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海外旅行の思い出 その3

2015-10-23 10:25:53 | 旅行
今回はオーストリア(オーストラリアではありません)に行った時の話です。オーストリアは、首都ウィーンがかなり有名ですが、観光に力を入れていないのか、あまり行ったという話を聞かないような国です。今回はその田舎町グラーツでの学会に出席した時の話です。

こういった小さな空港ですので、当然直行便などなく、ドイツのフランクフルトでの乗り換えとなりました。フランクフルトまでは特に問題なく到着したのですが、かなり遅い便で現地時間の夜の9時過ぎだったと思います。乗り換え時間は2時間以上あったので、のんびりトランジットのチェックインカウンターに行ったところ、いくつかの航空会社のブースがあるのですが、私の乗る航空会社がないのです。

JALのカウンターがあったので、ここなら日本人がいるだろうと行ってみましたが、日本語ができる人はおらず、どこに行ったらよいか聞いてみたところ、そばにある大きな電光掲示板に、その便のゲートナンバーが出るので、直接ゲートでチェックインするということでした。幸い近くにバーカウンターがあり、そこでビールを買って飲みながら待っていました。

最初は周りにも多くの人がおり、さすがに日本人はいないようだなど、ガイドブックを見たりのんびりしていましたが、時間がたつにつれ急激に人が減ってきても、まだ私の便のゲートは空欄のままです。やや不安になってきたころやっと番号が出ました。急いでそのゲートに行き、無事チェックインができ、かなり広い待合室に入りましたが誰もいません。しばらくたっても誰も来ず、不安になりゲートに行きましたが、そこにいたお姉さんも姿を消しています。どうしたらよいかは当然わからず、空港全体にも人影がまばらになっています。

何とかなるだろうと、誰もいない待合室にいると、搭乗時間間際に一人入ってきました。結局搭乗してみると、50人乗りぐらいの飛行機に私を含めて3人しか乗客がいませんでした。海外にもこんな赤字路線があるものだと感心しているうちに、無事グラーツの航空に到着しました。
時間が午前2時ぐらいなので、タクシーがいるか心配しましたが、2台止まっていました。そこに乗り込もうとすると、座席がひどく汚いのです。それでも座ろうとすると、運転手が何か言って呼んでいます。なおオーストリアはドイツ語圏ですが、英語だったようで、どうも助手席に座れということのようでした。その後何回かタクシーに乗りましたが、常に助手席に座ったので、オーストリアはこれが普通のようでした。

ホテルの部屋に入って落ち着きましたが、別に問題はなかったもののかなり疲れた旅行の始まりでした。

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