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薄毛は根本治療が可能な時代に

2022-02-01 10:26:02 | 健康・医療
床屋に行って最後に合わせ鏡で後頭部を見ると、地肌が見えるほど薄くなっています。前から見るとかなり頭髪は残っていますので、後ろの薄毛はあまり気にしないようにしています。

多くの人が薄毛や禿げで悩んでいるようですが、男性型脱毛症(AGA)は医学的治療により治る時代になったという記事を見ました。

ここでは薄毛のメカニズムや治療法を解説していますが、あまりにも簡単に治るようで、AGA治療の宣伝のような気がしますが紹介します。

日本では成人男性の4人に1人(約1200万人)が薄毛に悩んでいるといわれています。男性型脱毛症(AGA)はすでに原因が解明され、医学的な治療により薄毛が治る時代になっているとしています。

男性型脱毛症は20年前から根本的治療薬である「フィナステリド」による治療がすでに行われており、今や薄毛は医療で治る時代になっています。

少し前のまだ確実な治療法がなかった時代には「植毛手術」や「かつら」といった限られた対処法しかなく、高齢になれば薄毛でも仕方ないという風潮もあったかもしれません。

男性の薄毛は男性ホルモンが原因とされていますが、男性ホルモン自体が直接的に悪さをするわけではないようです。男性ホルモン(テストステロン)は体内で酵素によりジヒドロテストステロン(DHT)に変換され、このDHTが薄毛の直接原因となってしまいます。

治療薬であるフィナステリドは、男性ホルモンがDHTに変換されるのを抑制することで、AGAによる薄毛を根本原因から改善することができます。フィナステリドの効果は薄毛進行を止めるだけと考えられていますが、それ以上の効果があるようです。

AGA治療によりDHTが無くなることで弱っていた毛根細胞も回復し、細くなってしまった毛も太く回復することが分かってきました。AGA治療をすると男性ホルモン量が下がるという情報がありますが、これは明らかな間違いです。

フィナステリドは男性ホルモンがDHTに変わるのを止めるだけですので、テストステロンを下げることはありません。また男性機能低下、勃起不全、男性不妊などの副作用についても、世界的に多くの研究でフィナステリドが影響することはないと報告されています。

AGAは早期治療が効果的で、できるだけ早期から治療を開始した方がより改善することがすでに証明されているようです。この様な解説記事がありましたが、DHTが薄毛や脱毛の一因であることは確かだとしても、それだけが原因とは考えにくいような気がします。

単に男性ホルモンがDHTに変換する酵素を阻害するだけで、薄毛が改善するというのは本当に科学的な証明ができているのか疑ってしまいます。たぶん人によっては少しは効果がある程度ではないかと思っています。


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