kenharuの日記

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続・野鳥撮影のヤラセ

2019-07-28 | 野鳥
写真は風見鶏ではなく、風見トビ。


クルマ旅中に、道の駅で撮ったものである。
偶然に恵まれただけと思われるかもしれないが、必ずしもそうではない。

まず、方位表示のある尖塔を見つけた。
「あそこに鳥がとまってくれたら愉快な絵になる・・・」
大して期待もせずに、クルマの脇に三脚を立ててカメラを向けた。
そのままブラブラと遊んでいたら、約1時間後に本当にトビがとまった!

偶然を逃さないようにと、予め備えていたから撮れた一枚なのである。
バカバカしい狙いだが当たれば嬉しいから、傑作を撮ったような気分になった。
それに、これはヤラセではない。
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野鳥撮影の演出?

2019-07-26 | 野鳥
これは庭で撮ったメジロの正月写真。


竹の中に、メジロの好物であるミカンを入れてある。
タネがミエミエだからダマシではない。
だから、これはヤラセでなくて演出?

次はもうひと工夫した事例。


ミカンを置いただけでは、こんな写真は撮れない。
とまり木を不安定にぐらつかせることで、羽ばたかせることに成功した。


最後はクリスマスに撮ったもので、これが一番気に入っている。


リースはカミさんの手作りだから、2人の合同作品。
それにメジロも良いポーズをとってくれた。
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野鳥撮影の「ヤラセ」

2019-07-25 | 野鳥
ダイビングしたカワセミが、川エビをくわえて飛び上がって来る瞬間の画像。



実はこれ、ヤラセ撮影である。
自然な生態ではなく、人が仕組んだものである。

種明かしは下記の通り。
①カワセミの来る池の中にとまり木を立て、その下にタライを浮かべて、生きた小魚や川エビを入れる。
②カワセミが餌に気づいて食べるまで、毎日辛抱強く餌やりを続ける。
③味をしめたカワセミが毎日現れるようになったら、いよいよ撮影である。
④カワセミがどこにとまって、どこにダイビングするか分かっている。とまり木からもタライからも等距離となる位置にカメラを据えて、あらかじめピントを合わせておき、チャンスが来たら連写する。

ヤラセと言っても野鳥相手だから簡単ではない。
毎日、池の中に入って生き餌を補充し続けるには、かなりの苦労が要る。
この写真は、餌付けカメラマン様の許可をいただいて、横から撮らせてもらったものである。
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終活

2019-07-23 | その他
暇つぶしに始めた過去資料の整理が、だんだんと本格的な「終活」になってきた。

最初に手をつけたのが、ブログ日記の整理である。
ボクはgooブログを使っているが、これが閉鎖されれば、過去を読み返せなくなる。
人は老いれば、未来を失って、過去を振り返るしかなくなる時が来る。
老人ホームに入ったら、過去の旅行記を読み返そうと思ってのことである。

ブログをワード文書にコピーして、写真の大きさを整えて、ページを入れて、PDFファイルにした。
暇な時にコツコツと作業し、ようやく10年分を完成させた。




続けてやりたくなったのが、撮り貯めた野鳥写真の整理。
野鳥の種類で言えば360種以上になり、その枚数は数え切れない。
その中から200枚程度の「お気に入り画像」を選ぼうと考えている。
図鑑を作るわけではないから、選出基準は「自分が楽しめるもの」・・・可愛い、愉快、珍しい、思い出深い、資料的価値がある・・・などである。
過去16年分なので時間がかかる。しばらく楽しめる。

既にピックアップした選出候補の中には、「珍しい」という基準で選んだ、こんな写真がある。





2枚とも皆さんお馴染みの鳥。
さて、これは誰でしょう。
(どうしてこんな姿になったのでしょうね?)
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フクロウの首

2019-07-22 | 野鳥
先日はフクロウの目玉の話を書いたが、今日は首の話。

鳥の多くは頭部の両側に眼がついていて、周囲のどこに敵が現れても、すぐに発見出来るようになっている。
ところが、フクロウは平べったい顔に前向きの眼がついている。
だから人間と同じく、前方しか見ることが出来ない。
おまけに、人の視野の広さは170度あるのに、フクロウの場合は110度しか無いという。

しかしフクロウは、それを補うためか、首が良く回る。
首の回転をどう計測したのか知らないが、ある学者は「270度回る」と主張している。
次の写真は渡良瀬遊水地で撮ったコミミズクである。



これを見ると、
実質的には「360回る」と言えそうである。

次は獲物探索の飛行中に首を回した画像。




また、フクロウの首は回るだけでなく、異様なほどに良く曲がる。
こちらはアオバズク(巣立ち雛)の首曲げ画像。


左の写真は首を横倒しに曲げているが、真ん中のは顔の位置を中央に維持したまま曲げている。
いちばん右の写真は、首が折れたのではないかと心配になるほどである。
フクロウ類の巣立ち雛を観察していると、貰ったばかりの肉体を試すかのように、様々なポーズを見せる。
成鳥になると、このような無駄な動きはしなくなるようである。

フクロウの「首が回る」は「資金繰りが回る」を連想させ、商売に縁起の良い鳥とされている。
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長雨の影響

2019-07-20 | その他
ジメジメ天気のおかげでキノコが大繁殖している。
雨の晴れ間を狙ってウォーキングしていると、いろんな場所でキノコを見る。

散歩道でキノコの一家を見つけた。



サツキの下に隠れて、寄り添うように生えている。
なかなか可愛らしい。


自宅では、鉢の下に細長い生き物を発見。



初めて見るが、ヒルの仲間のようである。
これも長雨のせいだろうか。

明るい場所に放置して2時間後に見に行ったらミイラになっていた。



害虫でもなさそうなのに、気の毒なことをした。
今夜の夢に出るかもしれない。
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鳥のフン害対策

2019-07-18 | 野鳥
東京電力に糞害対策を依頼した。

最初に調査員が来て現況確認。
「電線にはどんな鳥がとまりますか?」
「小鳥は主にムクドリ、それにスズメとヒヨドリ。大きいのはカラスとハト」


「一番高い位置に3本並んでいる高圧線は、住宅側の2本に対策します」
「はい」
「その下に縦に3本並んでいるのは200ボルト線ですが、これは上の2本に対策します」
「どうして一番下はしないのですか?」
「鳥は上にとまることが多いので・・・」
と言ったその時に、ムクドリが3羽飛来して、そのうちの1羽が一番下の電線にとまった。
「おや、下にとまりましたね」
「そうですね・・・」
などと愉快なやり取りがあったのは、もう2ヶ月ほど前である。

今日はようやく工事が入った。
工事車2台に作業員が2人、ガードマン2人。
作業時間はおよそ2時間。
これはかなりの費用がかかっている。
糞害以上の出費かも。

これが対策済みの様子。

電柱の腕木にはトゲトゲが植えられ、電線には細い防鳥ラインが張られた。
この防鳥ラインは「カラス用と小鳥用のどちらにするか」と聞かれて、小鳥用を選んである。
カラスは足が大きいので、防鳥ラインと電線を一緒に掴んでとまれるらしい。

さてこれで愛車の糞害が無くなるかどうか。
しばらく経過を見ないとわからない。


※後日の追記
電線の糞害対策ブログは以下の3本です
19/07/18
20/05/27


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鳥は眼を動かせない

2019-07-17 | 野鳥
野鳥写真を整理していて、昔作ったアニメ画像を見つけた。
5枚ほどの静止画像をつないで無限アニメーションにしたもので、動画ではない。

このモデルは、利根川に居たコミミズクという、フクロウの仲間。

アニメにした目的は「鳥は目玉が動かない」ということを分かりやすく表現したかったからである。
これを見ると、コミミズクは左右を見回しているが、目玉そのものは動かしていない。
鳥類は目玉の向きが固定されていて動かせないのである。
フクロウは人の顔に似ているだけに、アニメの動きは一種異様に見える。

目玉が固定されていると、視線の向きを変えるためには首を動かすしかない。
これは鳥がやたらにキョロキョロ首を動かす理由でもある。
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梅雨空

2019-07-16 | その他
あきれるほどの雨続きである。
ここしばらく、テレビで見る週間天気予報には、太陽の絵がほとんど登場していない。
雲と傘ばかりが並んだ絵は、先に希望が無いようで、実にうっとうしい。
これが車上生活中だったら、たまらないだろうな。

自宅でやれることをと考え、過去に撮った野鳥写真の整理を始めている。
気持ちのどこかに「終活」という意識もある。
今日の写真いじりの中で、下の一枚が目にとまった。

大雨の中で撮った、ノビタキの巣立ち雛。


口をへの字に結んで頑張っているように見える姿である。
10年ほど前に北海道のサロベツ原野で撮ったもの。
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続・コウモリ糞害対策

2019-07-10 | その他
初めにPPヒモ作戦が失敗した。
そして7月7日に実施したテグス作戦も失敗に終わった。

敵の姿はこれ。
アブラコウモリ、別名イエコウモリ。

先日のテグス作戦というのは、コードクリップに長さ50センチほどのテグスをぶら下げただけである。

白色部分が軒天井で、タイルが壁面である。
矢印の4ヶ所にテグスを下げたが効果がなかった。
切りっぱなしの真っ直ぐなテグスがぶら下がっていても、コウモリは嫌がらないようである。
考えてみれば、自然界では植物のツルなどいろんなモノがぶら下がっているのが当たり前だ。
切りっぱなしのテグスでは、コウモリが衝突しても障害にならなかったのだろう。

そこで、今度はテグスをリング形状にしてぶら下げた。
しかも11ヶ所に大増強。

コウモリは壁際の天井にぶら下がるようで、フンが落ちているのは、ほぼ壁際に限られる。
コウモリの羽ばたきで極細テグスが風に踊り、リングが身体に引っかかれば飛翔の妨げになる。
嫌な思いをさせれば、コウモリは他へ休憩場所を移すだろう。
テグスに釣り針を付けるという過激な方法もあるが、残酷なことは出来ない。

新対策の効果は、フンが落ちているかどうかを見ればすぐにわかる。
毎朝、フンを確認するのが楽しみになってきた。
コウモリとの戦いというより、遊びのようである。


※後日の追記
これまでのコウモリ対策ブログは下記の通りです。
いろいろと無駄な対策を重ねましたので、興味のあるかたはたどってみてください。
19/07/07 19/07/10
20/06/09 
21/09/07 21/10/02 21/10/26 21/10/28 21/10/29 
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