
マスクをするようになって、膀胱炎を発症なさった方からのコメントがありました。
https://blog.goo.ne.jp/keisclinic/e/679ff6f0b6a9ebf05450d2714bf19ea1?st=0#comment-form
体に悪いマスクを無理にしなければならなくなって、口の中で増えた雑菌と扁桃の弱りから免疫が落ちたり、雑菌の繁殖が粘膜同士で感応して膀胱炎を併発したとも考えられます。。
治し方です。
1.えいやっと抗生物質を飲むという手もあります。
普段から膀胱炎をおこしやすくて、腎盂炎まで悪化したことがある方などは、まずは抗生物質で極端に悪化することを止めるのもよろしいことです。単純に「西洋薬は悪い」と決めつけてはいけません。
しかし、これは「症状を止めた」だけで、治ってはいませんね。
2.足湯をする。
ソックスの高さくらいの足湯でよろしいです。湯舟がないアメリカの乾姜でしたら、シャワーの下にバケツを置いてお湯をはって、椅子に座って両足を浸します。
これも時間は特に決めず、2-3分あるいはそれ以上。。目安は体全体がぽかぽかとしてくればそれでよろしいです。躍起になってはいけません。気持ちが良いところが一番良いのです。
全身浴や、半身浴はやめておきましょう。日本人はこういう時に長風呂になって温めすぎてしまうのです。
温めすぎると、脳から「温まりすぎているから体を冷やせ。」という命令が出てしまい、逆に体が冷える方向に向かってしまいます。(もちろん、温泉に遊びに行くときは、がんがん入ってよろしいのですよ。)
足湯の場合は、外から温められる面積が小さいので、かなり温めても脳からの冷やせ命令が出にくいのです。膀胱炎や、気が上に上がって不安感や不眠があるときなどは、是非足湯をいたしましょう。
3.三陰交(さんいんこう)を撫でさする。
2-3分ほど気が付いたら撫でさすります。いつ行ってもよろしいです。ツボの場所は検索するとすぐに出てきます。鍼治療の場合は正確を期することが求められますが、撫でさする場合は、足の踝から上の所のそのあたりを気持ちよい感じで、さすりさすりいたしましょう。

この指の部分で撫でさすりましょう。
4.もし、漢方薬でということであれば、猪苓湯(ちょれいとう)、慢性化しやすいようでしたら、龍胆瀉肝湯(りゅうたんしゃかんとう)などを使います。しかし、多くの場合、上記の方法で簡単に治ってしまいます。
まずは、足湯と三陰交の撫でさすりを行いましょう。簡単でよく効きます。
そして、マスクはなるべくせずに外気を吸って、ベーキングソーダのウガイです。
後日、この乾布摩擦から派生した、骨粗鬆症のケアと漢方薬のお話をいたします。
新型コロナウィルスでは死にません。
どっしりと構えておりましょう。
大丈夫、だいじょうぶ。。
漢方アメリカOnline
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