連日の強風がやや弱まったので野外ランチに出かけた。
五霞町付近の堤防上に車をとめて河川敷を見下ろした。
遠くに小さく見える山は筑波山。
車の正面、葦原の奥に利根川があって、左から右へ流れている。
写真の右端あたりで、利根川は江戸川と分岐しているが、この分岐点には忘れられない記憶がある。
手作りイカダで川下りをしたときに、分岐点で江戸川方面に流されそうになって一生懸命漕いだという思い出である。
上流の出発点を漕ぎ出した時の様子。
今日はその利根川を見下ろしながらのランチである。
根がバードウォッチャーだから、食べながらも無意識に眼が鳥を探す。
今日はちょっと珍しい猛禽ハイイロチュウヒ(♀)が目の前を舞ってくれた。
鳥撮りカメラを持参しなかったことを悔やんだが、見ただけで十分に儲けものである。
食後に河川敷内の道をウォーキングすると、イノシシが掘り荒らした跡を見つけた。
土の乾き具合を見ると、掘り返したのはつい今朝か昨日である。
さらに歩くとこんな看板が登場。
看板の日付は去年の3月だから、イノシシはずっとこの付近で暮らしていることになる。
河川敷内は危ないので堤防上の遊歩道に戻った。
ハイイロチュウヒ、イノシシの痕跡。
野外ランチをすれば、何かしら面白いことがある。
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