ごっとさんのブログ

病気を治すのは薬ではなく自分自身
  
   薬と猫と時々時事

今年最初のテニスツアー「ブリスベン国際」

2019-01-05 10:01:14 | テニス
早くも今年度のテニスツアーが開催され、全豪オープンの前哨戦としてブリスベン国際がオーストラリアで開催されています。

これは男女とも同時開催で、日本からは男子が錦織圭、西岡良仁、内山靖崇が、女子は大坂なおみが参戦しています。ATP250の小さな大会で、出場者も32人と少ないのですが、今年最初の大会として注目されています。

大坂なおみは第2シードとなり1回戦免除で、2回戦は地元の18歳の若手と対戦しました。こういった若手は予想外の力を発揮したり、大坂は初戦ですので若干不安はありましたが、本来の強さを発揮し6-3,6-2のストレートで勝利しました。

準々決勝はランキング11位のセバストアとの対戦となりました。出だし大阪は不調でサーブも入らずミスも多く最初のサービスゲームを失ってしまいました。その後徐々に調子は上がってきたのですが、追いつくことができず3-6で1セットを取られてしまいました。

それでも2セットになると大坂本来の調子が戻り、ミスも少なく圧倒し6-0と1ゲームも与えず取ることができました。ファイナルセットはセバストアも頑張ってきましたが6-4で取り、逆転勝利で準決勝進出を決めました。

男子の西岡は第6シードのデミトロフでしたので、あまり良いところがなく3-6、4-6で敗退しました。

内山は非常に頑張り予選勝ち上がりでしたが、1回戦フランスの若手に6-4、7-6で勝ち、2回戦は第3シードのエドモンドに7-6、6-4のストレート勝ちを納め、自身初の準々決勝進出となりました。

準々決勝はフランスの40位シャルディーとの対戦でしたが、1セットは4-6で取られたものの、2セットは6-3で取り返しました。ファイナルセットは互いに譲らずタイブレークまでもつれこみましたが、惜しいところでこれを取られ6-7で敗れてしまいました。

さて錦織は第2シードでしたので1回戦は免除で、2回戦はアメリカの63位の選手でしたので、初戦という硬さはあるものの7-5、6-2と危なげなく勝ち上がりました。

準々決勝は同世代のデミトロフで、ややランキングは落としているもののこのところ好調の選手です。錦織も最初から集中しており、ほぼ互角の戦いとなりました。5-5となったところで錦織がリードし、これをうまく守って1セットを7-5で取りました。

しかし2セットに入っても同等の戦いとなり、全く目が離せませんでした。それでも5-5となったときまたもやデミトロフが大きなミスを犯し、これに錦織が付け入りみごと7-5で勝利しました。

この大会は第1シードのナダルが脚の故障で欠場しましたので、錦織の優勝が期待できます。この今年最初のツアーで大坂と錦織が準決勝進出を決めたことは、今年もこの二人の活躍が期待できそうです。