ごっとさんのブログ

病気を治すのは薬ではなく自分自身
  
   薬と猫と時々時事

ウインブルドン前哨戦面白い経過

2018-06-22 10:32:22 | テニス
芝のグランドスラムであるウインブルドンテニスが来月開催されますが、先週からその前哨戦である芝のコートでの大会が色々開催されています。

今週の大会では男子がドイツのハレでゲーリーウエバーオープン(ATP-500)が行われ錦織と杉田が出場しています。女子はイギリスのバーミンガムでネイチャーバレークラシックが行われており、大坂なおみが出場しています。

大坂はこの前の大会でもベスト4に進出し、大いに期待していました。こういったヨーロッパでの試合は日本時間の8時から10時ぐらいになりますので、ライブをゆっくりと見ることができます。

大坂の1回戦はイギリスの下位の選手とあたり、相変わらず鋭いショットと早いサーブで終始主導権を握り、6-1、6-2と危なげなく勝ち上がりました。大坂は前の大会で芝にも慣れており、特に問題はなさそうでした。

2回戦もスロベニアの予選勝ち上がりの選手でしたので、安心して見ていたのですが、どうも動きが悪いのです。得意のサーブもあまり入らず、普段なら取れそうなショットも対応できていませんでした。おかしいと思っているうちに1セットを3-6で取られてしまいました。

このセット間で大坂はトレーナーを呼び、横になって何か話していましたが、そのまま棄権してしまいました。どこが悪かったのかよく分かりませんが、前週の疲れが出てしまったのかもしれません。

さて錦織の1回戦は地元ドイツの選手でしたが、錦織はこれが芝の初戦ですのでやや心配していました。それでもややもつれましたが6-3、7-6とストレートで勝ち上がりました。

2回戦はロシアの若手のハチャノフで、伸び盛りというやや厄介な相手でした。ところが錦織が何かおかしく、ショットに切れがない以上にミスが多いのです。こんなにエラーの多い錦織はあまり見たことがなかったのですが、2-6、2-6とあっけなく負けてしまいました。

もう一人の杉田は最後のほうに組まれていましたので夜中になり見ていないのですが、このところ1回戦敗退が続いており、好きな芝コートで頑張れと思っていました。1回戦はドイツの同じぐらいのランクの選手で、フルセットともつれましたがなんとか2時間以上の試合を勝ち抜き、やっと連敗を脱出しました。

2回戦は全仏オープン準優勝のティエムでこの大会でも優勝候補となっていますので、勝つことは無理だろうとみていませんでした。ところが朝起きて結果を見るとなんと6-2、7-5で勝っているのです。本当にテニスはわからないものですが、杉田にとっては大金星です。

幸いWOWOWのオンデマンドでこの試合を見ることができますので、これからゆっくり見るつもりです。杉田がこのあとどこまで勝ち上がるか楽しみにしています。