kenharuの日記

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時化

2013-08-31 | 旅行記
紋別海洋公園の朝。
今日も天気に恵まれない。
昨日まで全く釣れなかった埠頭に、数台のクルマが見える。
そうか、今日は土曜日か。

埠頭へ行き、カラフトマス狙いの釣人たちと話をし始めると、いきなり目の前で1本の魚が上がった。
獲物を見ると、これがマスではなくサケ。

サケの群れが入ったのだ。
小さな群れなら、釣れるのは短時間で終わるだろう。
大急ぎでサケの仕掛けを準備していると、続けて2本のサケが上がった。
気があせる。
まもなく、友人たちとルアーを投げ始めたものの、時は既に遅かった。
今朝の海洋公園のサケは、先ほどの3本が全てだった。

午後はオホーツク沿いに北上しながら、釣り場を探った。
海がひどく時化ているから、浜辺での釣りは出来そうもない。
やがて道の駅「おこっぺ」に到着。
明日の天候回復を祈りながら、P泊することにした。
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2013-08-30 | 旅行記
今日は終日の嵐。
横殴りの雨で、クルマから出られない。
午前中は、車内でゴロ寝と読書をした。
同じ駐車場にとめている友人たちは、何をやっているのかな。

午後1時半に、隣のクルマから「紋太の湯に行こう」という電話が入った。
誘いの理由は明白だ。
4人で行けば、ひとり650円の入浴料が、割引されて550円になるのである。

クルマ4台の8人で出掛けて、夕方まで、露天風呂や休憩室でのんびり過ごした。
長風呂も居れば、休憩室でのおしゃべりが長い人も居る。
何の予定も持たない暇人ばかり。

ボクらは一足先に温泉を出た。
カミさんがヘアーカットしている間に、ボクがスーパーで買い物。
「好きなものを買って」と言われたので、後を考えずに、コテコテの牛カルビ肉とニンニクの芽を買った。
これを濃い味に焼けば、ビールが旨い。

ところが、海辺の海洋公園に戻ってみると、車がグラグラ揺れる強風。
とても車外でガス火が使えるようなコンディションではないのだが、一度出始めた焼肉用の唾液はもう止まらない。

ガステーブルのある側が風下になるようにクルマをとめて、小雨の中、カルビ肉とニンニクの芽を、甘辛醤油とすりおろしニンニクで焼いた。
渦巻く風に、何度もガス火が立ち消えたが、頑張って焼いた肉は格別に美味しかった。
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紋別の釣り

2013-08-29 | 旅行記
紋別海洋公園の朝は、久し振りの快晴。
今日はキャンピングカー5台の10人で遊んだ。

朝食のオカズは、昨日釣ったイワシの一夜干し。


駐車場にあるゲストハウスの屋根に風見鶏がある。


と思って、よく見ると鶏ではなくアザラシ。

身重なはずが、風向きに反応して軽快に動いていた。

友人が「北海道」の切り文字を手作りして、貼り付けてくれた。
これがフロント。


リヤには一回り大きな文字。

色気の無いボクのクルマが華やかになった。

今日のお楽しみは、日中のサビキ釣りと、夜間の集魚灯を使ってのマス釣りだ。
ところが、昼も夜もほとんど魚影がなかった。

他にやることもないから、終日、竿を振っていたがほぼ空振り。
良く目立つキャブコン5台を並べているものだから、何か釣れているように見えるらしく、頻繁に見物人がやってくる。
釣果はゼロに近かったが、日中をのんびりと過ごすことだけは出来た。

日没前の西の空。


日が沈むと、集魚灯釣りの開始。


今日もマスが居らず、灯りの下に集まるのは、雑魚ばかり。
雑魚を見るのは、そこそこ面白いが、そのうちに大量のクラゲが集まり出した。

灯りの真下に集まったクラゲ。


2時間後、灯りの周囲は、クラゲの大群に埋め尽くされた。

流氷を見ている気分。
ガリンコ号に乗るまでもない。

イタズラに、タモで掬ってみた。


期待の大漁は、魚ではなくてクラゲだったというお粗末。
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ブログのアクセス解析

2013-08-28 | 旅行記
このキャンピングカー日記は、gooの無料ブログを使わせてもらっている。
gooブログには、アクセスカウンターなど、幾つかの有料オプションが用意されているが、ボクは全く使っていない。

「4日間だけ、無料でアクセス解析が使えます」というサービスが登場したので、「時間帯別データ」というのを覗いてみた。
下記がそれで、8月20日(火)のアクセス数2966を、時間帯別に並べたものである。

アクセスの多い時間帯のベスト3は、21時がトップで、次いで9時と10時。
意外だったのは真夜中のアクセス数が多いこと。0~4時が522もあって、全体の18%も占めていた。
平日は会社の昼休み時間のアクセスが多いだろうと思っていたが、そうでもなかった。
初めて見たから面白いが、一度見れば十分。有料オプション契約は見送った。

午前 閲覧数
0 時 65
1 時 67
2 時 44
3 時 43
4 時 42
5 時 79
6 時 91
7 時 135
8 時 157
9 時 233
10 時 221
11 時 97

午後 閲覧数
12 時 125
13 時 88
14 時 128
15 時 157
16 時 80
17 時 100
18 時 149
19 時 106
20 時 140
21 時 298
22 時 177
23 時 144

今日はクルマに生活用品を積み込み、オホーツク沿いを北上して紋別市に入り、遊び仲間たちと合流した。


この海でのマス釣りは、残念ながら不調。
代りに、みんなでカタクチイワシを釣った。
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キャブコンの雨漏り

2013-08-27 | 旅行記
たまたま「どんなキャブコンを買ったらいいか」という相談を受けたので、この話題を書く気になった。

キャブコンというのはキャンピングカーメーカーが、トラックの上に住宅を架装したものである。
住宅建設業者をビルダーと言うが、これと同じように、キャンピングカーメーカーもビルダーと呼ばれている。
どちらも住宅メーカーというわけだ。

大震災以降、大手のハウスメーカーは、いろんな耐震住宅を開発し提案している。
しかし、キャブコンほど耐震性能を必要とする住宅は他にないだろう。
走行すればカーブもあるし段差も踏む。車体をユッサユッサと大きく揺らしながらダート道を通ることもある。
キャンピングカーのビルダーは、「毎日が震度6」みたいな、過酷な使用に耐える住宅を作らねばならないのである。

揺られ続けると不具合が生じる。
そのひとつで、代表格なのが雨漏りだ。
車体が揺れるたびに、外壁パネルの接合部には、曲げやズレの応力が集中する。
接合部には、防水のため、弾力のあるコーキング剤を使っているのだが、破れることがある。
壁には外壁と内壁があるから、室内まで水が侵入しない限り、居住者は漏水に気づきにくい。
壁内部への雨水浸透で、骨材がボロボロに腐食していたという事例もある。

防水が破れたら、コーキングし直せば良いのだが、破れた場所を特定するのが困難だ。
パネルどうしの接合部はみっともないので、たいていの場合、その上に飾りを兼ねたモールを被せるなどして、隠している。だから破れても傷口が見えない。
水がどこから浸み込んで、どこへ流れたものか、長いモールを剥がしてみないと分からないのである。
おまけにそのモールも、防水のために全面をコーキングしてあるから、厄介な剥がし作業になる。

ボクのコルドバンクスは、この問題に関しては有利な設計になっている。
バンクと屋根と側壁が一体成型だし、僅かしかない接合部分には、それを隠すようなモール類が使われていない。
美観よりもメンテナンスフリーを考慮したデザインなのだろうと思う。

コルドバンクスはリヤの壁にパネルが使われている。
垂直な壁面だから雨漏りの懸念は小さいが、繋ぎ部分はスキマを広くとり、たっぷりとコーキング剤を挟んでいる。そして、それを丸見えのままにしてある。
リヤパネル周りの、矢印部分がコーキングのスキマだ。


その幅は2センチもある。


幅が広くてみっともないが、広いぶん、曲げやズレを吸収する能力は高い。
コーキング剤は汚れを吸い込んで黒ずむから、美観を重視する人には好まれないだろうが、機能性を優先するボクは、逆にこれが気に入っている。
コーキングが破れれば一目瞭然だからである。
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白鳥?

2013-08-26 | 旅行記
今日は自宅でゴロ寝暮らし。
身体を動かしたのは、散歩とクルマの掃除だけ。
あとは読書と昼寝。

カミさんがビーズで白鳥を作っていた。


白いビーズだから、白鳥のつもりなのは分かる。
しかし、ボクには鵜に見える。
クチバシが少し長すぎるのかな?
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2013-08-25 | 旅行記
ここ数日、晴れと曇りと雨が短時間にめまぐるしく変わる、不安定な天気が続いていたが、今日は本格的な雨になった。

先日、散歩中に突然、靴底がパカッと剥がれた。
ちょうどウェーダーの靴底も剥がれかけていたので、昨日出かけた網走で、修理のために接着剤を買っておいた。
ウェーダーはしっかりと修理するつもりだが、靴の方はついでで、直ればめっけものである。
雨の日の格好な室内仕事になった。

踵が剥がれかけたウェーダー。

隙間から、フェルトに接着剤を浸み込ませて、乾いたところで圧着した。

ワニが大口を開けたような靴。

景気良く開いたものだ。

昼食は冷蔵庫の在庫処分メニュー。


ホタテとイクラの海鮮丼に、友人から貰った山ワサビを散らした。
肴になりそうな具が載っているので「飲もうか」と言ったら、カミさんが賛成した。
血液の循環を良くして昼寝すれば、カミさんの腰痛(ほんの軽症)も治るだろう。

カミさんは、友人から頂戴した「北の勝」。

旨い酒らしい。

ボクは、家計費で買った発泡酒。

110円相当の幸せ。

食後は雨音を聞きながら爆睡。
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網走

2013-08-24 | 旅行記
今日は不安定な天気だった。

午前中は晴れ。
雨にならないうちにと、網走へ買い物に行った。
食料品の調達と雑貨探し。

昼食後、網走の道の駅で、初めての人と待ち合わせ。
数年前からボクのブログを見てくれている人で、遠方からわざわざ会いにきてくれた。
ありがたいことである。
しかし、こういう初対面はどうも分が悪い。
ボクにとっては未知の人なのに、客人はボクのことを良く知っているからだ。

とはいえ、2時間も話し込めば人柄が分かる。
良い人に出会えて良かった。

客人を見送った直後に大雨になった。
駅内で雨宿りをしていると、まもなく日が差し始めて、帽子岩の上に美しい虹が現れた。


帰りがけに網走港の釣り場に立ち寄ると、サケ狙いと思われる、数人の釣り人が居た。
様子を聞こうとしたら、突然の雨。
空が黒雲に覆われて、猛烈な暴風雨になった。
埠頭に積み上げた木製の魚箱が、吹き飛ばされてコロコロと転がる。
クルマがグラグラ揺られた。

今度は車内で雨宿り。
ようやく雨が上がり、自宅へと向かった。
自宅までは20分の距離なのに、大雨で水浸しになった道と、路面の乾いた道とが、交互に現れた。

今朝の天気予報が「大気が不安定」と言っていた。
キャブコンで摩周湖へ向かった客人は大丈夫かな・・・
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秋ワラビ

2013-08-23 | 旅行記
常備野菜になっているワラビの在庫が底をついた。
このところ雨が続いたので、「また出たかな」と、友人と一緒にワラビ採りに行った。

お盆前に比べて、3分の1ほどしか収穫出来なかった。
それもその筈、今は8月下旬で、季節はもう秋。道端には萩の花が咲いている。
先日まで夏ワラビと呼んでいたが、今日のは明らかに秋ワラビである。
これが今年最後のワラビ採りだ。

友人が、道路沿いのビート畑の土手に、野生のアスパラガスを見つけた。
畑から種が飛んできて自生したのだろう。大きく伸びたアスパラガスの根元に、美味しそうな新芽が出ていた。
ビート畑の土手だから採ったものの、これがアスパラガス畑の土手だったら採るわけにはいかない。「李下に冠を正さず」の好例になる。


アスパラガス(右)は晩御飯のサラダに加えた。
ワラビ(左)はアク抜き中。
僅かな量でも、自分で採って食べるのは面白い。
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ほっちゃれ

2013-08-22 | 旅行記
今日はジル乗りのYご夫妻が遊びに来てくれた。
一緒に高校野球の決勝をテレビ観戦。
Yさんは群馬県出身だから、ボクも前橋育英高校を応援した。
宮崎県出身のお客様なら、延岡の応援をしたかもしれない。

テレビを見ながら、お土産にいただいた「ほっちゃれ」でお茶。

サケの形をした北見の銘菓である。

「ほっちゃれ」というのは、産卵を終えたメスのサケのことで、肉の品質が低いことから、「捨てるしかない」という意味の蔑称である。
余市の市場では、卵を抜いたサケに「メスガラ」という名札をつけて、1本300円で売っているのを見た。サケに対して失礼な、随分と無慈悲な呼び方である。

そのような意味の「ほっちゃれ」という言葉を、逆に、子孫繁栄を達成して命を全うするという喜びを込めて、この菓子の名前にしたのだという。

カミさんたちは一日中、鯉のぼり作りで遊んだ。


毎年、何らかの手芸ネタを持参しては、皆でこんな具合に楽しんでいる。
次はネコの縫いぐるみ作りをするらしい。
ほっちゃれたちのお遊びである。
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