kenharuの日記

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道の駅「流氷街道網走」へ

2012-08-31 | 旅行記
車上生活者に戻り、道の駅「メルヘンの丘めまんべつ」の駐車場で朝を迎えた。
今日は猛暑が去って、空を見上げれば秋の雲。


道の駅の隣にある農産物直売所で、野菜を購入。
店頭に、珍しい三つ子のナスがあった。


網走の道の駅に向かって走り出し、途中のフロックス公園に立ち寄る。

白い地面はホタテの貝殻を敷いたもの。
クルマの向こう側斜面はフロックスの花畑になっていて、その先に網走湖が見下ろせる。
花畑の広さは東京ドーム2個ぶんもあるそうだ。

網走の道の駅に到着し、友人のキャンピングカー2台と合流。
暫くおしゃべりをした後で、駅裏の船着場で釣り糸を垂れてみた。
ワームを底に沈めて踊らせると、すぐにガヤ(エゾメバル)が釣れる。
3組の夫婦のオカズにしようと、6匹のガヤを釣った。
海岸でさばく。


カミさんはチカ釣りに挑戦したが、1匹しか釣れない。
チッポケな1匹を「食べる」と言うので、焼き魚にした。


小さいけれど尾頭つき。


ガヤはフライパンで煮付けにした。

これが6人分だ。

3家族は、それぞれのクルマで夕食。
ボクら夫婦は、ガヤを肴に網走ビールで乾杯。

青いスッキリ味ビール。

定住生活が終わり、楽しい車上生活が始まった。
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引越し

2012-08-30 | 旅行記
今日は、借家からキャンピングカーへの、引越し日。
天気予報が「猛暑以上の酷暑になる」と言うので、朝の涼しいうちから作業開始。
陽射しが強くなる前に、借家でしか使わない用品・・・扇風機、絨毯、座布団・・・などをクルマのルーフにくくりつけた。

時間がかかるのは、衣類と冷蔵庫だ。
冷蔵庫は借家とクルマの両方を使っていたので、それをひとつにしなければならず、余分なモノを減らしながらの、チンタラ作業になった。
冷蔵庫に入りきれない、冷凍のウドンとソバが、お昼のメニューになった。

「来た時よりも美しく」の心がけで、借家をピカピカにしたら、二人ともクタクタ。
午後3時の室温を見ると、北海道の酷暑。


「そろそろ休憩を入れないとバテるぞ」と言いながらも、休まずに働き続けていたら、折り良く、Y先輩が陣中見舞いに来てくれた。
休憩がとれ、気分転換にもなった。

夕方、大家さんの立会いで屋内を点検し、カギを返納。
そのカギで、大家さんは無造作に玄関ドアを施錠する。
ガチャリ。
愛着ある「わが家」と、あっけないお別れ。

今回の定住生活は快適だった。
二人きりの借家暮らしだったが、来客数は延べ21人と賑やかだった。忘れがたい思い出がたくさん出来た。
今夜は、近くの道の駅「メルヘンの丘めまんべつ」に、車中泊。
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メルヘンの小焼け

2012-08-29 | 旅行記
借家暮らしは今夜が最後で、明日はもとの車上生活に戻る。
今日はそのための準備に忙しかった。

朝から借家とクルマの片付けや清掃。
コインランドリーが遠いので、駐車場にヒモを張って、寝具などを干した。


カミさんはクルマ暮らしに備えて、残った食材で、オカズの作り貯めをしている。
ボクはメルヘンの丘で、最後のワラビ採り。読みどおりに、先日の雨で、新しいのがニョキニョキと生えていた。
早速アク抜き。


夕方、干しものを取り込むと、網走まで買い物に出た。
途中、道沿いにある「はな・てんと」の花壇を覗く。

網走のスーパー「ベーシック」で、今夜のご馳走を調達。
今日はボクの誕生日なのだ。

帰宅すると、いつもより西の空が美しい。
カメラ片手に、自転車でメルヘンの丘へと急いだ。
かろうじて日没に間に合い、やっと撮れた夕焼け。

あまり焼けてはいないが、今日は雲がきれいだ。

見とれているうちに、どんどん赤くなった。
そして見事な小焼け。

ここに住んだ1ヶ月間で、今日が一番美しい・・・

赤飯が待っているから、もう帰らなくちゃ。
振り返り、振り返り、メルヘンの丘を後にした。
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快適化名人

2012-08-28 | 旅行記
道の駅「メルヘンの丘めまんべつ」に立ち寄ると、快適化名人のTさんのクルマがあった。
快適化の新ネタを見せてもらったので、それを紹介。

車体側面にテーブルが取り付けられる、便利な金具。

ボクの「車外引き出し式ガステーブル」が欲しくなって、これを取り付けたと言っておられた。

金具にテーブルを差し込んだ状態。

ここにテーブルがあれば、いろいろ使えそうだ。
かなり特殊な金具だが、ボクも探してみよう。

これはシンクの上に、水切り棚が引き出せるというアイデア。
脇にある棚の下から、水切り棚を半分引き出したところ。


全部を引き出した状態。

洗い終えた食器を載せて、水切りする。
脇に棚があるから出来た工夫だが、空間の利用がとても上手い。

自分のクルマの快適化は、ほぼ出尽くしたと思っていたのは大間違いのようだ。
まだまだ工夫の余地があると気づかされた。

これは快適化ネタではないが、Tさんお手製の精巧な木製キャンピングカー。

車内の小さな調度品に至るまで、ご自分のクルマそっくりに出来ている。
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ホタテ釣り

2012-08-27 | 旅行記
以前には、毎年楽しんでいたホタテ釣り。
道庁が「ホタテ釣りは違法」という見解を、各支庁に通達したと聞いてからは、やめてしまった。
ボクの知る限り、ホタテ釣りの事情は、下記のようなものだ。

まず、ホタテ釣りとは
漁港内で、テンビン状の仕掛けを投げて海底を引きずり、ホタテの開いた口に針金を挟ませて釣り上げるものである。
この写真は4年前のもの。

上はカミさんが一度に2枚を釣り上げたところ。
下は数時間の釣果。

次は、法律面
漁港内にホタテの漁業権はないので、誰が獲っても構わないのだが、ホタテ釣りを違法とする根拠は、「遊漁者に認められる漁法」ではないという点にある。
漁業者ではないボクらが魚貝類を獲るには、「遊漁者に認められる漁法」を守らねばならないらしい。
正確な文言では無いが、「遊漁者がやって良い釣りは、餌などで獲物を誘って、口またはその周辺に引っ掛ける漁法」ということになっている。
これは「引っ掛け釣り」の禁止条項である。

数年前、自由にホタテ釣りが出来たころには、某市役所が市民の問い合わせに対して、「ホタテ釣りは引っ掛け釣りとまでは言えない」と回答したことがあったらしい。
しかしその後、道庁が「ホタテ釣りは引っ掛け釣りと見なす」との見解を出してしまった。

ホタテ釣りは「引っ掛け釣り」にあたるとは思うのだが、だからと言って、取り締まる必要があるのだろうか。
杓子定規な法律の、行きすぎをセーブするのが、お上のお目こぼしというものではないか。

それに、わざわざ違法通達を出させた、そのエネルギー源は何だったのだろう?
漁港内でホタテを獲る漁業者など居ないし、ホタテ釣りに目くじらを立てる漁師に出会った経験もない。
ホタテ釣りはマイナーな釣りだから、特に港湾作業の邪魔になってもいない筈だ。
漁港内のホタテは、ホタテ船からこぼれたものや、捨てられた稚貝が成長したものだから、資源保護や生態系保全に関する問題もない。

ほかに思いつくのは、貝毒の問題ぐらいである。
夏になると、ホタテに貝毒が出て、業者の商売を縮小させることがある。
有力者が「ホタテ釣りで貝毒被害が出れば、漁業者の商売に悪影響がある」とでも言ったのだろうか。
もしそうだとしたら、これはやりすぎだ。


今日のメルヘンの丘
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隣町のお祭り

2012-08-26 | 旅行記
友人が住んでいる、東藻琴のお祭りを見物に行った。
東藻琴の町並みは、歩けば数分で横断出来る狭さだし、普段の日は、町の通りで人影を見ることも少ない。
なのに、今日の猛暑にもかかわらず、祭り会場には驚くほど大勢の人が居た。


麦わらロールの、転がし競争が愉快だった。


今日は猛暑がぶり返し、大空町の公式最高気温は30度になった。
祭り会場には日陰が無いから、さらに数度は高い。
そんな炎天下で、七輪を借りて焼肉を食べた。
七輪は金属缶の流用品だから、ストーブを囲んでいるようなものだ。
七輪の輻射熱と日射とで、頭がクラクラした。

真夏の炎天下で焼肉を焼かせようという発想が出来るのは、例年が涼しいからだろう。
先日の最高気温35.3度には驚いたが、今年の北海道の暑さは異常である。

東藻琴の町でエアコンを設置しているのは、JAと網走信金と郵便局の3ヶ所だけらしい。
ついでに書けば、ここオホーツクエリアの図書館で、エアコンが設置されているのは、湧別町の一ヶ所だけだそうだ。
北海道は暑さへの備えが少ないから、猛暑に襲われれば弱い。
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サケは釣りたし・・・

2012-08-25 | 旅行記
今日は快晴。
外は暑くても、屋内は爽やかな一日だった。

自宅前の駐車場で、一日中、燻製ニンニクを干した。

蒸し焼きニンニクは、ちっぽけなくせに保水力が強力で、なかなか乾かない。ゼリー菓子程度の固さにするのに、丸3日もかかる。

美味しかった、今日の昼ごはん。

マスの切り身は、醤油漬けを焼いたものと、味噌漬けのオイル焼き。
食べ比べると、やはり、マスは味噌漬けが合う。

左下の茶碗は、数日前にNHKの料理番組で見た、トウモロコシの炊き込みご飯で、これは美味しいだけでなく、楽しめた。
①茹でたトウモロコシの実を、包丁で削ぎ落とし、残った芯を煮てスープを作る。
②そのスープに少々のダシを加えて、ご飯を炊く。
③炊き上がったご飯に、削いだ実を加えて、かき混ぜる。
甘いトウモロコシを見つけたので作ってみたのだが、トウモロコシだけの甘みというのは、なかなか上品なものだった。

友人から「初釣りでサケをゲット!」というメールが入った。
マスの遡上遅れを話題にしていたら、もうサケ釣りが始まったようだ。
二人の友人がそれぞれ1本を釣ったという。
さほど遠い場所ではないし、定住生活をしていなかったら、早速行ってみたいところだ。

去年、知り合いのキャンパーが、某漁港でサケの大群に遭遇し、一日に50本を釣った。
一緒に居た、全くの初心者までが40本ほどを釣り上げたというから、すごい。
いずれもたった1本の竿で、である。

釣りは面白いが、釣り上げてしまったサケは、車上生活者にとって厄介なお荷物になる。
道内の釣り人は、大きなクーラーボックスを持参しているし、自宅には冷凍冷蔵庫があって、1年分のサケを保存するのだという人も多い。
しかし、ボクら車上生活者には、クーラーボックスなどないし、車載の小型冷蔵庫は、サケ1本の切り身を入れたら、いっぱいになる。

魚の鮮度を落とさないためには、2時間ほどで釣りをお終いにして、冷凍便でどこかに送ってしまうか、または、すぐにさばいて車載冷蔵庫に保管しなければならない。
つまり、サケ釣りをしたければ、釣り場の近くに、冷凍便を扱う宅配業者や、魚のさばき場所を、あらかじめ確保しておく必要があるのだ。
知り合いキャンパーは、面白くて50本も釣ってしまったのだろうが、後でそれをどう処理したのだろう。

思う存分サケを釣ってみたいが、釣れば釣るほど借金が増えるようなものだから、車上生活者の釣りは悩ましい。


今日のメルヘンの丘
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1日だけの猛暑

2012-08-24 | 旅行記
マス釣りに出かけた一昨日、留守宅の女満別が35.3度の記録的猛暑に襲われた。
ボクは知床半島の羅臼側に居たから快適だったものの、留守を守るカミさんは「暑くて居場所が無かった」という。

驚かされた猛暑だが、たった1日だけの特異現象。
今日の女満別は、最高気温が22度で、もと通りに涼しい。
カミさんは「埼玉の暑さを思い出せて良かった」と笑っている。
喉もと過ぎれば熱さ忘れる。
つかの間の猛暑は、忘れ防止のクスリになった。
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ウトロ側のマス釣り

2012-08-23 | 旅行記
昨日は知床半島の、羅臼側でカラフトマスを釣った。
そして、今日はウトロ側での挑戦だ。
マスはウトロ側の方に多く集まると言われているが、はたしてどうだろうか。

昨夜は某林道に車中泊した。
いつもは車中泊の車が居るのだが、他に1台もいなかったし、今朝の夜明け前に入って来る車もなかった。
どうやら、みんなが釣りをあきらめたようだ。

早朝4時にケモノ道を通り、渓流に入って、海へと下った。
川はクマの餌場になっているようなので、リュックに熊鈴をぶら下げ、笛を吹き鳴らしながら、こわごわ進む。
釣り場に到着した頃は、ウキがやっと見えるほどの明るさで、これは一番釣れる時間帯に当たるが、浜辺には誰も居ない。

ここは、先日15人ほどが並んで、2本しか釣れなかった場所である。
その2本が釣れたのは、川水が流れ込む、波打ち際だった。
魚影が極端に薄いから、魚が確実に寄るポイントにウキ餌を漂わせて待つのが、確率の高い釣りになると思う。

まだ薄暗いので、竿に取り付けたままになっていたウキルアーを使った。
ウキルアーは、ウキが見えなくても釣りになるからだ。
ごく近くに投げて、リールを巻き、狙いのポイントにルアーを通す。
それを繰り返す。

10数回目に、すぐ目の前の、波が砕ける浅場でヒットした。
魚が居ないとあきらめかけていたので「おお、居たか!」、これは嬉しい。
昨日の獲物と比べれば小ぶりな魚体が、大きく跳ねた。
竿を立て、後ずさりをしながら、一気に引き上げる。
今季の第2本目は、優しい顔をしたメスだった。


小群が入ったのかもしれないので、大急ぎでウキエサ仕掛けに交換して、ピンポイントに浮かべたが、もう2度とアタリは出なかった。
その後、釣り人が増えて浜辺は4人になった。

釣り場の左手に、マスの定置網がある。
大型の漁船が、網に入ったマスの回収にやってきた。
クレーンで持ち上げた網は、遠目に見る限りカラッポ。

去年は、この網が連日のように、何トンものマスでいっぱいになるのを見た。

今朝は1時間半釣ったところで、道具を仕舞った。
結局、引き揚げるまでの釣り場全体の釣果は、僅かにボクの1本だけ。
この大不漁にもかかわらず、オスメスの2本を釣らせてもらえたのだから、ありがたいと思わなくちゃ・・・
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初マス

2012-08-22 | 旅行記
道の駅「知床らうす」の早朝4時。
車外温度計の目盛りは14度。
100円ショップの温度計なので、精度はあやしいが、寒いのは確かだ。
ジャンバーを着て、知床半島の某釣り場へ行った。

昨日通った峯浜の漁師が「マス網にサケが数本入ったが、カラフトマスはゼロだった」とこぼしていたそうだ。
そんな不漁情報が広がっているから、釣り場は閑散としていて、釣り人は僅か8~9人。
右手の3人はウキルアーだ。
左手には川の流れ込みがあり、3人がウキ無しルアーを投げては、忙しく巻き取っている。
ボクは流れ込みの右横に、ウキ餌を漂わせてノンビリ待った。

4時半ごろに、ウキルアーの人が1本目を釣り上げた。
群れが入ったのなら、続けて釣れるのだが、後が続かない。

釣った人のマネをして、ボクも仕掛けをウキルアーに変更した。
すると、すぐに、そのウキルアーにアタリが来た。
暴れ回る良型のカラフトマスを、ゴロ岩の間に引きずり上げて、今季の第一本目をめでたくゲット。

結局今朝は、この1本だけで終わった。
4時過ぎから、2時間半の釣りだったが、釣り場全体の成果は2本だけ。
やはり魚が少ない。
状況が状況だから、初もの1本で上機嫌のVサイン。


朝食後、羅臼漁港の堤防で、イタズラのような釣りをした。
カレイ、アブラコ、ソイ、カジカなどが釣れた。
珍しいのはこれ。

シマソイだとか・・・

漁港内を見て回ると、カレイが馬鹿釣れしていた。
超お手軽な釣り場所なのに、70センチの大物を筆頭に良型ばかり。
潮が止まったため、釣れなくなっていたが、これには驚いた。

午後はウトロへと向かった。
峠道を上り始めて、間もなくにある「熊の湯」に入浴した。

毎年一度は入っている、無料露天風呂。
いつもは、小うるさい風呂奉行みたいなのが居るが、今日は居なかったので、気持ち良く浸かれた。

標高740メートルの知床峠で一休み。
後方は1660メートルの羅臼岳。


ウトロ側に下りて、オホーツクの海岸を斜里方面へ走る。
道路沿いのマス釣り場には、ほとんど釣り人が見えない。
明日はどんな朝になるのかな。
今夜はウトロ泊まり。
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