新しいジェネシスバッテリーが到着した。
サブバッテリーの選び方は、「容量」よりも「走行充電の入りやすさ」が重要だとボクは考えている。
ジェネシスの特長は「充電電圧の低さ」にあり、だから走行充電が入りやすい。
AC充電であれば、15ボルトぐらいの高電圧がかけられるから、どんなバッテリーでも満充電に出来る。しかし、走行充電ではオルタネーターから14ボルト以下の電圧しかかからないから、低い電圧で充電できるジェネシスが有利になる。
今日は暑くなりそうなので、涼しい朝のうちにと思い、朝食後に作業を始めた。
まずは本体を確認。
左が古いジェネシスで、右が新品。
電極のボルト穴の向きが90度異なっている。
新しい方が、長さも幅も高さも少し大きい。
今までのバッテリーはメキシコ製だが、今度のは米国製である。
電圧は13.08ボルト。
輸入したばかりのものを捕充電してから送ったと、販売店が言っている。
サードシート下は満杯状態だから、バッテリーサイズが大きくなると困る。
バッテリーを床面で囲っている木切れの位置を、1センチほど移動するだけでも、配線が邪魔をしてねじ回しがなかなか入らない。
このバッテリーは上に持ち手がないので、代わりに荷造りテープを巻いて持ち上げた。
配線の束を強引に寄せながら、33キ㎏のバッテリーを苦心して押し込む。
治ったばかりの腰痛が再発しそうな作業だった。
バッテリーの左横に、配線の全部が収まりきれず、膨れ上がった。
端子に灰色の絶縁テープを巻いた22スケの黒コードが飛び出してきた。
これは何だっけ?
電気の師匠に改造してもらった時のものだが、元はどこに繋がっていた端子だろう。
分からなくても当面は困らないが、忘れたままだとまずいかな。
2時間ほどで作業が終了。
こわごわメインスイッチを入れてみると・・・爆発音もなく、ひと安心。
これで、北海道出発までに済ませたかったメンテナンスがひととおり終わったことになる。
バッテリーはメインもサブも新品になった。
夏タイヤを更新、ハブボルトは4輪の全部を交換。
シンクの蛇口を足踏みスイッチ式に改造。
車外引き出し式ガステーブルに照明を取り付け。
じゅうたんと座席カバーを取り替え。
腰痛対策としてレカロシートを装着。
クルマは年々快適化しているが、乗る人間のほうは年々あやしい。
出発日までに医者通いを終わらせなくちゃ