先人たちの助けを得て、ようやくリチウム化が完了した。
ボクと同じく、電気には弱いけど自力でリチウム化したいと思っている人が居るかもしれないので、完成までの経過をまとめておくことにする。
1.リチウムバッテリー、BMS、ブルートゥースモジュール、以上3点の購入
購入したサイトは
アリエク
lifepo4バッテリー
BMS(120アンペア、バッテリーマネジメントシステム)
ブルートゥースモジュール(BMSと同じ画面)
2.リチウムの4セルを一体化
4つのセルを強固に
一体化する
4つのセルをバスバー(電極をつなぐ金属板)で直列につなぐ。
セル直列で、12.8ボルトの新電池が出来上がる。
3.組み上がった電池にBMSとモジュールを取り付ければ完成
取り付け方は
このようにした
組み上がったセットは、そのまま旧来の鉛バッテリーに置き換えることが出来る。
鉛バッテリーの両極に接続していた配線を、そのまま継承すれば良い。
BMSはブルートゥースでスマホと連携させて操作した。
電池の状態を閲覧したり、管理条件を設定することが出来る。
そのアプリは xiaoxing BMS で検索してダウンロードする(スマホによって異なる)
グーグルプレイに載っているアンドロイド用アプリは使い物にならない。
ボクが使っているのは xiaoxiang のアンドロイド用 バージョン2.1.1024 である(その後、3.1.1021の方が良いとする情報があった)。
4.容量いっぱいに充電したければ、昇圧機能つきの走行充電器を追加する
ボクが購入したのは
RENOGYという走行充電器(50アンペア)
RENOGYの
取扱説明書
バッテリーのプラス端子に取り付けた走行充電のケーブルを外して、RENOGYに移すことになるが、
取説に詳しい配線図がある。
以上でおしまい。
今回のリチウム化にボクが期待した効果
①充電容量が2倍以上になる
旧電池は鉛2本で200AHだが、使えるのは半分程度の100AH
新電池は4セルセットで280AH、その8割が使えるので224AH
②電圧管理のストレス軽減
鉛は一度放電しすぎると一気に能力が落ちる。
10万円出して買った3本の鉛電池を1年少々でダメにした経験がある。以来、電圧計から目が離せなくなった。
③軽量化
今回下ろした鉛バッテリーは2本で60kg、積んだリチウムは20キロだった。
kenharuの快適化目次は
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