kenharuの日記

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久しぶりの珍鳥探し

2022-05-30 | 野鳥
「リュウキュウヨシゴイを探しに行かないか?」 
ヨシゴイの近縁種で、まだ見たことのない鳥である。
珍鳥追っかけはやめて久しいのだが、友人にさそわれて某沼に出かけた。


沼の端には先着のカメラマン数人が並んで居た。


お目当ての珍鳥は、普通のヨシゴイと一緒に、目の前の葦原の中に潜んでいて、たまに姿を見せるらしい。
地元の人が「今日はまだだが、昨日は1回現れた」と言った。

ボクらも葦原にカメラを向けて待ち始めた。
目の前ではオオヨシキリたちが「ギョギョシ、ギョギョシ」とやかましく鳴いている。


時々、サンカノゴイの「ボォー」と声が聞こえる。
ヨシゴイたちは葦の下に潜んでいて、たまに葦を登っては一瞬だけ姿を見せる。

そのまま飛んだとしても、すぐに近くの葦の下に、再び隠れてしまう。


撮影は、広い葦原でモグラ叩きをしているようなものだ。


あやしいモグラは撮影するが、画像を再生して「これも違う」「これも違う」。


昼前から夕刻まで、立ちっぱなしで待ったが、とうとう珍鳥は姿を見せなかった。
珍鳥追っかけというのは、こんなものである。



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ゼラニウム「さくらさくら」

2022-05-24 | その他
今年も「さくらさくら」が満開になった。


たった1本だが、3年でこの大きさまで育った。
階段脇の僅か20センチの隙間に植えてある。
駐車場出入りの邪魔にならないよう、薄べったく育てている。


ゼラニウムの一種だが、桜のように明るく爽やかな姿が気に入っている。
おまけに、桜のようにパッと咲いて一斉に散るのではなく、沢山のツボミがあって次々と開花するので開花期間がとても長い。


道行く人に品種名を尋ねられる。
挿し木で増やせるからと、何度か枝を切ってあげている。



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カルガモ親子はみんなのペット

2022-05-21 | 野鳥
町内の水路に今年もカルガモの親子が現れた。

野鳥には、子育てに成功した場所に翌年も現れるという習性がある。

雛は9羽。


水路は幅2メートルで長さ100メートル。
住宅地内にあり、両側は垂直なコンクリート壁である。
小さな雛が独力で水路から出られるような足場はない。

母鳥は時々首を伸ばして草をついばむが、小さな雛たちは届かない。
カルガモは雛に給餌しないから、雛は自力で採餌するしかないのだが、水路内には餌になりそうなものは見当たらず、しきりに水面の汚れや壁面の苔を食べている。


これが住民提供のカルガモ専用住宅。

毎年のことだが、まもなく住民たちの給餌が始まるだろう。
このカルガモは、人のペットになることで子育てを成功させ、その成功体験を踏襲して、また同じ場所に現れたのだと思う。
野鳥への給餌はいけないこととされているが、この子たちは人の給餌がなければ育たない。





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カタツムリの足跡

2022-05-20 | その他
公園遊歩道の路面にカタツムリの足跡が幾筋もあった。
乾いた道を歩くのは命がけだろうから、これは繁殖行動なのかもしれない。

この子は日が高くなったのに帰れなかったようで、殻に閉じこもって眠り込んでいる。
規則正しい点線状の足跡が最後に乱れているのは、日光を浴びて慌てたのかな。

次の足跡は手前で消えている。

何者かに襲われたのだろうか。
最後の足跡形状から何が起きたのかを推理してみるのも面白い。

ところで、カタツムリの足跡はなぜ点線になるのか?
足跡はカタツムリの体表を覆う粘液だから、接地すれば必ず痕跡が残る。
だから、線が途切れた部分は「跨いで進んだ」ということになる。
カタツムリは、身体をアーチ状にして、身体を伸縮させながら移動する。

なぜ点線歩きをするのかについては、いろいろ推測されている。
①大切な粘液の節約のため
②早く進むため
③痕跡を途切れさせて敵の追跡を防ぐため





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ポピー見物

2022-05-18 | その他
今日は晴れた。
カミさんが「花でも見に行こうよ」
今は足のリハビリ中だから、近場の歩かなくていい花園を探した。
で、見つけたのが菖蒲町のポピー園、ネット画像を見る限りまあまあのレベル。

弁当を調達して昼前に出発し、すぐに到着。
もう少し広い花園を想像していたが、かなり狭い。
「えっ、これで全部?」
見回すと、観光客はボクとカミさんの二人だけ。
客一人当たりの広さで考えれば狭くはないな。

駐車場脇の仮設テント小屋で、お役所の職員さん3人が手持ち無沙汰に待機していた。
「刈り取りしませんか」と、教育委員会のお姉さんがハサミとポリ袋を持ってきてくれた。

これがほぼ全景。

左奥に見物台が設置されているが、上らなくても全景が見渡せる。

ほんの一握りだけを刈り取らせてもらった。


ポピー園には、開いた花とツボミは沢山あるものの、不思議なことに、開きかけ状態のは全く見当たらない。
たぶん、咲くときはグズグズせずに、一気にパッと全開するのだろう。
それを確かめたくて、数少ない「割れかけたツボミ」を探し出して摘んで来た。

花瓶に差して眺めているが、そろそろパッと開くかな・・・





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久しぶりの灰汁巻き

2022-05-16 | 食べ物
鹿児島から灰汁巻き(あくまき)が届いた。


車旅をしている友人のブログ写真にそそられ、ネット発注したものである。
早速夕飯の主役になった。



まずは定番のキナコまぶし。
久しぶりだから美味しいだけでなく楽しい。

灰汁巻きというのは、食べたことのない人には説明しにくい、一種異様な食べ物である。
餅の一種なのだが、何に似ているかと問われれば、名古屋のウイロウやワラビ餅を思いつく。
初めて食べると「味がない」「美味しくない」「エグイ」と言う人が多いようだが、すぐに食べ慣れてファンになる人もまた多い。

餅のくせに「餅つきをしない」作り方も面白い。
餅米を、竹の皮で包んで固く縛り、汚らしい灰汁で煮る。
灰のアルカリによる作用と、竹皮の中で餅米が膨らむ膨張圧力だけで、米粒が跡形もなく潰れて一体の餅になる。




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カレーの甘口と辛口

2022-05-15 | 食べ物
まとめてゲットしたレトルトの牛すじカレー。


食べてみたら甘ったるい。
好みの問題だが、わが家の口には合わない。
甘過ぎるカレーを上手く調理する方法は無いものかと調べてみたが、良くわからなかった。
言葉の使い方が混乱しているせいもある。

カレーの業界では、
辛口とは・・・・辛いカレー
甘口とは・・・・辛くないカレー
となっていて、砂糖的な甘さは登場しないのである。
砂糖を入れすぎたカレーを食べた客が「甘すぎる」と文句を言って、調理人が「では辛くしましょうか?」と応じたら、会話は混乱する。
最初に「甘口」と表現した人の罪は重い。

このカレーは孫へのプレゼントにして喜ばれたから良かったものの、自宅に残った数個をどう食べたものか思案している。
足りない砂糖は簡単に足せるが、多過ぎたら引けない。
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走らなくても車検

2022-05-12 | その他
車検に出したキャンピングカーが帰ってきた。


何の不具合もなく合格。
これでまた2年間、平成6年6月まで乗れる。

不具合などある筈がない。コロナ禍のため、前回の車検以降、ほとんど走っていないのだ。
走らなくても2年毎に検査を受けるというルールは、よく考えれば理不尽である。
「経過期間」と「走行キロ数」の2要素で有効期間を決めてもらいたい。
車検費用を支払ったばかりの今はそう思う。



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ボケ防止ギター

2022-05-10 | その他
ボケ防止目的でギターを弾いている。
弾き手は後期高齢者だがギターも古い。
糸巻き部分に購入年月が刻んであり、実に55年前の骨董品である。

ヤマハの安物だが、よく壊れないでもってきたものだ。
しかし第4弦はビビるし、表面板にはひび割れがある。

同タイプの新品をアマゾンで購入した。
左が古いやつで右が新品、良く似ている。

早速弾いてみると、新しいやつは音が硬い。
骨董品の方がまろやかな音を出す。

ゴミに出すつもりを中止し、ビビリ音解消のために弦高調整をした。
ナットと呼ばれる部品の下にフィルムを挟んで弦高を僅かに上げた。
一方、新品ギターはまだ弾きにくいので、逆にナットを研磨して弦高を0.5ミリ落とした。
これで弾きやすさは同レベルになった。

両者に新しい弦を張り、しばらく弾き比べてみると、やはり骨董品の方がまろやかな音がする。
出来の違いか、それとも55年の歳月が音を熟成させたのか。
しばらく弾き比べてみることにした。



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激甘の黒ニンニク

2022-05-03 | 食べ物
常温で1年寝かせた黒ニンニクが驚くほど甘くなっていた。


ご覧の通り、ニンニクの肌が甘い汁でベタベタに濡れている。
食べてみるとハチミツ漬けの黒ニンニクと同レベルの甘さ。
つまりハチミツそのものと同程度の甘さになったのである。

わが家では黒ニンニクをハチミツ漬けにして食べているが、これだけ甘いとハチミツに漬ける意味が全くない。
保存中に熟成しきったのか、ニンニクの嫌味や匂いはまったくなく、ただ甘くて美味しいのである。
ケーキやクッキーに載せるなど、砂糖菓子の代わりとして十分に使える。
ただし、甘い汁で皮が貼り付いているため、皮を剥くと手指が黒く汚れてベタベタになる。

どうしてこんなに甘くなったか詳細は不明だが、その手がかりとして、この激甘ニンニクの履歴を紹介しておく。
①四国産の乾燥ニンニクを7月(収穫時期)に購入
②炊飯器で12日前後熟成。湿り具合をコントロールして、「剥いたニンニクの肌が汗ばんでいる状態」の仕上がりにした
③ひと月ほど日陰で風乾(ニンニクは保水力が強く、ひと月ではほとんど乾燥しない)
④真空パックにして常温保存(床下収納庫に保存)。その10ヶ月後に開封した



もともとが乾燥気味に仕上がったものや、密封が不完全で空気の入ったものは、ニンニクの肌が乾き気味で、あまり甘くなっていなかった。
だから、③の風乾工程は必要ないのかもしれない。

なお、真空パックにして冷凍保存していたものは、保存前の甘さと変わっていなかったから、甘くなったのは常温保存の効果である。
次に作る時は、もう少し水分を増やして、風乾せずに保存してみようと思っている。
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