kenharuの日記

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南下

2013-10-12 | 旅行記
朝夕は寒くなった。
新潟行きフェリーに乗るために、連日、南下を続けている。

今は、多くの野鳥たちが渡りをする時期でもある。
枝幸では、ボクらよりも一足先に南下していく、ハクチョウの飛翔姿を見た。

ハクチョウは、カムチャッカあたりから北海道に渡ってきて、凍結しない水面を求めながら、徐々に本州へと南下していく。

名寄付近には、落穂を食べるオオハクチョウが居た。

旅の栄養補給である。

そして今日は、新十津川の田んぼでマガンの大群に遭遇。

繁殖地であるシベリアから、越冬のために飛んできたのだろう。

クルマを止めて見上げていると、マガンたちは稲刈りの済んだ田んぼに降り立った。



その数およそ500羽~700羽。
この群れも南下を続けて、真冬までには、宮城県の伊豆沼に入るのだと思う。

さて、ボクらは新十津川で温泉に浸かってから、今夜のねぐら、道の駅「しんしのつ」に到着。
明日はさらに南下して、小樽のフェリー乗り場へと向かう。
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美味しいランチ

2013-10-10 | 旅行記
枝幸から音威子府、美深、名寄、旭川というルートで南下した。
その道中で食べた、美味しいランチを紹介する。

まずは、「えさし丸」の「カニかき揚げウドンorソバ」。


枝幸名物のカニがたっぷり入った、大きなかき揚げがのってくる。
この天ぷらが旨い。さらに、ウドンもソバもちゃんと美味しい。
揚げたての天ぷらを、煮えたぎったスープに載せて出されるので、猛烈に熱い。
ネコ舌の人はなかなか食べられないだろう。

「えさし丸」・・・枝幸町のホテルニュー幸林の左隣にある土産屋。
魚介類の土産が格安。特にホタテの貝柱は北海道の最安値レベルだと思う。


次は30種類もの野菜を美味しく食べさせる「オルト」


920円のスペシャルランチ。
まず最初に、野菜の具がたっぷり入ったスープが出てくる。


スープを飲み終えると、店の看板である野菜料理の盛り合わせと、豚肉の煮料理が登場。

今になってこの写真を見ると、もう驚きは感じないが、実物にはインパクトがあって、味も素晴らしかった。
ランチだから、コーヒーもついている。

店のご主人は、「茹でただけの蟹をドーンと出したり、刺身を載せただけのドンブリが北海道の味というのは情けない。地元の野菜を美味しく食べてもらいたいと考えた」と言う。
料理人の心意気が生んだ、傑作ランチである。

オルト」名寄市日進町1084-2  01654-3-0722
場所は日進駅の駅前。無人駅の周りには畑しかないから、野中の一軒屋も同然で、すぐに分かる。人気が高いのに席が少ないので、予約を入れないと入店出来ないことが多い。
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山の幸、海の幸

2013-10-09 | 旅行記
眼の良いカミさんは、ヤマブドウを車窓から見つけられるようになった。

この一ヶ所だけで10キロほども採れそうだったが、ボクの高枝切りハサミ(3mもの)では届かなかった。

結局採れたのは僅かな量にすぎなかったが、カミさんは嬉しそうにぶどう酒作りの方法をネット検索している。
発酵させるのか、それとも単なる焼酎漬けにするのか、いずれにしても、しばらくは楽しめそうだ。

夕方、枝幸付近の漁港に到着した。
ここには友人が滞在していて、既に100本近いサケを釣り上げていた。
早速、釣り場のポイントを教えてもらい、フカセの手ほどきを受けながら2時間ほど釣った。
あっけなく3本をゲット。

一番下のが79センチのオス。
魚体が立派なので記念撮影。

「こいつをチャンチャン焼きにして、晩飯にしよう」
外は寒いので、無料キャンプ場のログハウスまで走った。

ログハウスにはちゃんとした台所がある。


ストーブがあって自由に使える。


驚いたことに、炊きつけや薪も無料だ。

これで暖かな晩餐会が出来る。

大鍋が二切れの切り身でいっぱいになった。


友人流の味噌仕立てチャンチャン焼きが完成。

4人では食べきれなかった。
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ワンコインランチ・山ぶどう狩り

2013-10-07 | 旅行記
道の駅「チューリップの湯」の朝は冷え込んだ。

目盛りは7℃付近。
窓の外に見えるのは、道の駅のモニュメント。

先日は網走のワンコインランチ「栗の木」を紹介したが、今日は紋別でワンコインランチを食べた。
その食堂はバスセンターのすぐ下にある、味処「あづま」。

車一台がやっと通れるような路地にあるが、店の前に広い駐車場がある。

ボクは日替わりランチ500円。


カミさんは刺身定食500円(数量限定)


午後、走行中にヤマブドウを発見。
ボクのクルマは、こんな場合に備えて、3メートルまで伸びる高枝切りバサミを積んでいる。何でも出てくるドラエモンのポケットだ。

これだけ採ったところで日が暮れてしまった。

ぶどう酒を造るには、まだ量が少ない。
明朝もブドウ狩りをしよう。
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北上

2013-10-06 | 旅行記
常呂漁港で釣り暮らしを始めてから、今日で1週間が経った。
昨日の朝、幾つものサケの群れが、次々と港外へ泳ぎ出る姿が目撃されている。そして、それ以降は釣れなくなった。
遡上に備えて港に集結していたサケたちは、北にある常呂川に向かったのだろう。

ところが、先週末の釣り新聞に、この漁港の情報が載ったそうで、昨日の土曜日から釣人が激増した。

車のナンバーを見ると、札幌、旭川が多い。
せっかく数百キロも走ってきたのに、タイミングの悪いことだ。
今朝はアタリさえも無い状態なのに、早朝の寒さをこらえ、みんな黙々とルアーを投げ続けている。

サケの群れを追うわけではないが、ボクらも港を出て、オホーツク沿いを北上することにした。
竿を仕舞っていると、カミさんが「残った餌は捨てたの?」。
残りの餌はちゃんと保存してある。

一緒に漁港暮らしをした友人と別れて、国道238を走り出した。

今夜のねぐらは、湧別町にある道の駅「チューリップの湯」。
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漁港暮らし

2013-10-04 | 旅行記
この漁港に入ってから、今日で5日。
とめたクルマのすぐ前の埠頭が釣り場だから、まるで自宅の縁側から竿を出しているような気楽さである。
昨日の釣果は3本で、今日はボウズだった。

今朝も4時ごろから釣り始めた。
サケマス釣りでは、東の空が明るくなり始めるころが、一番良く釣れるゴールデンタイムである。
この時間になると、ホタテ船が一斉に出航して行く。

荘厳な眺めである。

今朝の釣りは不調だった。
ここに来た日は良く釣れていたのに、その後は日ごとに釣れなくなっている。
日中になると、さらに釣れなくなり、埠頭は閑散とする。
そうなると、カミさんたちがチカ釣りやサバ釣りをして遊ぶ。
友人の奥さんが、自分で釣って調理した、小サバとチカの味噌煮を差し入れてくれた。

アッサリ味が美味しかった。

あと2日ほど、この港で遊ぶつもりである。
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港で遊ぶ

2013-10-02 | 旅行記
昨日今日は漁港でサケ釣りをした。
早朝は釣人で混み合うが、昼近くの埠頭はこんな様子になる。

日中はあまり釣れないが、のんびりと椅子に座って、日向ぼっこしながらのサケ釣りも良いものである。

外海から漁港に入ってきたばかりのサケは、きれいな銀色をした「銀ジャケ」だが、日が経つにつれて銀色のウロコが失われて、黒茶色の皮膚に変わる。
この変化を「ブナがかかる」と言う。

メスの銀ジャケが釣れたので、卵をイクラにはしないで、お気に入りの「味噌漬け筋子」にした。
まず、鮭子を割って開き、キッチンペーパーで包む。


それを、ミリンで溶いた味噌を塗った、キッチンペーパーの上に載せる。


鮭子の周り全部を味噌で覆い、新聞紙で何重にも包む。


これを冷蔵庫に2~3日寝かせれば、鮭子の水分が抜け出て、味噌漬け筋子が出来上がる。
銀ジャケの卵は皮が柔らかいから、イクラにしても筋子にしても、口に含んだだけでプチプチとはじける。

ブナのかかった、背中が黒ずんでしまったメスを開腹したら、お産間近な卵がバラバラになって出てきた。
バラけた卵は筋子にならないので、醤油漬けイクラにした。


せっかく作ったのだが、皮が硬くて食べにくい。
噛んでも、何割かが歯にかからずに、口中を逃げ回る。
噛み潰せば、口の中に皮が残る。
一粒を床に落としたら、ポーンポンポンと弾んだ。
このイクラをどうしよう・・・

釣人が少なくなる日中に、カミさんたちが漁港の海面を泳ぐ小魚の群れをすくいとった。

地元の人が「サケの稚魚ではないか」と言ったが、たぶん違う。

カミさんたちが、小魚にタマネギとカボチャを混ぜて


かき揚げにしてくれた。

なかなか美味しかった。
獲ったその場で、料理をして食べる。
キャンピングカーはキッチンカーでもある。

明日もまた、この港で遊ぶ。
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