オーストラリアで開催されているブリスベン国際(ATP250)については、大坂なおみと錦織圭が準決勝進出を決めたところまで書きました。
大坂の準決勝はウクライナの27位ツレンコと対戦しました。この選手はショットもそれほど鋭くはなく、大坂が簡単に勝つだろうと思っていました。
試合が始まると、ツレンコはフットワークもよく大坂の鋭いショットに良く対応していました。相手がよく拾っているのに対し、大坂はだんだんミスが多くなってきました。得意のサーブも入らなくなり、ショットも微妙に外れてきました。
こうなると大坂の一方的なミスが目立つようになり、1セットは2-6で取られてしまいました。大坂はこういう場合に立て直すことが全くできず、2セットも2-6で取られあっけなく敗退です。
この試合は完全に大坂が自滅してしまい、ツレンコは何もしないうちに勝利が転がり込んできた感じです。なんでこんな展開になったのか、やはり大坂はメンタル面をもうすこし鍛えないといけないようです。
錦織の準決勝はフランスの40位シャルディーとの対戦となりました。このあたりの選手ですと、錦織は全く寄せ付けず一方的な展開となり、6-2、6-2のストレートで僅か1時間8分で勝利しました。
決勝戦はロシアの新鋭22歳で第4シードのメドベージェフとの対戦となりました。この選手は昨年後半あたりから良い成績を残し、一気に16位まで上がってきた選手です。錦織とも昨年ジャパンオープンの決勝で対戦し、この時はあっさり錦織を破って優勝しています。
196センチの長身で鋭いサーブと良いフットワークを武器にして、安定したショットを持つ期待の若手と言えます。
1セットは予想通り互角の展開となり、非常に素晴らしい試合となりました。20ショットを超える長いラリーや、ネットへ出てのボレーとロブという多彩なショットの応酬となりました。セットの終盤にメドベージェフのダブルフォルトのスキを突き、錦織が6-4でこのセットを取りました。
2セットも錦織やや優位を維持していましたが、8回もあったブレークポイントを最後の詰めができず逃したのに対し、メドベージェフは1回のチャンスを生かし3-6でこのセットを取りました。
ファイナルセットもこの見ていて楽しいテニスが続きましたが、錦織の安定感が増してきたのに対し、メドベージェフはややミスが出るようになってきました。この機につかんだリードを錦織がうまく保ち、6-2で念願の優勝を果たしました。
錦織は何と3年ぶりの優勝で、決勝戦9連敗という弱さをやっと払拭することができました。メドベージェフに対しては昨年のリベンジを果たしたことになります。
すぐに始まる全豪オープンに向けて前哨戦での優勝はこれ以上ない良いスタートとなりましたので、これからの活躍を期待しています。
大坂の準決勝はウクライナの27位ツレンコと対戦しました。この選手はショットもそれほど鋭くはなく、大坂が簡単に勝つだろうと思っていました。
試合が始まると、ツレンコはフットワークもよく大坂の鋭いショットに良く対応していました。相手がよく拾っているのに対し、大坂はだんだんミスが多くなってきました。得意のサーブも入らなくなり、ショットも微妙に外れてきました。
こうなると大坂の一方的なミスが目立つようになり、1セットは2-6で取られてしまいました。大坂はこういう場合に立て直すことが全くできず、2セットも2-6で取られあっけなく敗退です。
この試合は完全に大坂が自滅してしまい、ツレンコは何もしないうちに勝利が転がり込んできた感じです。なんでこんな展開になったのか、やはり大坂はメンタル面をもうすこし鍛えないといけないようです。
錦織の準決勝はフランスの40位シャルディーとの対戦となりました。このあたりの選手ですと、錦織は全く寄せ付けず一方的な展開となり、6-2、6-2のストレートで僅か1時間8分で勝利しました。
決勝戦はロシアの新鋭22歳で第4シードのメドベージェフとの対戦となりました。この選手は昨年後半あたりから良い成績を残し、一気に16位まで上がってきた選手です。錦織とも昨年ジャパンオープンの決勝で対戦し、この時はあっさり錦織を破って優勝しています。
196センチの長身で鋭いサーブと良いフットワークを武器にして、安定したショットを持つ期待の若手と言えます。
1セットは予想通り互角の展開となり、非常に素晴らしい試合となりました。20ショットを超える長いラリーや、ネットへ出てのボレーとロブという多彩なショットの応酬となりました。セットの終盤にメドベージェフのダブルフォルトのスキを突き、錦織が6-4でこのセットを取りました。
2セットも錦織やや優位を維持していましたが、8回もあったブレークポイントを最後の詰めができず逃したのに対し、メドベージェフは1回のチャンスを生かし3-6でこのセットを取りました。
ファイナルセットもこの見ていて楽しいテニスが続きましたが、錦織の安定感が増してきたのに対し、メドベージェフはややミスが出るようになってきました。この機につかんだリードを錦織がうまく保ち、6-2で念願の優勝を果たしました。
錦織は何と3年ぶりの優勝で、決勝戦9連敗という弱さをやっと払拭することができました。メドベージェフに対しては昨年のリベンジを果たしたことになります。
すぐに始まる全豪オープンに向けて前哨戦での優勝はこれ以上ない良いスタートとなりましたので、これからの活躍を期待しています。