気象の変化で、わが越谷市は洪水のリスクが高くなっている。
以前掲載した画像だが、これはわが町の洪水時想定水位。
上の矢印は利根川氾濫の想定水位で、下は近所の小河川の水位。
どっちにしても平屋のわが家は住めなくなる。
利根川は、過去カスリーン台風時に加須市付近で氾濫し、死者1100人、30万戸が浸水被害を受けている。
最近の気象変化を考えると、利根川氾濫に備えたマイタイムラインが必要に思える。
次の利根川河川事務所の絵図にはゾッとさせられる。
一番右に利根川があり、その標高は海抜20メートル。
絵の中央に越谷市があり、わが家の標高は7メートルである。
利根川があふれると、主に中川沿いに低地に向かって①→②→③と、東京都の江戸川区まで洪水が広がると想定されている。
そして窪地である越谷市は「長期にわたって水が引かないだろう」と言う。
(注記:昔の利根川は東京湾に注いでいたが江戸時代の治水で人為的に太平洋に導かれた。だから利根川は氾濫すると昔の流路に戻ろうとする)
利根川が危険水位に達したら、家を捨ててキャンピングカーで逃げようと考えているのだが、その避難経路の選定が難しい。
南北に走る国道4号線は、道自体の標高が低すぎるうえに、北上すれば利根川に近づくし、南下すれば洪水の進む方向に一致する。
東方には中川があるから、近場で逃げられそうなのは西方の大宮あたりになる。
しかし大宮へ向かう途中には、見沼地区などの低地が多く、避難が遅れれば通れなくなる可能性もある。
マイタイムラインの考え方を取り入れ、避難路と避難開始のタイミングを検討中である。
.