愛知県西尾市にある、道の駅「にしお岡ノ山」で朝を迎えた。
朝ドラを見ながら朝食を済ませ、ぐずぐず過ごしていると11時近くになった。
クルマ旅を始めたころのボクは、昼近くまで道の駅に居座るキャンピングカーを見ると「何をしているのだろう?」と不思議に思ったものだが、今になってみると不思議でも何でもない。
にしお岡ノ山の直売所は、野菜や食品の品揃えが多彩で面白かった。
魅力的なモノから、あきれるようなモノまである。
バカ高い黒ニンニクの傍では、黒ニンニクの皮まで売っている。
ポリフェノールが含まれるから煎じて飲め、という説明書きがあった。
これは超新鮮なソフトクリーム。
牧場からの直行便とあるが、トイレに直行しそうだ。
道の駅を出て、伊勢湾沿いの一般道で、三重方面へ進んだ。
愛知県の飛島村を通った。
ネット検索で「飛島村は日本一の金持ち村」であることを発見。
早速、カーナビの目的地を村役場に設定した。
村見学をしていこう。
立派な村役場が見えてきた。
人口4500人の村である。
役場で資料を頂戴し、いろいろ教えていただいた。
村の歳入額は約76億円。
村の規模から見て、標準的とみなされる歳出額は、歳入額の半分以下だという。
もし支出を標準レベルに抑えれば、毎年38億円以上が余る計算で、これを村民4500人で山分けすれば84万円にもなる。
村が豊かなのは、湾岸にある火力発電所や倉庫群などのおかげらしい。
村営の温水プール。
これとは別の場所に村営温泉もある。
村営の小中一貫校「飛島学園」
グランドがすさまじく広かった。
村の長寿祝い金が豪華だ。
90歳で20万円。
95歳だと50万円。
100歳まで生きれば100万円。
一般道を四日市、鈴鹿、津と走ったが、いたるところで渋滞にはまった。
その疲れをとるために、磨洞温泉に入浴。
温泉で元気を回復し、30キロ南にある道の駅へと向かった。
ところが、松坂市内を抜けるまでが大渋滞。
「夜は走らない」という原則を大きく破って、今夜のねぐら入りは8時過ぎになった。
今日はくたびれた。