ごっとさんのブログ

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全豪オープンテニス ベスト8

2016-01-25 10:28:39 | テニス
このところテニスの話が多くなりますが、私の家は9時から一日中テレビはテニスだけのようなものですので、先週はほかの情報が入りませんでした。

今日は資源ごみを出す日でしたが、本当に寒く外の水道の下のカメは厚い氷となっていました。日が当たっている8時ごろで氷点下の気温というのは、この辺りでは珍しい寒さです。

さて全豪オープンですが、錦織は昨日の4回戦に快勝し、ベスト8に入りました。グランドスラムは世界の強豪128人が参戦する中で、トップの8人に入るというのは、これだけでもすごいことだと思います。
大阪なおみは、3回戦で元女王アザレンカと対戦しましたが、今回の優勝候補だけあり、全く歯が立たず完敗しました。それでもこの試合は彼女にとって得るものが多かっただろうと感じました。

前回錦織の2回戦まで書きましたが、3回戦からはシード勢同士の戦いとなります。相手はスペインの27シードでしたが、1セット目は錦織らしさが十分出て、順調にとることができました。ところが2セット目はサーブが入らなくなり、ストロークも悪く簡単にとられてしまいました。
テニスは試合時間が長いですので、ずっと集中力を保つのが難しく、実力が接近してくるとそれの勝るほうが勝つということのようです。それでも3セット後半からよくなり、3,4セットを取り3-1で勝利しました。

昨日の4回戦はフランスのツォンガで、第9シードですので実力もほぼ同じ、しかも昨年の全仏で負けた相手です。ところが錦織の調子が非常によく、1セットを簡単にとってしまいました。この時点でツォンガはどこかの治療をしましたので、やや調子が悪かったのかもしれません。苦戦を予想していた割には、その後も順調にポイントを取り、3-0で完勝しました。これで明日の準々決勝はたぶんNo1ジョコビッチへの挑戦と思っていました。

午後にそのジョコビッチの試合があり、ほかのことをしながら時々見ていました。相手は14シードのフランスのシモンで、あまりよく知らない選手でした。ジョコビッチの楽勝と思っていたこの試合が、かなりもつれてきたのです。
シモンという選手はそれほど鋭い攻めはないものの、確実に返すタイプの選手でした。長いラリーとなりますので、ジョコビッチが我慢できなくなるのか、ミスが増えてきたのです。通常の試合の倍以上のミスをして、なんとファイナルセットにもつれ込みました。さすがにファイナルセットはジョコビッチが集中し、いつもの強さになり4時間半に及ぶ試合を制しました。

しかしこの試合は錦織にとっては有利になりそうです。1日空きますので、疲れは取れると思いますが、この試合でジョコビッチの弱点が少し出たような気もします。この常勝王者ジョコビッチを破るのは錦織であってほしいという、昨年からの願いがかなうのか、明日の準々決勝が楽しみです。