美瑛を後にして、国道39号沿いに紋別方面へ長距離走行。
無料の高速道路を通り、午前中に白滝高原キャンプ場に到着した。
ここは一人300円の入村料だけで泊まれる。
五右衛門風呂が人気のキャンプ場だが、今日は平日のせいか客は我々だけ。
早速風呂の準備にとりかかった。
写真のログハウスに4つの浴室があり、内側からカギのかけられる個室・・・家族風呂になっている。
洗い場には真新しいスノコが敷いてあり、清潔に管理されていた。
五右衛門風呂そのものはレトロだけれど、浴室内には100円を入れれば10分間お湯の出るシャワーも備わっているから、その実は近代的な設備である。
この風呂が無料というのは驚きだ。
マキは無料で使い放題。
へっぴり腰でマキ割りをするカミさん。
管理人さんの指示通りに、湯船の6分目まで水を入れてから、火付け作業。
湯は自分で沸かすことになっている。
最初はなかなか燃えないが、ある程度の火勢になると風が通り始めて良く燃える。
沸くまで1時間かかると言うので、大量のマキを放り込んで昼飯にした。
食後に浴室を覗くと、熱気ムンムンの蒸し風呂状態になっている。
五右衛門風呂のフタを開けると、まるでラーメン屋の大鍋のようにグラグラと煮えたぎり、恐ろしいほどの勢いで湯が盛り上っていた。
これに入ったら本物の五右衛門さんだ。
慌てて焚口からマキを引きずり出し、湯船にドバドバと水を足す。
管理人さんが「水は6分目に」と言っていた理由が、これで分かった。
丸い木の板に足を載せて、無理やりに沈めて入浴。
肩まで浸かると、自分の浮力も加わって少し浮き上がり、フワフワと漂う。
入浴気分は最高♪
寝る前にも入浴して、明日は朝風呂を楽しもう!