3年(1928)に書かれました。中味は45カ条で、福島県浪江町の大聖寺(2014年現在福島市内に避難中)のご先祖であります暁仙和尚が書いたものです。 それに対して、このほど紹介された江戸のものは、本文が全81カ条あり、末尾に教訓の和歌2首が添えられています。最後に「嘉永5年」の年号と「施主、神田住」、つまり、江戸神田の住人が施しの為に出版したことを示す記載があります。 本文冒頭は「火は粗末にするな」という聞き慣れた文句で始まります。小泉氏は、その類似点と違いについて話しています。 現代と江戸の「小言」の違いは、箇条数です。「子供の頭を打つな」「女房にだまされるな」「喧嘩をするな」など昭和版には欠落した箇条が数多くあります。81カ条には45カ条の内容が全て含まれています。 嘉永板の「恩はどうかして返せ」が、昭和版では「恩は遠くから隠せ」となっているように、文言や箇条配列の違いも散見されるようです。「かへせ」と「かくせ」は旧仮名遣いのくずし字では字形が似てくるため、転写や伝承の過程で変化した可能性もあります。 いずれにしろ、両者の構成比は大差ないようです。 氏の分類では、①の対人関係の心得が最も多く全体の2割を占めます。その三分の一は、老人、病人、困窮者、身寄りのない人など弱者に対するものです。この点は「小言」の大きな特徴です。 ②の家業・家政の心得が多いのは当時の教訓書の通例です。 ③の危機管理も家業・家政と関連しますが、特に、火事や天災に対する心構えは「小言」の強調点の一つです。 これらに対して、当時の教訓書では比較的比重が高い、⑥の修己・修身や、⑦の家族・家庭の心得が極端に少ない点が目立ちます。 これからわかりますように、「親父の小言」は、対人関係の箇条が際立っています。そこには、世間の人を「人様」と呼ぶ精神が息づいているように思います。 氏は、「小言」を読む時に、評論家の草柳大蔵さんの逸話を思い出すそうです。 石屋に生まれ育った草柳氏が、中学三年のある夏の日、これから銭湯へ行こうといいますのに、わざわざ父親が井戸端で行水をして、体を奇麗に拭いていたそうです。それを見た大蔵少年は、「銭湯へ行くのに、どうして体を拭くの。それは不合理じゃないの」と問うたそうです。 草柳氏の父親は「銭湯で着物を脱いで汗臭かったら、人様の迷惑だろうが!」と叱ったそうです。 私たち、現代人の多くの人が、中学三年の草柳氏と同じ発想になるのではないのでしょうか。 近年は、「人様」より「俺様」の時代になってしまっているのですね。 【上記以前の最近の記事】 ←クリック | |||||||||||
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◆中小企業・小規模事業者設備新陳代謝促進事業費補助金 中小企業・小規模事業者が金融機関から借入を行い、老朽化に対処した大規模設備投資を行う場合、金融機関のモニタリング実績に応じ、借入額の1%相当を上限に設備投資費を補助。 3月20日開始 【お問い合わせ先】 中小企業庁金融課 03-3501-2876 全国中小企業団体中央会 03-3523-4901 ◆中小企業・小規模事業者ものづくり・商業・サービス革新事業 中小企業・小規模事業者が試作品・新商品の開発や生産プロセスの改善、新しいサービスや販売方法の導入などの事業革新に取り組む費用に対する補助(補助上限1,000万円等、補助率2/3) 2 月17日~5月14日 詳細は、中小企業庁創業・技術課 http://www.chuokai.or.jp/josei/25mh/koubo20140217.html 【お問い合わせ先】 年間公募スケジュールに関して 中小企業庁創業・技術課 03-3501―1816 一次公募の申請に関して 地域事務局(各都道府県中小企業団体中央会) ◆取引環境改善型需要開拓支援事業 取引先の事業所の閉鎖・縮小により10%以上売上減少が見込まれる中小企業・小規模事業者が、新たな事業展開をするために必要な費用に対する補助(補助上限1,000万円、補助率2/3) 3 月14日開始 一次締切:4/7⇒4月下旬採択 (一次締切後も随時受付) 詳細は中小企業庁取引課 http://www.chusho.meti.go.jp/keiei/torihiki/2014/140314torihiki.htm 【お問い合わせ先】 中小企業庁取引課 03-3501-1669 ◆平成25年度補正予算 創業補助金(創業促進補助金)公募を行っています 中小機構及び都道府県事務局では、新たに創業(第二創業を含む)を行う者に 対して、その創業などに要する経費の一部を助成する事業の公募を行っていま す。 [公募期間]2月28日(金)~6月30日(月)17時【当日必着】 ※なお、3月24日(月)までに受付した案件については、先行して審査を実施します。3月25日(火)以降の受付分につきましては、応募状況に応じて審査を行います。 詳しくは、以下のサイトをご覧ください。 http://www.smrj.go.jp/utility/offer/075939.html ◆平成25年度補正予算小規模事業者持続化補助金の公募を行っています 商工会・商工会議所では、持続的な経営に向けた経営計画に基づき小規模事業者が、商工会議所・商工会と一体となって取り組む地道な販路開拓(創意工夫による売り方やデザイン改変など)などを支援する事業の公募を行っています。 [公募期間]2月27日(木)~ ・第1次受付締切:3月28日(金)(締切日17時必着) ・第2次受付締切:5月27日(火)(締切日17時必着) 詳しくは、以下のサイトをご覧ください。 http://www.chusho.meti.go.jp/keiei/shokibo/2014/140303shokibo.htm ■ 日本経営士協会関西支部 春季公開講座・今井理事長引退記念講演 ――■ ◆ ベテラン経営コンサルタントを囲む ~ 体験から学ぶ独立起業の成功法 ~ 講師は、十年の長きにわたり、日本最初の経営コンサルタント団体であります、日本経営士協会の理事長という大役を務めてこられました。氏がどのような経緯で日本経営士協会に入会し、経営士・コンサルタントとして独立起業し、理事長になったのか、意外と知らない会員が多いです。また、理事長を退任後、どの様にお過ごしになるのか、お訊きし、そこからわれわれが何かを学べると思います。 経営士・コンサルタントとして独立起業する契機が、サラリーマン時代にありました。どの様なサラリーマン生活を送ってきたのか、その中で、なぜ経営士・コンサルタントという道を選んだのか、その道へはスムーズに進んだのか、独立起業してからは経営士・コンサルタントとして直ぐ活躍できたのか、体験談につぶさに耳を傾け、受講者の参考にしていただける講座です。 ◆ 講師 今井 信行 氏 (特)日本経営士協会 理事長 経営コンサルタント歴約40年、日本コンサルタントの地位向上・若手育成に力を注いでいて、「コンサルタントのためのコンサルタント」と呼ばれている。アメリカ留学、商社勤務後、大手コンサルティング・ファームを経て、経営コンサルタントとして独立。国内だけでなくグローバルな活動をしている。 留学時代に学んだマーケティングを、独自の手法で実践し、戦略的思考による経営支援の実積は豊富。事例をもとにわかりやすい著書・論文・講演等多数。 ◆ 対 象 ・ 一般企業の経営者様、営業管理職様 ・ 経営コンサルタントを目指す人、プロの経営コンサルタント ・ 税理士等士業の先生方 ・ 日本経営士協会会員でコンサルティング技術科目単位取得を希望する会員 ・ その他経営コンサルティング業にご関心の高い方 日 時 平成26年3月30日(日) 13:15~15:45 場 所 大阪府社会福祉会館 大阪市中央区谷町7丁目4-15(谷町7丁目交差点西入る) 参加費 無料 申込方法 TEL、FAX、Web、Eメール 主 催 特定非営利活動法人 日本経営士協会関西支部 〒578-0935 大阪府東大阪市若江東町4-2-12 TEL・FAX 06-6725-8292 E-mailはこちらから 【 注 】変更となることがあります。 ■東京:日本経営士協会会員限定 ―――■ 中級財務研修 第1回 事例演習 その1 中小企業の決算書を読む その1 【講師】 経営士・税理士 谷澤 佳彦 氏(日本経営士協会 理事) http://www.jmca.or.jp/meibo/pd/1065.htm?s ■目 的 経営コンサルタントがコンサルティング開始前に会社の概要を財務面から把握しその後の推移も財務面から把握できることを目的とします。 ■対 象:日本経営士協会会員(入会申請中の方を含みます) 財務の基礎を理解する意欲ある人 ■日 時:平成26年4月2日(水) 19:00~20:45 ■会 場:日本経営士協会事務所 東京都文京区後楽2-3-10 白王ビル4F http://www.jmca.or.jp/pdf/JMCA_Map.pdf ■受講料:出席当日お支払い下さい 日本経営士協会会員 5,000円/回 但し、知修塾または経営士塾塾員は 2,500円/回 ■問合せ:日本経営士協会 事務局 >> http://www.jmca.or.jp/toiawase/ ●詳細情報・受講申込み >> http://info.jmca.or.jp/seminar/301/detail/zai20140402.htm |
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