干し柿が毎日のように鳥に食われている。

駐車場の屋根下にぶら下げた、食べごろの干し柿である。
鳥インフルエンザ菌が怖いから、これはもう食べられない。
3日目前に干したばかりの大きくて立派な蜂谷柿も、2割ほどがムクドリに突かれた。

この勢いだと数日後には全滅するかも。
幸い蜂谷柿はまだ硬いので、食べられた上部を切除して干せば、新しい皮が出来るだろう。

被害が早めだったのは不幸中の幸いだった。
柔らかくなってからだと捨てるしかない。
全ての干し柿を、、鳥から見えない、物置前の作業場に移動した。
風通しは悪くなるが、とりあえずは仕方がない。
ネット検索すると、いろんな鳥害防止策が出ている。
軒下に下げれば食われない。
CDをぶら下げれば食われない。
鳥追いグッズ(鳥追いテープ、カラス人形、回るビール缶など)を下げれば食われない。
防鳥ネットを被せれば食われない。
などなど。
ところが、わが家の野鳥たちはただ者ではない。
ボクが施した幾つもの防鳥対策を、乗り越えてきた猛者ばかりなのである。
上記のような、並みの対策では効果がない。
例えばヒヨドリ。

メジロ用にぶら下げたミカンを食べている場面である。
体重の重いヒヨドリは、普通ホバリング採餌をしないのだが、うちのはやる。
次にムクドリ。
イチジクの木に防鳥網を被せたことがある。
最初のうちは、上から被せて防いでいたが、まもなく下から入り込むようになったため、樹木を丸ごと包んだ。
ところが、それでも食われるようになった。
不思議なことに、繋ぎ合わせたネットの隙間を完全に塞いでも食われるのである。
そのうちに、カミさんがムクドリの犯行を目撃して、その謎が解けた。
これが、その時に使用した防鳥ネット。

網目は菱形で、その一辺は45ミリ。
なんと、ムクドリはこの穴を通り抜けていたのである。
わが家のムクドリは、大きく開いた編み目を選び、翼を閉じた姿で空中から飛び込む。
ネットに絡まるリスクがあるのに、失敗しないのだから、見事なものである。
抗生物質の効かない耐性菌みたいなもので、ボクが対策するたびに、鳥はそれを乗り越えて、たくましくなったのだ。

駐車場の屋根下にぶら下げた、食べごろの干し柿である。
鳥インフルエンザ菌が怖いから、これはもう食べられない。
3日目前に干したばかりの大きくて立派な蜂谷柿も、2割ほどがムクドリに突かれた。

この勢いだと数日後には全滅するかも。
幸い蜂谷柿はまだ硬いので、食べられた上部を切除して干せば、新しい皮が出来るだろう。

被害が早めだったのは不幸中の幸いだった。
柔らかくなってからだと捨てるしかない。
全ての干し柿を、、鳥から見えない、物置前の作業場に移動した。
風通しは悪くなるが、とりあえずは仕方がない。
ネット検索すると、いろんな鳥害防止策が出ている。
軒下に下げれば食われない。
CDをぶら下げれば食われない。
鳥追いグッズ(鳥追いテープ、カラス人形、回るビール缶など)を下げれば食われない。
防鳥ネットを被せれば食われない。
などなど。
ところが、わが家の野鳥たちはただ者ではない。
ボクが施した幾つもの防鳥対策を、乗り越えてきた猛者ばかりなのである。
上記のような、並みの対策では効果がない。
例えばヒヨドリ。

メジロ用にぶら下げたミカンを食べている場面である。
体重の重いヒヨドリは、普通ホバリング採餌をしないのだが、うちのはやる。
次にムクドリ。
イチジクの木に防鳥網を被せたことがある。
最初のうちは、上から被せて防いでいたが、まもなく下から入り込むようになったため、樹木を丸ごと包んだ。
ところが、それでも食われるようになった。
不思議なことに、繋ぎ合わせたネットの隙間を完全に塞いでも食われるのである。
そのうちに、カミさんがムクドリの犯行を目撃して、その謎が解けた。
これが、その時に使用した防鳥ネット。

網目は菱形で、その一辺は45ミリ。
なんと、ムクドリはこの穴を通り抜けていたのである。
わが家のムクドリは、大きく開いた編み目を選び、翼を閉じた姿で空中から飛び込む。
ネットに絡まるリスクがあるのに、失敗しないのだから、見事なものである。
抗生物質の効かない耐性菌みたいなもので、ボクが対策するたびに、鳥はそれを乗り越えて、たくましくなったのだ。