残念ながら昨日錦織はジョコビッチに負け、準決勝進出はなりませんでした。
このところテニスブログのようになっていますが、グランドスラムはお祭りのようなもので、テニス漬けの毎日となっています。ジョコビッチを筆頭とする上位陣にいかに若手が挑むか、今シーズンは世代交代になるのかというのも注目点でした。
その前日の試合で、錦織のライバルと私が勝手に言っている、カナダのラオニッチが第4シードのワウリンカに挑戦し、フルセットになる接戦をものにして、若手の意地を見せました。錦織も王者ジョコビッチを破るのではないかという、かすかな期待を持っていました。
ブログでも書きましたが、錦織は4回戦で強敵ツォンガと非常に良い試合をして、勝ち上がり一方ジョコビッチはシモン戦で苦戦し、100本ものエラーをして、フルセットでやっと勝ったという経緯でした。
昨日はナイトセッションに回り、5時から開始となりました。試合が始まると両者、動きもよく対等の感じでした。問題は3-2となった6ゲーム目の錦織のサービスでした。順調に3ポイント取り、あと1ポイントでこのゲームを取りタイになったと思っていました。ところがここから錦織が攻め急ぎすぎたのです。自らのミスが続き、なんと4ポイント連取されてしまったのです。ここで錦織が痛恨のダブルフォルトが出て、このゲームを取られてしまいました。このリードを挽回できず、セットを奪われましたが、これで錦織もじっくり攻めるようになるのではと思っていました。
ところが2セット目は、錦織がより攻め急ぎだしたのです。ジョコビッチの球は、守っているといってもかなり鋭く帰ってきますので、それを強く攻めるのでは、ミスのほうが多くなってしまいます。結局2セット目は自滅した格好で、良いところなく取られてしまいました。
それでも3セット目はこの戦法が功を奏し、ジョコビッチの最初のサービスゲームを破り、始めてリードしました。このように攻め続けた場合、ボール1個分外に出ればミスとなり、ラインにかかればポイントとなるという、いわば賭けのようなゲーム展開です。こんな賭けに勝ち続けることは難しく、すぐ追いつかれてしまいました。この辺りはジョコビッチの「しっかり守って相手のミスを待つ」という戦法に見事にはまってしまったわけです。結局このセットも取られ、ストレートで敗れてしまいました。
錦織も決して調子が悪いわけではなかったのですが、全体の印象としては自滅してしまったようです。これを見ると錦織は、まだまだ上位陣の壁を破れるところまではいっていないようです。今シーズンは始まったばかりですので、これから多数の試合をこなす中で、何とか糸口を探してほしいものです。
このところテニスブログのようになっていますが、グランドスラムはお祭りのようなもので、テニス漬けの毎日となっています。ジョコビッチを筆頭とする上位陣にいかに若手が挑むか、今シーズンは世代交代になるのかというのも注目点でした。
その前日の試合で、錦織のライバルと私が勝手に言っている、カナダのラオニッチが第4シードのワウリンカに挑戦し、フルセットになる接戦をものにして、若手の意地を見せました。錦織も王者ジョコビッチを破るのではないかという、かすかな期待を持っていました。
ブログでも書きましたが、錦織は4回戦で強敵ツォンガと非常に良い試合をして、勝ち上がり一方ジョコビッチはシモン戦で苦戦し、100本ものエラーをして、フルセットでやっと勝ったという経緯でした。
昨日はナイトセッションに回り、5時から開始となりました。試合が始まると両者、動きもよく対等の感じでした。問題は3-2となった6ゲーム目の錦織のサービスでした。順調に3ポイント取り、あと1ポイントでこのゲームを取りタイになったと思っていました。ところがここから錦織が攻め急ぎすぎたのです。自らのミスが続き、なんと4ポイント連取されてしまったのです。ここで錦織が痛恨のダブルフォルトが出て、このゲームを取られてしまいました。このリードを挽回できず、セットを奪われましたが、これで錦織もじっくり攻めるようになるのではと思っていました。
ところが2セット目は、錦織がより攻め急ぎだしたのです。ジョコビッチの球は、守っているといってもかなり鋭く帰ってきますので、それを強く攻めるのでは、ミスのほうが多くなってしまいます。結局2セット目は自滅した格好で、良いところなく取られてしまいました。
それでも3セット目はこの戦法が功を奏し、ジョコビッチの最初のサービスゲームを破り、始めてリードしました。このように攻め続けた場合、ボール1個分外に出ればミスとなり、ラインにかかればポイントとなるという、いわば賭けのようなゲーム展開です。こんな賭けに勝ち続けることは難しく、すぐ追いつかれてしまいました。この辺りはジョコビッチの「しっかり守って相手のミスを待つ」という戦法に見事にはまってしまったわけです。結局このセットも取られ、ストレートで敗れてしまいました。
錦織も決して調子が悪いわけではなかったのですが、全体の印象としては自滅してしまったようです。これを見ると錦織は、まだまだ上位陣の壁を破れるところまではいっていないようです。今シーズンは始まったばかりですので、これから多数の試合をこなす中で、何とか糸口を探してほしいものです。